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2018夏!北海道へ行ってきたシリーズ!「6日目4/4・幌延にてサロベツ木道を歩く」

2018年7月31日(月)

2018夏!北海道へ行ってきたシリーズ!「6日目4/4・幌延にてサロベツ木道を歩く」をマイプロデュース!

7月11日(水)北海道滞在6日目

サロベツ湿原センターを後にして幌延ビジターセンターへ。
方面的にはオトンルイ方面へ戻るかたちになるのだが、最初に行くべきか後にすべきか迷ったんんだよね。ただここももし!?があったので本命のサロベツ湿原センターをクリアしてから幌延ビジターセンターへとなったわけ。まあ今日のような天気の場合は崩れる心配は0%に近いのでどっちが先でも良かったのだけど。
サロベツ湿原センターを見学し車に戻る頃には大型のバスが到着し、どこかの建設会社の作業服を来た一行が到着し賑やかになっていた。暑くて暑くてレストハウスの「ソフトクリーム」の昇りが気になって仕方なかった。この辺りの豊富町は酪農も盛んなので良質な牛乳で作ったアイスクリームなんて美味しいんだろうなあ。7月なのに夏らしくない日が続いたのでこうも暑いとやっぱりアイスだよなあー。セイコマのメロンアイスさえ食べてないしなあー。車の中は猛暑だからなおさらアイスが食いてー

けど結局食べずに幌延ビジターセンターへ向かった。

※写真はすべてRAW現像のみでJPEG撮って出し相当です。
※写真の掲載順は時系列です。

 


D850 + 24-70mm 1/1600 F6.3 ISO200 36mm WB:晴天

道道106号天塩稚内線を南下。しばらく進むと左手に幌延ビジターセンターへ通じる道がある。迷うこと無く到着「幌延ビジターセンター」。
定番の展望台に駆け上がって写真・・・

やっぱり利尻富士の存在感が大きい。改めて写真を掲載して気づいたけど左上には渡り鳥の一団11羽が写っていた。北を目指しているようで樺太にでも行くのかな?
実はこの場所は初めて訪れる場所。よく北海道を旅している方のブログでは拝見していたわけで、いつか来たいなあっとずっと思ってたので来れてよかったわ。写真の左手から来てビジターセンター前を右折するのだけど大型のダンプが多く駐車していて、ここには普通車は入っちゃダメなのかと思った。要はビジターセンターに車を停めて歩いて来る場所なのかとね。
でも全然そんなことはなくこの展望台の下に駐車することは可能ですから大丈夫です。ただダンプの方々も駐車して休憩をする地点のようなので入って左手側は開けとくと良いかと。普通車は展望台の直近まで来たほうが良いですね。

先客には若い子が1人。軽く挨拶を交わした後は降りていった。バイクで訪れている方でたしか三重ナンバーだったと思う。


D850 + 24-70mm 1/3200 F6.3 ISO200 38mm WB:晴天

これから向かうサロベツ木道。
ビジターセンターの裏には片道3kmの木道が続く。写真に写っているのは長沼。長沼、小沼、パンケ沼。サロベツ湿原には最大のパンケ沼とペンケ沼とあってパンケ沼に落ちる夕日&利尻富士は最高なシチュエーションらしい。憧れるなあ。
本当は雨竜沼湿原へ行くハズだったのに行けなかったので、今回こそ!木道で湿原巡りとなったわけ。

D850 + 24-70mm 1/3200 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

西側に視線を向けると、オトンルイの風車群が見える。ちゃんと28基あるね。直線距離にして4.5km。青空だーーーーーー。すごいなーーー。


D850 + 24-70mm 1/1600 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

車に戻って身支度。最初はカメラだけ持っていこうと思ったけど片道3km、往復6kmだから考えてみればそれなりの長丁場だよな。しかもこの天気。なにかあるわけではないけど、ここはリュックで行くことにした。約300ccの水とビジターセンターの自販機で買ったジュース350cc。双眼鏡にカメラ、帽子にサングラス。装備はアウトドア仕様。
さて行くか~ 清々しい空気に一面、”緑”。あーーーなんて素晴らしい光景なんだろう。木道って好きだな。雨竜沼湿原は残念だけど、緑に囲まれた木道をテクテクと風を感じ葉が擦れる音、鳥のさえずり、虫たちの声を聞きながら歩くのってホント好き。なんか色々な事を考えることができるというかなんて言うかね。

ほどなく進むとキャノンの上位機種を三脚に構えたシューターの方2名。野鳥を狙っているようなのだけど、大して広く無い木道で三脚広げるって・・・・。あまりマナー的によろしくないのではないかな。歩く人が来れば避けてくれるのだけど、それがシャッターチャンスだったりすると返って迷惑だ!なんて思われるわけでしょ。なんか違うんだよなあ。


D850 + 24-70mm 1/2500 F6.3 ISO200 29mm WB:晴天

湿原には遮るものが無くほぼ平地で水平。なので利尻富士が目に入ればシャッターを切っていた。もうずっとこんな光景が続く。一応、様々な植物や動物、虫たちがいるようなんだけど目立って出会えていないような・・・・。そういやここにもヒョウモンチョウのような蝶が飛んでいた。例のヤマキマダラヒカゲなのかな。ビジターセンターのパンフではクジャクチョウがいるとのことなのだが・・・羽根を広げるとまさにクジャクのような模様で特徴的なんだよね。閉じた姿は地味だけど。
そんな蝶に出会えるのかー と期待しつつも出会わず。

ずっとこんな光景が続く

D850 + 24-70mm 1/1250 F6.3 ISO200 70mm WB:晴天

時折、すれ違いポイントがある。木道ですれ違えないことはないので、どちらかというと観察ポイントなのかな。

長沼の周辺を歩いていたときに、戻ってきた方とすれ違いで軽くこんにちわー。実はこの方、サラリーマンの格好しているので出張ついでなんだと思うけど、昨夜初山別の宿、岬の湯で宿泊していた方なんだよね。自分がお風呂から出てビンのコーラをラッパ飲みしながら廊下で初山別のギャラリーをウロウロと眺めていたら、ちょうどお風呂へ行くところだったんだよね。軽く会釈して・・・・
翌朝、みさき台公園で写真を撮って車に戻って出発の支度をしていたら、セダンのレンタカーで先に出発していったんだよね。

なので時間的な流れを考えると、自分は早々にサロベツ湿原センターへ行ってここへ来る間、そのリーマンの方は先に幌延ビジターセンターの木道を歩き終えてきたってことなんだな。
しかしこのリーマンの方、Yシャツにスラックスに革靴、片手に500ccの天然水を持って6kmかあ。いくら平坦の木道で比較的歩きやすいからといってその格好ってねえ。ようやるわ。木道でも時たま破壊されていて泥っぽい場所とかあるからね。

その後、きっと誰かとすれ違うハズ。どんな方が先にいるんだろうって思って歩いても一向に誰も来ず。振り向いても誰も来ず。

この写真の先には猛禽類が写っているんだよ。トビだと思うんだけど、このトビ・・・まったくバカにして人の頭上を旋回して様子を伺ったと思ったら、こうやって行く先に止まってるんだよ。おおお!トビ!!近ずづいて写真でも撮ろう!って思う距離になると飛び立ってさー そしてまたぐるっと飛んで、また先で待ち構えているんだよね。

歓迎されているのか、遊ばれているのか・・・・ いつまで経っても彼には追いつきませんでした。

D850 + 24-70mm 1/1250 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

片道3km、約45分少々でたどり着いた。ゴール!ほぼ水平の先にはなんとなく建物が見えてきたので、きっとビジターセンターのようなものがあってここも人がいるんだろうなあっと終盤は足早になっていたのだが、着いてビックリ。

「なんだよ!誰もいねーーーーーーおっ」

って叫んでしまった。
駐車場にベンチにトイレ、水飲み場(ちゃんとキレイな水が出ます)、野鳥の観察台、阿舎(壊れて登れない)とあり、そのシーズンになればそれなりの人が集まるのでしょうけど、今いるのはカラスたちだけ。

D850 + 24-70mm 1/1250 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

亜舎。上がれず。途中に立見台ってのがあったけど、ここも階段が壊れていて上がれず。しっかしこの静けさ・・・この付近人類自分ひとり!
多分、今日ここで誰かを待っても誰も来ないと思う。キツネもクマも現れないだろうなあ。

そしてまた3kmを引き返す。

D850 + 24-70mm 1/2500 F6.3 ISO200 38mm WB:晴天

結構暑い・・・・。思ったより水分の消費が多く、持ってきた飲み物もペースを考えて飲まないとモタないわ。失敗したなあ。車に残っている2Lのペットの水。あと1.5L程度は残っているんじゃないかな。どうしてその水を500ccのペットを満タンにして持ってこなかったんだろうと反省。大した距離じゃないでしょう・・・往復6kmくらいって思ったんだろうなあ。イケないな。
復路は往路以上に長く長く感じたわ。木道の足元には50m置きだったかなキロポストがあるのでカウントダウンできるのだが、遠い・・・・
しかも出会わず。いつまでも続くこの光景・・・・

D850 + 24-70mm 1/1250 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

小沼。この地点で幌延ビジターセンターまで残り2kmほど。沼からの海抜ほぼ0mなのでめちゃ近く見える。吸い込まれそう・・・・怖っ。
あと2kmかあ。長い。

結局この先のスタート地点である幌延ビジターセンターまで誰とも出会わなかったんだわ。そして例のシューター2名はまだ三脚拡げているし。

ビジターセンターに着く頃は結構ヘトヘトに。まるで映画ブラックホークダウンの最後のシーン。デルタとレンジャーがパキスタンスタジアムに向かってフラフラになりながら駆け込むシーンだわ。
到着後、車から2Lのペットをがぶ飲みしたのは言うまでもない。

ヌルい


D850 + 24-70mm 1/1600 F6.3 ISO200 24mm WB:晴天

さて幌延ビジターセンターを後に最終目的地である稚内を目指します。
その途中でみかけた牧草ロール。この光景も北海道らしいよね。真っ白なものがほとんどだけどたまに黒と白のキャンデーみたいな牧草ロールもあるんだよね。あれは意図しているのかな。

稚内では夕日の撮影をしたんだよね。

続く

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