インプレス・フォトスクール「デジタル写真必修」受講その3日目(ピクチャーコントロール)

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2019年4月22日(月)
4月20日(土)インプレス・フォトスクール「デジタル写真必修」受講その3日目(ピクチャーコントロール)をマイプロデュースしてみる。

インプレスフォトスクールも3日目。全6回のうちちょうど半分。
今日は参加者4名。そういや前回1名の方が今回は出席できないので振替で・・・なんて言ってたっけ。

今日はWBとピクチャーコントロールについて。
フィルムの時代はフィルムやフィルターで行っていたがデジカメになってからは全てカメラの標準機能として操作が行えることとなった。今は普通の機能だけどフィルム時代は苦労したんでしょうねえ。
とは言っても簡単に操作できたとしても大きく変更したり本来の姿から逸脱したような作品はNGだよね。

岡嶋先生曰く・・・・
 写真とは=伝わるもの。相手あってのこと。伝える力が大切。

なのでぶっちゃけ、どんな設定値でもいいが、これらの条件が満たしていなければなんでもない・・・ってこと。

言われてみればそうなんだよね。

WBも色温度の赤なのか青なのか・・・朝日や夕焼けは赤っぽく低いケルビンだし、夜空や海などは高いケルビンを指定したり。
そして仕上がり設定(ニコンではピクチャーコントロール)をどう指定するか。被写体にあった設定を行うことが求められる。

風景のようなまったーりした色合いもあれば、ビビットのように派手目。スタンダードでややクッキリめだったり。モノクロモードもよい。ニコンのZなんかはピクチャーコントロールが豊富でサンデー、ドリーム、ドラマ、グラファイト、カーボンなどなどが加わって仕上がりが楽しめる。
まあ自分の場合はスタンダード以外はあまり使わないかなあ。


実習はWBやピクチャーコントロールを撮影する被写体に合った設定を行って撮影してみよう。そして思いきって合わないと思う設定でどう変化するかもためしてみることとなった。

被写体は何でも良いのだが、竹橋周辺のソメイヨシノはすっかり散ってしまったためサクラからなにか他のものを・・・・なんでも良いとはいえ撮影しやすいのがいいよなあ。ってことでちょっと足を伸ばして北の丸公園まで行ってきた。

そしていつもの通り撮影した3枚は以下の通り

NIKON Z7 + 24-70mm(37mm) MODE:P 1/160 F7.1 ISO200 WB:自然光AUTO PC:モノクロ EV:-0.7

モノクロでも試してみる・・・とのことだったので撮影してみた。モノクロの場合、無機質感の強いものほどモノクロの良さがでると思ったので北の丸公園でも真っ先に木を撮影してみようって思ってた。
ちょうど気持ち悪い木があったので撮影してみた。この木は左手のほうから太陽の日差しを受けていたので、より濃淡を付けたかったのでEV:-0.7で暗め設定。

これがもしカラーだとここまでリアリティのある木には写らなかったと思う。


NIKON Z7 + 24-70mm(32.5mm) MODE:P 1/200 F7.1 ISO200 WB:晴天日陰 PC:ビビット

晴天晴れの日中を日陰とビビットで撮影。夕焼けっぽくなったけど、ちょっとムリがあるか。


NIKON Z7 + 24-70mm(29.5mm) MODE:P 1/500 F11 ISO200 WB:晴天日陰 PC:モノクロ

昭和、高度成長期の首都高をモノクロで表現。なんとなくそれっぽくなったよね。ただダウトな部分としては(オチ)、正面後方にスカイツリーがあること。

トラックや道路にピントをねらうものの、フェンスに当たってしまいテコずったけどガードレールに合わせることでそれっぽく仕上がった。


参考までに木をカラーとモノクロで撮影した例。
カラーで撮影したものをモノクロ変換したものではなく。あくまでもカラーはカラーで撮影し、モノクロはモノクロで撮影したもの。

なにを言いたいかというと、カラーで撮影したらいいなと思ったものをモノクロ変換したものは違和感が生じる。最初からモノクロの良さを意識してモノクロで撮影したものはモノクロ以外は見えないってこと。


写真って結局は自己満足の世界ではあるが、それを人目に晒す作品となる場合は相手があってのもの。なのでWBがどうだ、PCがどうこうなんてのは結果そうだったから・・・となり、カメラの設定値で左右されないこと。特に男性は・・・みたいな話になった。

たしかにねー。新しいカメラのカタログ値=写真の良し悪しなんか全く関係のないことでなんだよね。感度がどうこう、シャッタースピードがどうこう、全くどうだって良い話。さらに作品よりも撮影データで良し悪しするのもナンセンスな話。その作品はどうなんだ!?良いのか?悪いのか?。

前回も書いたけど、そのF11の根拠ってなに?

良い作品が撮影できた。結果F11だった。でいいじゃない。
そんなことを岡嶋先生から教わります。

納得。

そういやニコンのZマウントのネジの数がどうのこうのって批評サイトにかかれてあった。ようは今までのFマウントは6本だったネジがZになってから4本Nなった。だからなに?。要は評論家は2本少ないネジになったからウィークポイントになったと言いたいようだけど果たして評価に値する言葉なのか!?って思う。くだらない話でもっと考えることがあるでしょ・・・・ってね


次回はレンズの話。苦手なレンズまたは単玉を2本持参!ってなりました。

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