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ニコンカレッジ 単発

2016年11月23日(水)

カメラについてマイプロデュース!
ニコンカレッジ単発!?

現在、ランドマークタワーで開催中のニコンカレッジを受講中なのだが、今日は新宿校で単発開催の

「D7200を使いこなす動きもの系」を受講

講師は現役プロカメラマンでカーレースなどの流し撮り名人!?の池之平氏。
旅客機撮影も動きもの系なのでテクニックを習おうと参加してきた。

新宿エルタワー 28F
新宿って何度も来たことはあるけど、相変わらず地理がよくわかりません。なんとかそっち方面に歩いてビルにたどり着いたけど、平日で大勢の人がいると迷っちゃうかもね。

28Fに着いたらニコンプラザもあってレンズやカメラ、修理受付も行っているんですね。帰りに寄るとして、教室に着いたら一番ノリだった。こちらは横浜と違ってちゃんと事務局の方もいらして出席を取ったり庶務を行ってましたね。

参加人数は20名弱くらいでこちらも横浜同様男女比5:5。スポーツや動物、電車、飛行機などの動きもの系をターゲットにしている方が集まってます。
ほとんどは家族などのスポーツなのかな。そして撮り鉄。飛行機もそこそこいたようですけど、自分の真後ろに座った2名の女性。ここで初めて会った方々だと思うけど、飛行機女子でしたね。私は羽田!私は入間!なんか聞こえてきますし、どちらも初めたばかりみたいで長玉のレンズが高すぎてどうしよう・・・みたいな会話も聞こえて来ましたね。

1日だけの講義しかもわずか2時間程度。なのでどちらかと言えば詳しいことは置いておいて触りのみ!?ってカンジなのかな。
流し撮りのテクニックというよりは、D7200を使って流し撮りを行う場合はこういう設定をすると良い。みたいな講義ですね。プロのようなかっこ良い流し撮りのテクニックはまた別な講義になるみたいだしね

釣り竿の先につけたおもちゃの飛行機をブラブラさせて、「はいみなさん撮影してみてください!」と早速実践。
がしかしみなさんド素人集団なので適当・・・・写っているんだかただシャッター押しているんだか・・・。

撮りますよ!って段階で試し撮りをしてどんな設定にしなければならないのだが、みんな素人なのでスイッチ入れてシャッター押すだけ。
いやいや違いますよね~。背景はどうなのか?明るさは?どんな動きが想定され・・・を考えてみましょう!

と講義が始まります。

2時間なのでそう大した話はできないものの、面白いなあ。勉強になったなあって思ったのがフォーカスポイントの設定。
今流行のカメラってフォーカスポイントが蜂の巣にようにあってどこからどうターゲットが来ようとへっちゃら!どこからでもかかってこい!ってな高機能なんだけど、プロのみなさんはそれを過信して使わない!というんだよね。これって横浜で講義を受けた畑氏もそうだし今回の池之平氏も同じ意見だったんだよね。

横浜の講義の場合は基礎編なのでS(シングル)を使うってのはわかるけど、動きものはてっきり51点か3Dかと思ってたら、なんと9点で十分とやら。んまーーープライベートで21点を使うかなーんーーーてなカンジで普通に9点が限界らしいんだよね。
でなんで9点で十分なのかって、これは自分も気づいていたんだけど、3Dや51点で本当のターゲットを追ってそうで追いきれていないってこと。

この写真は先日、船を使って羽田沖で撮影したアンダージェット。一見かっこよくて良さそうに見えるけど、ピント位置が微妙に見えませんか?3Dで撮影したものですけど、本当はL1のドアをメインに、コックピットやJAPANあたりをターゲットにピントが合っていると良いはずが、ギア付近になってますよね。ってことでその他はぼんやりしているようなカンジ。

こちらも悪くないけど、厳密なピントはL1ドア付近にあるべきなんですけど、こちらもギアカバー付近。この画角だと全体的にターゲットが動いているので51点や3Dだとピントの合わせ場所が追いついていないで判断されちゃったようなカンジなんですよね。

なので、ターゲットは原則1点に集中しましょうよ!ってのがプロの意見。へーーーなるほど。1点を補うかたちで残りの8点=d9(AF-C d9)となるわけで、それが51点とか3Dとかなるととてもじゃないけど追いきれてないからムリと。例え話だけど、遠くのターゲットを狙うのにあっちもこっちも!?さらにコンピュータ制御でどこに当るかわからないものを使うのではなく、ライフル銃のように一点一撃必殺を心がけると良いと納得ですね。

鳥のように飛び立つ瞬間などを狙う際は、ある程度飛ぶ予知をしてシュミレーションするのも手とか。鳥は風下から風上に向けて顔を向けているし飛びたつのだからそれを考えていればある程度は予想が付く。その飛び立つ瞬間の位置をシャッターポイントして設定しておけば後は待つのみ。てな具合。

短い時間だったけど納得することは多かったなあ。

帰りは隣にあるニコンプラザを見学。主に修理に持ち込む方が訪れる場所だけど、半分はニコン製品の一部を手にすることができるデモコーナーとレンズの貸出もできるらしい!?。はじめてD5触ったけど、想像していたのより軽いんだね。もっと重量感があるかと思ってた。たしかに重いけど作りがしっくりきているのか重さをカンジないってのが正直なところなのかなあ。

エレベーターホールで待っていたら、池之平氏が来てビルを出るまで簡単な会話。フォーカスポイントの件とか、無限遠のピント調整やフィルム時代の会話などできました。

また別な流し撮りの別な講義もあるので是非とのこと・・・・

 

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