サイトアイコン KINOSHITA PRODUCE.

2019秋 ニコンZ6と行く北海道撮影旅行記 2日目 その4 陸別町:銀河の森天文台「星空撮影をしてみたくて」

2019年10月5日(土)ニコンZ6と行く北海道撮影旅行記 2日目 その4 陸別町:銀河の森天文台「星空撮影をしてみたくて」をマイプロデュースしてみよう。

9月21日。さてー、三笠の鉄道村を後にしてまずはひたすらR12を北上する。この旭川へのルートってR275かR12の好みがあるようでどちらも何度か走ったことはあるがR12は幅広でぶっちゃけどこ走っていいか道外者は迷うくらい!?

途中コンビニだったり道の駅だの寄り道しながら旭川へ着いたのはたしか16時少し前頃かな。その後はR39を層雲峡経由北見へ。
このルートは自分で運転するのは初めて。幼い頃、多分40年近く前に家族で旅行で層雲峡へ行ったことがあるのでその時以来だな。
本当は時間があれば石北峠で一旦停止したいところだけど結局は北見までノンストップで走っていた。このR39の北見国道って長いよ。長いよ。長いよ。

北見へ着いたのは18時頃だったかな。
もう既に北見市内はラッシュ時で市内に入ってからは車が多くてちょっと走りにくかった。ホテル敷地内の駐車場はほぼ満車。みんな到着早いよね。

CI後は身支度、装備を整えて陸別へ出発となった。
多分この時点ですでに400km近く近く走ってきたわけだけど、これからまた陸別へ一体なにをしに?

今回の旅の目的のひとつである星空観察をしに行くわけなんだな。陸別にある銀河の森天文台へ行ってみたくてね。
十勝オホーツク自動車道(無料)を北見西から陸別小利別まで上を利用。その後はR242を利用して陸別入り。


NIKON Z6 + 24-70mm(24mm) MODE:P 1/25 F4 ISO:AUTO(4500) WB:晴天 PC:SD

実は銀河の森天文台の外観などは真っ暗でわからず・・・
結構な山道をぐんぐん登って行って最後は路側に街灯があってやっとそれらしい建物を見つけてたどり着いたという感じかな。

まずは入場!入館料は夜間の場合500円。日中は300円。年間パスポートは1000円。んーー悪くないな~。季節ごとに星空眺めに来てもいいしね。

NIKON Z6 + 24-70mm (24mm) 1/25 F7.1 ISO:AUTO(2000) WB:晴天 PC:SD

ささっと屋上にかけあがり天文台とご対面。コンピュータ制御でパソコンから座標をクリックするとギュインギュインその星の方向へ望遠鏡が向きます。が、なにせこのフロア真っ暗視界はゼロっぽいくらい。暗中模索で望遠鏡を探し除くと土星!・・・。係の方が「はいそれでは続いて木星です」とパソコンをクリックするとこれまたクイックリーに木星に向けて動きます。こんな大きな望遠鏡なのに思ったよりもスムーズ。もっとゆったりかと思った。

屋外テラスでは無数の星たちが・・・もうね、落ちてくるんじゃないかってくらいの星の数で圧倒。なにもプラネタリウムなんていらないくらい。係の方が夏の大三角形はこれとこれとこれと・・・とレーザーポインタで指示し教えてくれます。そばにはやや大きめの可搬型の望遠鏡があって覗くと230万光年先のアンドロメダ銀河(だったと思う。この230万光年だけは覚えている)が見える。

ってことは今見えているのは230万年前のものってことですよねー。まあそうですねー いまもし無くなったとしてもそれがわかるのは230万年後ってことってスゴくないですかーみたいな会話をしていた。
ちなみに太陽は8光分。普段浴びている太陽の灯りは8分前のもの。もし太陽が無くなったら8分後に真っ暗な世界となるわけだ。

地元の方がほとんとだと思うけど、みんなダウン(天文台でも借りられる)など着込んで、イスを持って屋上で星空観察会。真っ暗なのでどれだけの人がいたのかわからないけどかなりの人数がいたと思う。

こういう楽しみってまさにプライスレスだよね。すごい楽しみだ。
ほぼ無料で果てしない星空をずっと眺めてロマンを語り合う・・・・わおっ


その後は車へ帰還して、さあお楽しみの星空撮影会。
今回は三脚にワイヤレスリモコンを装備してきたのでメインイベント。さっそく組み立て星空に向けて撮影開始。

NIKON Z6 + 24-70mm (24mm) MODE:M 30 F10 ISO:10000 WB:晴天 PC:SD

肉眼ではミルキーウェイがばっちりなんだけど写真ではどうだろ。
月を撮影する設定を参考にしてみたのだが難しいなあ。

NIKON Z6 + 24-70mm (24mm) MODE:M 30 F10 ISO:10000 WB:晴天 PC:SD

なんとなくミルキーウェイがわかるかな。

NIKON Z6 + 24-70mm (24mm) MODE:M 90 F10 ISO:12800 WB:晴天 PC:SD

思い切った設定値。これは失敗例だね。
星空観測の設定値を調べないととずっと思っていたけど結局本番当日になってしまった。

まず失敗なのはF値。月だとF10とかF11くらいに設定するのだが、星空のF値は解放なんだとか。ピントは無限遠でSSは20~40秒で調整。
ますはこの解放ってのは思いつかなかったなあ。大失敗。

何十枚も撮影したのだがあまりよい写真はなく・・・退散。


走行距離:504.3km
撮影枚数:163枚

モバイルバージョンを終了