2018年7月21日(土)
2018夏!北海道へ行ってきたシリーズ!「3日目・室蘭、鉄道の旅」
7月8日(日)滞在3日目
3日目の朝は雨だったみたい。今日もなんとなくどんよりな天気。ただ日中は雨は降らないみたい。少しだけ暖かい。
撮りフェスは2日目あと半日で終了。撮影した写真データを提出しないとね。締切14時ギリギリだと混むようだから昼頃を目標にしよう。それまでは市内を探索して撮影かな。車を使わずに鉄道を利用して室蘭まで行ってみようと思う。
ルートインから徒歩1分に東室蘭駅がある。小さい頃はこの駅が最寄りだったわけだけど、随分と変わったなあ。駅前の雰囲気はほぼ当時のままかもしれないけどこの駅舎がねえ。
※写真はすべてRAW現像のみでJPEG撮って出し相当です。
ルートインを出て東室蘭駅に向かう途中に撮影。線路まで近く遮蔽物が無くてシューターにはナイスなポジション。都会ではあり得ないわ。スーパー北斗1号札幌行が到着した瞬間。
駅構内に入ったところ。かつてはエスカレーターなんてなくてね。若干くの字になっていたと思う。
キハ143が1両編成。昔はキハ58だったかなあ。3両くらいはあったかと思う。あとはDD51に客車が引かれていた時もあったよ。最後尾に車掌車を引いてねえ。懐かしい。電化はしているけど気動車なんだね。久々の気動車。楽しみ。乗客は5名ほど。
発車まで時間があるのでホームでたくさんの写真を撮影した。きっとこのホーム自体は30年前と変わっていないんだろうなあ。多分・・・
ローカル線って感じだね。料金箱に整理券。切符を販売していない駅もあることでしょうから運転士が料金の授受を行うときもあるようだ。終点室蘭に到着して切符を運転士に渡すのか?料金箱に入れるのか?思わず迷ってしまったけど、普通に「駅で渡してください」と言われてしまう。そりゃそうだよなあ。
写真撮っておけばよかったなあと思ったのはシートコンフィグレーション。このようなボックス席の他、通路の反対側はシングルのボックス席があって、入り口付近はベンチシートになっていてトイレも付いている。
いざ出発進行!なにせディーゼルだからノッチをゆっくり1に入れたとして息がかかるまでのタイミングなんてゆったりしすぎで、いや慎重すぎやしないか!?ってこっちが心配になってしまう。いまは電化された車両はVVVFインバータ制御だから、誰でも簡単に!?マスコンを力行に一気にガッツリ入れたとしてもコンピュータ制御。しっかりゆっくりスムーズに滑らかに加速。それがこのキハなんてのはエンジンの声に耳を傾けながら、尻に振動を感じながら体感で操作だもんなあ。
この窓の曇り具合。汚れが・・・・たまには洗車しないと。とはいえ普段からあまり乗客はいないから気にしないのかなJR北海道。いつも乗る京浜東北線なんてちゃんと洗車してるぞ。
お金といか売上というか、比較にならないけどその日本の大動脈かつ超ドル箱路線の京浜東北線と室蘭線。東室蘭から室蘭まで乗ったり降りたり都合乗客10組程度。多分約2,000円の収入。7kmの区間。蒲田~品川間とほぼ同じ区間。同時刻8:30頃の休日だとしても、軽く2000人は乗るでしょうから、軽く350,000円の収入。その差・・・スゴい。その人数が室蘭~東室蘭間に乗車したらどうなっちゃうんだろ。めっちゃ経済潤うんだろうなあ。
輪西を飛ばしてみさきになってしまった。あまり馴染みがない駅。輪西は祖父母や従兄弟が住んでいた町なので馴染み深いのだが。車窓から見た輪西の町も小さくなっていたなあ。むかしはもっと賑やかだったのだけどね。室蘭全体が小さくなっちゃったんだな。かつての人口は16万人!という時代もあったのに今は9万人を下回っているんだよね。
母恋。日本の駅で恋が付く駅って4つしか無いんだよね。関東だと西武線で国分寺にある恋ヶ窪駅があるね。元々はこの近くの海でホッキ貝が多く採れたことをアイヌ語での言い回しがボコイにつながったよう。たしか駅弁でもホッキ飯?ホッキ弁当?だか有名なんだよね。あとは母恋から南に行くと、室蘭の観光名所のひとつ地球岬がある場所。
わずか7kmほどの鉄道の旅はあっという間に終点室蘭駅。てっきり「鉄道唱歌」や「アルプスの牧場」「ハイケンスのセレナーデ」なんかが流れるのかとおもいきや、ここは自動放送か残念。
室蘭駅を降りたら正面に地図。室蘭って足のカタチをしているんだよ。自然の湾になっているのが特徴で港町。でも登山ができる山があり、スキー場があり、港があり、海水浴場があり。いい街だよ。
新室蘭駅。新しくなった室蘭駅。新しくなったというよりは移転したんだよね。これから向かう旧駅舎が1897年建築で100年後の1997年に新室蘭駅が建設された。
駅前の道路。ホテルミリオン・・知らなかった。調べてみたら窓なしの部屋は安いみたいだけどちょっと・・・
旧室蘭駅舎内。思い出せないんだよね。キオスクがあって待合室があって、みどりの窓口があって・・・どこにどう?全然記憶にないや。正面のパネルのウラへ何やら展示物があるようなので・・・
昭和19年の鉄道地図があった。昭和だな。最も栄えていた時代のひとつか。すごいな。当時は樺太まで鉄道が伸びていたのか。いまやこの半分、いや1/3程度に減らされかあ。釧路以東、旭川以北はまずなくなってしまうとか。代わりっちゃどうなんだか、高速道路が建設され高速バスで移動という手段に代わりつつもあるようだけど・・・
旧室蘭駅舎。いまは文化財として保存しているほか、室蘭の観光協会が使ってるようだ。この位置、正面に長い階段があってかつて、小学校の頃に課外授業で駅舎の絵を描いていたんだよなあ。懐かしい。この階段の脇に映画の公開パネルなんかも飾ってあったりしてね。
さて室蘭滞在3日目前半の模様はこの辺で。後半はまた書くとしましょう。