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NIKON ミラーレス一眼「Z6」初陣始動!ファーストインプレッション。

2018年12月2日(日)
NIKON Z6始動!をマイプロデュースしてみる。

どこへ持って行って何を撮るか迷った。先日も記事にしたけどコマ12を試すために飛行機撮影にするか、コンパクトさが売りなので風景やスナップでデビューさせるか。

そういやここ最近の庭園巡りは小石川後楽園だけは行っていないか。じゃあ行ってみるかと。あそこは回遊式庭園でも庭園の場所ごとにテーマがあって楽しめるんだよなあ。さすが光圀公。
ちょっと遅めの10時前スタート。遅めとはいえ今回はJR飯田橋駅から来てみた。いつもは大江戸線でぐるっと回る分、時間がかかるがJRだと早いねえ。多分大江戸線の半分以下で来られるのではないかな。飯田橋からちょっと遠回りしてしまい時間がかかってしまったが到着。
なんだか人多め。

園内は紅葉の色づきが良い感じで絵になるわね。なのでシューターも多いこと。年パスを提示してスルー。ベンチでZ6を組み立てるが、家からZ6+24-70Sを組み立てきたのでストラップを付ける程度。コンパクト過ぎてまだまだしっくり来ない。

P330にて撮影

かっこいいよな。Z6。いつもは純正のストラップは使わずじまいなんだけど、この限定のZ6!って感じが気に入ったので使わせてもらっている。
もちろん標準ストラップも用意しているので気分やシチュエーションによって変えてみよう。

Z6 + 24-70mm S (30.5mm) MODE:A 1/200 F6.3 ISO400 WB:自然光AUTO

軽い軽い。驚きだわ。んーでもあのD850のずっしり感も写真撮っている!ってのが好きなんだよなあ。ただ軽い分、とても気軽にパシパシ撮れそうなのだが。。。

Z6 + 24-70mm S (51mm) MODE:A 1/60 F8 ISO400 WB:8500K


紅葉なのでこれくらいのWBでも問題ないでしょう。ミラーレスなのでファインダー内で撮影した状態が確認できるのは確かにいいね。今思えばファインダービューだから撮影時点でWBをケルビン指定で行っているのかも。
従来機だとここまでやらないかも。だって設定画面を開いて設定してとなると手間だものなあ。

Z6 + 24-70mm S (24mm) MODE:A 1/500 F6.3 ISO400 WB:自然光AUTO

小石川後楽園の定番ビューのひとつ。この日も若干の風の影響でビルのリフレクションは望めず。天気もどんよりだしなあ。天気予報だと晴れで行楽日和って言ってたのになあ。全然晴れ間はありません。

Z6 + 24-70mm S (27.5mm) MODE:A 1/60 F8 ISO400 WB:7000K

イチョウの葉の川・・・・もっとローアングルのほうが良かったかな。

Z6 + 24-70mm S (24mm) MODE:A 1/250 F7.1 ISO400 WB:自然光AUTO

全景。ここは紅葉の木が多くて見応えあるね。昨年の秋は来なかったんだっけね。もうしばらく楽しめそう。


Z6 + 24-70mm S (24mm) MODE:A 1/500 F7.1 ISO400 WB:自然光AUTO

ああ、暗かった。修正すればよかった。失敗作品ってことで。


Z6 + 24-70mm S (58mm) MODE:A 1/60 F5.6 ISO400 WB:自然光AUTO

朱色がキレイ。背景の緑と手前の木も良いバランス構成。特にすごいと思ったのは木の表皮が細かく描かれていること。このような木だと黒つぶれしてしまいそうだけどちゃんと表現している。

Z6 + 24-70mm S (70mm) MODE:A 1/60 F8 ISO400 WB:自然光AUTO

きれいだなあ。ここからは何枚も撮ったけど、少し橋が隠れる程度が良いかなあ。WBを少し調整してみるのもいいかも。

Z6 + 24-70mm S (49mm) MODE:A 1/160 F5 ISO400 WB:自然光AUTO

紅葉(もみじ)の背景に紅葉(こうよう)。色被り感はあるけど悪くないかな。


P330で撮影

ぐるっと一周まわってから、ZTF+16-80mmに付け替えてみた。ちょっと頭でっかちな感じ。こうやってみるとほんとZ6って小さいよなあ。
実はZTFがちょうど良いバランスになっていて三脚ネジもあるのでこのような構成の場合はZTFを三脚に据え付けたほうが良いだろう。

Z6 + ZTF + 16-80mm  (38mm) MODE:A 1/80 F7.1 ISO400 WB:7000K

はい、16-80mm。ハズレません。全く違和感ナシ。

Z6 + ZTF + 16-80mm  (26mm) MODE:A 1/250 F8 ISO400 WB:AUTO

もう少し陽がさすと良いのだが・・・。天気予報は大外れ。全然晴れじゃないし。んーーーもう1度くらいは晴れの日を狙ってくるか!?

Z6 + ZTF + 16-80mm  (28mm) MODE:A 1/20 F8 ISO400 WB:7140K

日本家屋(藁葺き屋根)と紅葉って、いいねー。どこか田舎の景色のようだけどここは都会の庭園内。ちょっとした異空間だ。


Z6 + ZTF + 16-80mm  (26mm) MODE:A 1/60 F8 ISO400 WB:AUTO

雅楽の演奏と舞が行わていた。篳篥(しちりき)や笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)などの音色を聞くと、もう陰陽師の世界で安倍晴明でも出てくるんじゃないかってくらいの響きなんだよな。もちろん生演奏は初めてで良い経験。
舞は女の子のペアと男の子のペアが左方(中国・インドシナなどの南方系)の舞と右方(朝鮮半島等の北方系)の舞とあるようで、前者は女の子のペアが極楽浄土で法を説く鳥の舞。後者は男の子のペアが二匹の龍が舞台全体で飛び跳ねる勝ちの舞をそれぞれ披露。

Z6 + ZTF + 16-80mm  (18mm) MODE:A 1/160 F7.1 ISO400 WB:7140K

このアングルだと広角がいいね。フィッシュアイでも楽しそう。

Z6 + ZTF + 16-80mm  (24mm) MODE:A 1/250 F5 ISO400 WB:6670K

これも日本らしい風景だね。田舎の家みたい。このアングルは夏は緑一色で、どこかの避暑地風に見えるんだわ。

Z6 + ZTF + 16-80mm  (24mm) MODE:A 1/60 F4 ISO400 WB:6670K

ベンチでカメラを収納する際の一枚。この季節のよくある光景。


■気づいた点のまとめ
・軽い。
→そりゃー軽いさ。でもコンデジ以上、従来機未満でどこか従来機のガッツリくる重みも懐かしさを感じるくらいスカって感じで軽いなあ。女性は良いのかもしれないけど、もっとズッシリ感があっても良いと思うけどなあ。

・やっぱり縦グリップ欲しい!?
→従来機に比べ断然軽いの縦位置も楽っちゃ楽だけど、やっぱり縦グリップ欲しいよ。横位置で小指が余るしね。

・ZTFのマウント
→ZTFには三脚ネジがあるので、CLOOPの装着はここだね。さらにZTFに手を添えるとバランス的に良かったりする。若干ZTFがZ6より出っ張っている。


・バッテリーは問題ないし
→ミラーレスなのでバッテリーの持ちが心配されるけど、およそ2時間半で160枚ほどでバッテリーの減りはちょうど50%だった。なのでほぼ仕様通り。ファインダーのみで、撮影直後は液晶表示。


・アイピースが欲しい。
→D500,D850ともにアイピース着用なので慣れだけど、Z6にも丸のアイピースが欲しい。

・ワンショットに時間がかかる。
→これはミラーレス特有なものだろうけど、ファインダーを見たままの状態が撮影されるわけなので、構図は当然だけど色味とか明るさとか全てファインダー内で確認して、シャッターを切ることに。なので従来機より余計に時間がかかっているような気がする。
ずっとファインダーを覗いているので、ファインダー縁が左目の眉間というか眉毛に当たりっぱなしで痛くなる。なのでアイピース欲しい・・・。

・オペレーションは問題なし
→まあニコンユーザーなのでこのオペレーションが異なると困るのだが、なんら問題なく操作することが出来て楽勝だった。ファンクションボタンの割当も、WBとフォーカースモードで良いんじゃないかな。本当はレベルを割当たかったけど、グリッド表示にするのでいいっか。

楽しくなりそうなZ6。色々と試してみたいな。またレポートしよう。

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