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アート

映画 スポットライト・世紀のスクープ

2016年4月24日(日)

2日連続で映画。

映画なんて好きだから毎日観ても平気だし。もし仮に映画だけ観て仕事になるような職業があるならやってみたいものだわ。まあ、評論家みたいな方はその類なのかもしれませんけど。評論家って職業もあくまでもその人の視点で評論するからそれが多数の意見ぽくなるのはどうかと思います。俳優や女優に絞って評論する人もいれば、監督、スタッフだったり、映像技術だったり機材だったり、ロケ地だったり、裏話だったり・・・なのでどんな自称評論家たちの勝手な意見よりも

まずは自分の目で自分のお金で映画館で観ろ!

さて映画。アカデミー賞受賞作品なのに上映劇場が少なすぎってのがまわりの映画好きの意見。いつもの109川崎でも取り上げていなくて、今回ははじめて109二子玉へ初遠征。ちなみに109シネマは川崎をホームに、サブホームを木場。かつて鉄の女を観るために湘南(辻堂)まで足を運んだ程度で第4館目となりますわ。

11時頃の上映会にも関わらず家を出たのは10時15分頃。寝坊とてっきり11時半だと思ってたのでさあ大変。猛ダッシュ!!。しかも二子玉なんて電車で通る事はあっても降りたことなんてもう20年近くないような。もちろん駅前再開発で現在は東急不動産が「二子玉ライズ」ってなパークを造ってからは初。
その20年近く前に降り立った時ってたしか東急ハンズに買い物に行った思い出が。もう覚えてません・・・・

移動中に場所の再確認をし、駅直結ってのは了解済み。
降りて雨にも濡れずにすぐに着くのかと思ったら、パークビルが一棟じゃなくていくつも分かれていることに気づきあせる。しかも109シネマは最も奥のほうなんだね。

11時ちょい前に無事到着。

ここもつい先日の川崎のような混みよう。その例の子ども向け映画とガチンコに被っているようで、コンセッションスタンドは肉フェスのプレハブに並ぶような人だかり。ああ二時間喉乾いたらどうしよう。カバンにはキャンディとプロテインゼリー飲料しかないや。まあいいけどさ。

109でも最も新しく出来た劇場なのでキレイだね。
でもモギリの通路の白壁はどうなんだろ。明るすぎてどこかの企業の廊下みたい。もっと映画館ってダークでこの薄暗い先で上映されている物語の想像を掻き立てるような演出があるべきだと思うのだけどな。
5番シアター。すでに6割ほどの席が埋まり、最終的には8割。9割弱程度は埋まっているのかなあ。
アカデミー賞作品だからってのと、上映館が少ないってのがあるのかなあ。層的には中間。

楽しみだったのは最新館のエグゼの座り心地。実はエグゼに座った時は3人ほどしかおらず、その後ろが全部埋まっていて前列ってみんな知らないんだなーピッチ広いのに。と思ってたら、5番シアターってエグゼは自分が座った1列しかなかったと。へーーーーーーーーーーー。

従来のシートより化繊感があって、車のシートみたいな素材!?ピッチは変わらず????どうだろ???もしかしたら若干、数センチ狭いかな????ま気にならない程度。テーブルは若干広めでドリンクホルダーとロッカー付き。木場のエグゼのテーブルと従来型を合わせたような感じかな。

さて映画 スポットライト 世紀のスクープ

実話を基にした映画って好きだなあ。スポットライトとはボストンにあるグローブ社の日刊紙の名称。
教会の神父による児童への性的虐待を暴いていくストーリー。隠蔽体質のカトリック教会。検挙できない警察と検察。法廷で裁くことのできない裁判所に判事。証拠書類は封印され闇に葬られ、被害者は精神的な病を抱えたまま大人へと・・・

グローブ社の編集部に新しい編集長マーティ(リーヴ・シュレイバー )が着任。スクープ専門に扱うスポットライト班に「教会内で神父が児童へ性的虐待していることを探ってみたらどうか」と投げかけることから始まる。表沙汰にならず全ての組織で隠蔽体質で取材も難航。点と線をひとつずつ結びあげついに・・・・
てなストーリーだけど、性的児童虐待ってのは何もボストン、全米に限らず、世界規模の問題のよう。この映画の中では当初10数人の神父が最終的には300人近くが検挙。世界規模となると一体何千、何万の神父が罪を重ねているのかと。
神父へ取材を行った際(姉が割り込み追い出されてしまうシーン)、認めるがそれは虐待ではない~。とまじめな顔して答えているのだが、彼らには性的虐待は罪でも何でもなく普通に頭を撫でる程度のこととしか思っていないのかと!?だから、閉ざされた教会や宗教の中では当たり前のことと考えられてきたのだろうか・・・。

スクープが報じられ、表沙汰にできなかった被害者から多くの声があがることでストーリはおしまい。

一体、なぜ?

ってのはありませんでした。

スポット班の編集長マーティ(リーヴ・シュレイパー)は、完全なるチェックメイトで主人公ボビーフィッシャーの相手役ボリス・スパスキー役で出演してますね。とてもクールな表情が印象的。デスクのウォルター役は昨年のアカデミー賞作品賞受賞「バードマン」で主人公リーガン・トムソン役で男優賞にノミネートしたマイケル・キートン。

エンドロールをしっかり見届ける事こそが映画製作に携わる全ての方への賛辞でマナーと思うわけだが

MASANOBU TAKAYANAGI

しかも結構最初の方にしかも大きな文字で出てきた方。おおお日本人もハリウッドで活躍してるんだなあ。ってさっき調べたら撮影監督で、ハリウッドの製作サイドで最も著名な日本人みたいな方で、最近ではつい先日公開した「ブラックスキャンダル」や我らのヒロイン!ジェニファー・ローレンス主演「世界にひとつのプレイブック」などの撮影監督も担当しているとのこと。

彼に限らず、小さい文字でも日本人の名前を多く見かけるようになりました。遠い地、世界のハリウッドで活躍し、自分の名前が生まれた地の日本のスクリーンで映されるなんて光栄なんだろうなあ。

映画館を後に、二子玉駅までライズをウロウロ。なんとなくだけど横浜のクイーンズスクエアっぽい?あっちは屋内か。こちらは半屋外。
この駅までのストリートで色々な催し物を行っていて家族連れや若い中高生が多い印象。
今日みたいな休日はどこも混雑しているのであえてデートコースってのは

ないなー。

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