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グルメ

久々に「いきなりステーキ」へ行ってきて思うこと。

2018年8月20日(火)

久々にいきなりステーキへ行ってきたことをマイプロデュース!

実に半年振り2月以来のいきなりステーキへ行ってきた。かつては週に1~2回の頻度で通っていたのだが、ここ最近は行く機会が無かったのと、「混んでいる」という印象が強くなって足が向かなくなった。

たまたま門前仲町方面へ用達があったのでついでに門前仲町店へ行ってきた。開店は11時。入店したのは11時半過ぎころだったかと思う。お店によっては開店早々に並んでしまうような人気店もあるので心配したが、店内は開店直後の第一陣の数組が肉食していたところだ。

目当ては肉っ気っていうよりは、ハンバーグが食べたくなるんだな。安いしボリューミーでワイルド感。なによりレアで出てきたものにナイフを入れ熱々の鉄板で好みの状態に火を入れるあの作法が好きなんだな。

サイドメニューは不要。そもそも肉を食べに来ているわけなのでライスやサラダのようなものは頼まない。ここはファミス感覚じゃないし。


注文後に思い出した。肉マイレージカードの存在。ゴールドカードは提示するとソフトドリンクが1本無料なんだよな。なので「黒烏龍茶」を頼んだら出てきたのが、コレ

でかい!えーーーー。

いつのまにかプライベートブランドかよ。

かつて提供していたサントリーの黒烏龍茶が高く付くと想像。そりゃー外のモノを買うより自社ブランドにしちゃったほうが安価だよな。その代り量を多くしましたのでゴクゴクと・・・みたいなパッケージじゃないか。

製造は国産でメーカーは知らない。
んーーちょっとコクというかパンチが弱いというか・・・まあいいのか!?無料だし量が多いから?あの小型ペットボトルは好きだったんだけどなあ。そもそも500ccのペットって余ることが多いので、家飲みでグラスに出して何日かにわけて飲まないと飽きるんだわ。なので大きいサイズのペットは自分にしてはありがた迷惑。


でーーん!登場したのは300gのワイルドハンバーグ。1,100円。付け合せを変更できるようで通常のコーンから、ブロッコリーに変更。

ソースはかけちゃだめなんだよ。これは付けて食べることをオススメ。ソースにニンニクをたくさん入れることをおすすめ。そしてソースが足りなくなたら甘口のステーキソースを継ぎ足す。なぜかけちゃいけないか?って、それは肉を付けることで肉汁が加わり、新たな旨味が増すからなんだな。

お腹が空いてたので軽~く完食。


ハンバーグを食べて改めていきなりステーキを思った・・・・
飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長中なのはわかる。なんせステーキを立ち食いで提供だもんな。立って食べるから回転が良い。食べたい量(グラム)で提供するから多すぎず、少なすぎずなのでお腹の好き具合で頼める。立ち食いなのに焼き加減を注文できる。がしかし!「レアがおすすめですよ」って言うのは、肉の美味しさを推奨しているのではなく、「レアだと早く焼けるからさー」と言っているようなもので、ここでも回転率向上が伺える。量り売りのデメリットってのは、400gと言ったところで正確に400gを切り落とせるシェフなんてそうそういない。どうしてもプラスマイナスの誤差が出てしまう。
多ければ切ればいいし、少ないなら新たな塊から切ればいい。がしかし、その切った残りってどうすんねん?ってことなんだが、そこはハンバーグの材料にでもするのだろう。ステーキ肉でハンバーグが実現。しかもお店でミンチにかければわざわざセントラルキッチンでハンバーグを作る必要もない。
調理は肉を切って(ワイルドに)焼くだけ。言っちゃ悪いが繊細さを求めないところが気軽さとなり集客に繋がっているものかと思える。
このようにして新たな形態で誕生したのがいきなりステーキなのだ(推測)。

本格的なステーキを気軽に好きなだけ食べられ、しかもかしこまる必要が無い!


でも、最近思うのはその気軽さ・・・・
気軽に入れて、立ち食いでサッサと肉をたいらげ、口のまわりの脂を拭くか拭かないかの状態でレジで会計し退店するこの流れ。

失われてはいないか・・・・って思った。当初は立ち食いスタイルだったものがいつのまにか座席が設けられ、それでも当初は「椅子席あります」ってわざわざPOPに書いてあったのだが、今や当然に椅子席があり立ち席より多く設けられているお店もある。
スタッフたちもまず「椅子席に案内」と考えているようだから、立ち席で十分な自分は恐縮してしまうわけだ。
行列ができた際でもまずは椅子席となるから、いくら立ち席が空いていても入店できないしまつ。椅子席で隣り合った客と肩を気にしながら肉食なんてゴメんだわ。

かつてのように立ち食いスタイルの印象が薄くなってしまうと、それを目当てで贔屓だった客が離れていかないかと言いたいんだよな

そう!その久々に行ってきたってのは、すでに自分が客離れしてしまった現実なんだよ。行っても、並ばせられ、立ち席でもいいのにムリに椅子席に案内するために並ぶことになり・・・。さらに新たな客は椅子席じゃないとイヤだと言い出すことになったわけで、そうなると肝心な回転率ってどうなん?


かつて贔屓にしていたMVNOのFREETEL。年に数回、自社ブランドで格安スマホを発表し、月額数百円。ただし申し込み、サポート等はネットのみ。というスタイルが好評で自分もドコモから番ポを利用して乗り換えたわけだ。ドコモのガラケーの場合、当時は最低の料金プランで3,000円/月だったのものがこれ以上安くなるプランは無いと言われ、FREETELに乗り換えた途端、1,000円/月のスマホ。しかもデータは遅いけど256Kbps(だったかな)で使い放題。そもそも光速データ通信なんかいらないから1,000円で使い放題なんて夢のようなプランだったんだわな。
その新たに生み出される新機種も機能を最低限まで削って、必要なものだけに追求した結果のものばかりだった。バッテリーの持ちの悪さ=スマホ というなら、バッテリー大容量タイプが発表され、割れた液晶のまま使い続けるのなら、新たな機種に簡単に簡単に交換できるプランが生み出されたりと。

だがFREETELは無くなってしまった・・・

実際に機種を触らないとわからない・・・・
ネットが使えないユーザはどうするんだ・・・・
対面販売くらい設けろ・・・・

勢いのあったFREETEL、社長自ら自信に溢れた新機種、新プラン発表のプレゼンには多くのメディア、FREETELファンが頷いていたのだが・・・
その勢いもあって、いつのまにか店舗展開を行うようになった。

そう、その要望に耳を傾けてしまった影響から、家電量販店の携帯コーナーの一角にモックアップを置き、販売員を設け、新たな客を呼び込もうとしたのだが、FREETELは無くなってしまった。


何が言いたいかって、いきなりステーキもFREETELも同じじゃないの!?
当初掲げていた営業スタイルを安々と変えてしまって良いものかと言いたいんだよ。

ネットで十分なユーザだけ限定しておけばよかったのに、同じ料金体系のままで、新たな客を増やそうと店舗展開しちゃったために・・・売れようが売れまいが莫大な固定費がかかるわけで、気付いたら格安の看板は外せず薄利のままでは回らなくなり・・・・

立ち食いスタイルだけ追求していればよいのに、いつのまにか椅子席客まで集客しようとした結果、かえって足を運ばなくなった客がいることを考えてほしい。

どちらもその気軽さがゴーイングコンサーンだったのではないか?追求する道を間違えなければよいが・・・!?

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