NIKKOR 14-30mm 古き良き昭和を覗いてみた。
2019年8月3日(土)
NIKKOR 14-30mm 古き良き昭和を覗いてみた。
思い出したようにネタを書く。
7月31日(水)平日休み。例の公文書管理検定を受験するために休みにした。業務が絡む試験ではあるが、あえて休暇として受験してきた。仕事中に「受験してきます!」と言ったもの落ちたらみっともないしね。
それに資格試験ってのはあくまでも自分のものだから。
その受験会場だったら飯田橋から四谷乗り換えで中央線・青梅線と乗り、西立川下車。昭和記念公園へ行ってきた。
すっかり午後。この時間に訪れたのははじめて。しかも平日・・・・
夏休み中だからプール等利用する人たちが多いのかと思いきや、どこもがらんとしていた。そういうものなのか?
ただ、西立川口の脇には臨時に設けられたスロープ。ははーーん、多分だけど土日のような休日の朝イチってのはめっちゃ混雑して入場整理のためのスロープなんだろうねえ。
あまり長居はするつもりは無いがレンタサイクルを手配。
いやあこの日も殺人級の暑さなんだわ。こういうことを想定してタオルだけはやたらと持参してきたけどね。もちろん帽子にサングラスも必須。
目的はこのひまわり畑。サンフィニティが咲いていた。
てっきり花の丘に咲いているのかと思いきや、その北側の花の丘第2だった。
ひまわりって聞くと、背丈の長い、大きな花ってイメージなんだけどこのサンフィニティという品種はご覧の通り多頭なんだね。なのでイメージと違ってどうやって撮影するか戸惑ってしまった。
こもれびの里 古民家。
カラーで撮影していたけど、やっぱりここは古を表現してみたくてモノクロで撮影してみた。なるべく近代的なものは省いて撮影してみた。
古民家。ここにあったものではなく狛江から6年前に移築してきたそうだ。
昔使われていた古民具や食器(箱膳)を陳列。多摩、武蔵野地区のかつてはこうだったというもの。
梁を撮影してみた。松の木を使っているそうだ。
囲炉裏。15時まで火を炊いていた。
興味深そうに写真を撮っていたら、係の人に声をかけられた。
そこで色々な話を聞かされたわけでとても勉強になったなあ。
元々は狛江にあった古民家や蔵を6年前に移築された。
本当に実在した多摩、武蔵野地域の古民家で冬は比較的暖かく、夏は涼しい作りになっており、茅葺きは20~25年はもつようで先祖代々茅葺きの作業を伝授されていったとのこと。囲炉裏は夏でも冬でも火が入り、その天井は燻され害虫駆除にもなるようだ。
珍しいというかどこか懐かしい感じでなんとも言えない時間だったなあ。
木の床に火鉢、その先には紅葉があって秋になると良い絵になるようだ。そして頭上には古時計。いまから40~50年ほど前のものだそうだ。手巻きでおよそ30日に一度ゼンマイを巻く。
訪れた際、ちょうど15時の時報が鳴った。
懐かしい・・・・
モノクロは黒と白の世界で表現。なのでカラーと違って情報量が少ない分、様々なところにまで目をむけるというよりは、ある程度簡単に主題を見つけやすくする。
何度もこもれびの里、この古民家へは足を運んでことがあるのだがここまでじっくりと滞在したことは無かったわけで次回は季節ごとに感じるシーンを撮影してみたいと思った。秋の紅葉も楽しみだしね。
ひまわり畑には第二弾のハイブリッドサンフラワーが開花しはじめたとのこと。まだ数本だけのようだがあと1週間もすれば満開のようだ。