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危険物取扱者試験 [乙種第4類]受験してきた。

2016年5月26日(木)

国家試験である危険物取扱者 乙種第4類を受験してきた。

そもそも国家試験なんて無線従事者試験の1アマを受験してきたのが数年前。結局実らず今は様子を伺っているような状態。
ほんと久々の国家試験で今年のターゲットになったのが

危険物取扱者試験

高校生頃だったか同級生が受験してきて、カンタン!簡単!お前も受けたらいいのに!って言われたのが記憶にあって、そう難しくない試験なんだろうなあってずっと思ってた。特に危険物を扱う場なんてガソリンを入れるときくらいで特に免許が必要になるわけでもないが、乙から甲までコンプリートしたらスゴいんだろうなあと簡単な気持ちで勉強開始。

まあケミカル分野なんて全くの素人。多分高校生以来の勉強なんだろうと頭は割りと新鮮。この新鮮さが最終的には合格できたんだと思うけど、乙4

同級生がカンタン!って言ってたのは一体なんだったんだ!!ってくらいそんなにカンタンじゃないなあ。もう20年も前の事だから当時はカンタンだったのか知りませんけど、ここ最近の合格率は30%程度。合格率30%ってカンタンじゃないよ。無線で言うならば陸特1くらいかな。

そう!試験を終えた感じたのはその陸特1を終えた時と全く同じ感覚だったんだよね。
手応えなし!極めて不合格に近いような、決して合格するような気分にはなれない。
一体いままでの勉強は何だったんだろう!てな気持ち・・。

5月25日(水)10時 中央試験センターにて試合開始!
受験票が届かなくて一体どうなってん?と思ったら電子申請した人はネットでダウンロードっていうからビックリ。自分で印刷してハサミで切って写真貼って準備ですよ。しかも4月末にはそのメールが届いていて気づかず・・・・。この危険物試験ってもっとも合理化された試験かも。開催数も多けりゃ、受験者数も多いんでしょうね。なので受験料も安い!3400円。甲でも5000円。

京王線の笹塚から徒歩10分もかからない場所にある危険物試験の聖地、中央試験センター。無線従事者試験で言うなら晴海の無線協会の「江間忠ビル」か。
集合時間の10分前の9:35に到着。試験会場は2Fと3Fに別れ、自分は3Fの会場へ。出席率約6割程度かなあ。前はいるけど後ろはしばらく空席だったと思う。男7:3女。年齢層は30~50代が多く、いかにも学生!ってのはいなかったと思うかなあ。みんなどんな職業なんだろ?まあこの手の試験は、6割は仕事上で必要な方々、2割は就職や転職に役立てたい、1割は学校の授業の一貫、残りは自分のように「まあエキシビションてな気持ちで受けておくか」みたいな人なんだろうなあ。

危険物に関する法令 15問(9問以上)
基礎的な物理学および基礎的な化学 10問(6問以上)
危険物の性質ならびにその火災予防および消化の方法 10問(6問以上)

各60%以上で合格 試験時間は2時間

使った書籍類は初学なのでとにかくカンタンなもの、かつ問題集が1000本ノック級に揃えられているもの・・・・なんせ資格試験は一に過去問ニに過去問、三四に過去問。過去問にはじまり過去問に終わるってくらい、とにかくひたすら過去問を解くことが王道だよな。

今回使用したのはオールUーCAN。
最もカンタンそうだったのと、かつてFP試験でも使ったことがあった経験から。写真右の一問一答が電車などで重宝するんですよ。とにかく!ひたすら!解きまくれ!みたいな感じが資格試験の勉強には良いのですよね。

よく資格試験の勉強=学校の勉強と混同しちゃう方がいるけど、理屈で覚える時間があるならカタチで覚えることが近道だったりするんですよね。1+1=100という問がある場合、なんで100なのか?じゃなくて、100だからとして覚えるしかないのが資格試験なんだよね。
さらに今回は全くの初学だったので、いきなり一問一答からスタート。わからないからこそ!脳に焼き付けるためにひたすら問題!当然間違えてよし!わからなくてよし!できなくてよし!からなんだよね。

一問一答を2往復+どうしても間違えてしまうところを重点
速習レッスン(テキスト)は辞書代わり
予想問題集は2往復

速習レッスン付属の2回分問題集を1往復、予想問題集付属の4回分の問題集を1.5往復

勉強をスタートしたのがGW突入数日前。まだそのころは一問一答のみ。GW明けから問題集とテキストの往復。

自分ではもっと問題集を解く時間が欲しかったのが悔やまれる。せめて3回転はしたかった。なので試験前日に「やった!感」はあまりなく不安感と五分五分程度感。問題を解いてて合格ラインの6割を超えたのは試験前の4日前だったし。

実際に受験してみて思ったけど、U-CANの問題集のほうが難しく思えたな。試験問題のほうが「え?こんな問題出しちゃっていいの?」てなレベルがいくつかあってホッとしましたね。
その他、まったく見たことのない意味不明な問題が2問、確実に間違えた2問、どっち付かず4問 その他大勢てな感じでしょうか。

1-ブタノールについて・・・これってU-CANには掲載していなかった危険物。もちろん意味不明!。多分、ナントカ?ールなのでアルコール類だろうって思ってたら第2石油類なんだって。
空気や日光が苦手で加熱や衝撃で爆発の危険性・・・・ジエチルエーテルか二硫化炭素のどちらかで迷ったんだよね。さんざん・・・・。二硫化炭素は水中保存するってことが空気を避ける?って思って撃沈。ジエチルエーテルが正解。

てな具合なかんじ。

危険物の種類等は語呂合わせで覚える!ってあるけど自分は苦手。すんごく苦手。そのゴロがドンピシャならまだしも、無理無理ゴロ合わせしているようなものだと返って間違う元だし、そのゴロを覚えるのが手間。なので普通に覚えてますね。

メチルとエチルの違い・・・・
「酔っぱらいがメチャ毒舌でヒドイエチケット無視で熟睡」
(アルコール類、メチルアルコール・毒性・燃焼範囲が広い、エチルアルコール・麻酔性)
だってさ。覚えられないってば。

普通にエチルは引用可能のお酒みたいなもの=酔うから麻酔性。メチルはその反対で毒性がある。って覚えるほうが楽ですけど。

ちなみに、国家試験にも関わらず問題は持ち帰ることができません。なので、過去問で検索しても出てこないんですよね。書籍やネットなど、すべて予想問題というか創作問題なわけですね

試験を終えると机に貼ってある受験番号シールを剥がして問題に貼り、退出時に解答用紙と共に提出することになります。なので、問題用紙に落書きやら変な計算式など書きたくないなー。帰り際、一応免許申請キットみたいな封筒が渡されます。

結果発表は当日13時から張り出し?でも11時前には試験を終えて退出。待つわけにもいかないので、結果は翌日の昼にネットで公開したものを確認

たしか来月に合否通知のはがきが届いて免許申請可能なのかな?

目標は来年2月の甲。それまで8月、11月と残りの乙4科目を受験する予定。

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