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2019秋 ニコンZ6と行く北海道撮影旅行記 2日目 その1:安平町:道の駅あびらD51ステーション

2019年9月28日(土)2019秋 ニコンZ6と行く北海道撮影旅行記 2日目 をマイプロデュースしてみよう。

9月21日(土)の大旅程は苫小牧から北見へ行く。
苫小牧から北見ってめっちゃ遠いじゃん。例年、北海道旅行へは大体7月か9月に行く計画が立ってその2ヶ月ほど前から2週間前までには予約を終えることになるのだが、今回は思いつきとなってしまったため早割関係は一切利用できずに渋々ツアーを申し込むこととなった。

日程に余裕がある場合は、ツアーよりも早割が一番安価なのは研究済み。
たしか9月10日頃に動き出して申し込んだと思う。
さらに事情があって徳島へ行く計画もあったわけで北海道と徳島をどうするかと考えた結果、北海道は寒くなる前に行っておかないといけないわけでこの時期となった。

そしてなぜに北見かというと・・・まあ今思えばこの2日目の宿に北見を入れたのはちょっと反省点ではあったんだけど、そっち方面を軸にしたかったというのが本音。でもね、苫小牧から北見ってほんと遠かった。


さて北見へただドライブするなんて勿体ないのでちゃんとルートは計画済みで、まずは夕張から三笠、滝川経由の旭川。層雲峡から北見へというルートを辿る。夕張は毎回訪れている場所であの寂れた感じが好きなんだよなあ。そして三笠は鉄道村に行ってみたいのと、旭川から層雲峡も経由してみたい。層雲峡なんて40年近く振りで記憶があるようで無い子供の頃に行った以来なんだよね。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 70mm MODE:A 1/800 F7.1 ISO:AUTO(100) WB:晴天AUTO PC:SD

ホテルの駐車場から手前が苫小牧駅のホーム。奥に見えるのが樽前山。ちょうど中央の火口から煙が出ているのが見える。そのすぐ右が主峰。右手の山は風不死岳。


夕張に向かうためR234を北上していたら「この先道の駅。混雑注意」という看板が。ということは新装オープンした道の駅があるってことのようで行ってみることにした。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/3200 F6.3 ISO:AUTO(200) WB:晴天AUTO PC:SD

道の駅あびら D51ステーション
オープンしたての道の駅で迎えるのはキハ183系特急おおぞら号の先頭車両。いやあもうびっくり!だよね。ここはいったいなんの道の駅なんだ!鉄道博物館かって思うわ。調べてみるとこの183は苗穂からJNRカラーへ化粧直しを行い運ばれてきたとのことで、車両の内部に入ることが可能。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 35mm MODE:A 1/800 F6.3 ISO:200 WB:晴天AUTO PC:SD

キハ183系。JRになってからは白地にパープルのラインが入ったデザインだったけどやっぱりこの国鉄色っていいなあ。そしてこのカクカクのマスク。かっこいい!男心くすぐる~

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 25.5mm MODE:A 1/1600 F6.3 ISO:200 WB:晴天AUTO PC:SD

車両内部。網棚ってこうなってたんだー。


NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 39mm MODE:A 1/800 F6.3 ISO:200 WB:晴天AUTO PC:SD

真正面から。この至近。かっこいい!
そしてこの右手に見える追分機関庫とは???シャッターが下りているし、コーンで囲わているところからまだ公開していないんだーって思った。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 27.5mm MODE:A 1/30 F6.3 ISO:110) WB:晴天AUTO PC:SD

わおっ。なんと屋内では常設展示していたとは。D51ってそういうことなのね。しかもピカピカに磨かれていまでも走れそうな感じ。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/25 F6.3 ISO:AUTO(2500) WB:晴天AUTO PC:SD

動輪。保存会の方々が日頃からメンテナンスしているんだって。そしてこのD51をここに持ってくる費用はクラウドファンディングで集めた資金を活用したとのこと。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 25.5mm MODE:A 1/25 F6.3 ISO:AUTO(2800) WB:晴天AUTO PC:SD

運転室。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/25 F6.3 ISO:AUTO(2800) WB:晴天AUTO PC:SD

D51-320のエンブレムに右下に見えるのはタブレットの受け。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 32.5mm MODE:A 1/20 F6.3 ISO:6400 WB:晴天AUTO PC:SD


NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 25.5mm MODE:A 1/10 F8 ISO:800 WB:晴天AUTO PC:SD

SLは屋外展示も可能でこの機関車が押したり引いたり。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/40 F6.3 ISO:AUTO(200) WB:晴天AUTO PC:SD

硬券のコレクション。今や切符自体使わなくなってきているからこの硬券なんて見たことない人も多いのでは。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/25 F6.3 ISO:AUTO(3200) WB:晴天AUTO PC:SD

かつてこの地域を走っていた雄姿たち。

NIKON Z6 + 24-70mm(Z) 24mm MODE:A 1/25 F6.3 ISO:AUTO(500) WB:晴天AUTO PC:SD

1939年(昭和14年)に製造され1976年(昭和51年)まで走っていたんだとか。ちょうど80歳か。引退後は安平町の鉄道資料館で保存され、そして今年こちら移転。第二、第三の人生をみんなに大切にされ余生を過ごすじいさんは幸せだな。

かつての北海道の鉄道網。そういや帰りの飛行機を待っている時、空港のテレビで流れたニュースで日高線は廃止されちゃうことに決まったようだ。2015年の風雨による災害で線路が破損。その後の復旧にはJRの費用負担だけではムリで近隣自治体にて年間13億円の負担が強いられることになるらしい。
復旧するのか廃止するのか待っている時間はもう無いってことで廃線。そして代行バス運用となることが10月に決まるとのこと。

そりゃーねーこの辺走る都会の鉄道ならわかるけど、今や車社会で日に何本走らせれば元が取れるかわからない線路を維持しろってのはちょっとムリがあるよな。


道の駅あびらでは思わぬ出会いがあったわけで、先を急ぐはずが随分と長い時間寄り道をしてしまった。この後は三笠市にある三笠鉄道村へ走ります。

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