企画:NIKKORレンズ 新旧35mm比較してみた。

2020年7月5日(日)
企画:NIKKORレンズ 新旧35mm比較してみた。をマイプロデュースしてみよう。

NIKKORレンズの35mmを撮影比較してみたネタ。
標準レンズ=およそ50mmだそうだが、これは撮影する人によって個人差はあるね。乗り物系は比較的長く300~500mm程度でしょうか。花や風景などは広角寄りで~100mm。ポートレートは撮影する場所にもよるかと思うけど屋内だったら50~80mm。屋外だったら100mmとか。

人それぞれ感じる標準レンズ。
自分の場合はこの35mmってのがしっくりくる標準レンズなような気がする。50mmだと「長いっ」って感じるんだよね。かといって10~15mmだと広角過ぎるので標準とは言えないし。
昨年からポートレート撮影にも挑戦するようになって屋内のハウススタジオなんかでは35mmがとても使いやすかった印象がある。

てなわけで今回は我が標準レンズ35mmを使って撮影比較してみた。


今回、比較したレンズはご覧の通り

NIKKOR Z 35mm F/1.4 S
AI NIKKOR 35mm F2S

最新のZレンズと世代で言うと3世代?ほど前のモデルになるのか35mm F2。調べてみたら1980年代から2000年前半までの20年少々発売していたレンズのよう。ニコンのレンズって他社に比べて息が長いって聞くけど10年、20年なんてザラ。F3なんかも20年も発売し続けてきたカメラっていうから恐れ入る。

ソニーは部品屋さん
キャノンは電気屋さん
ニコンはレンズ屋さん

って例えられるくらい、ニコン=レンズの色が強い。
ニコン以外のユーザーでもこのオールドニッコールが使いたいために下駄(アダプタ)を履かせて使うことも多々。

この35mmF2は当然中古市場からの購入となるが、並品で16000円ほど。程度が良いと20000円弱程度で発売中。新品価格46000円だから20年も経っているのにこの値段って価値だよね。

カメラはZ7。

本当はZ6とZ7で使い分けしようと思ったけどカメラ性能に左右されちゃいけないからZ7で付け替えて撮影。
結構面倒だけどね。

35mmF2はFTZを介してZ7へ装着。
Z35mmはバリバリオートフォーカスで。35mmF2はマニュアルフォーカス。
その他の撮影条件は当然共通とします。


撮影場所に迷う。
どこでも良いのだろうけどね。

結局、昭和記念公園へ行ってきた・・・。
自宅を出る時の天気予報だと午後まで雨は降らない予報だったけど、電車内のディスプレイに表示した天気予報では昼前には雨が降るとの予報。
こりゃ、サッサと撮影して引き上げてくるってことか。


自粛解除でこんな曇天でいまにも雨が振りそうな天気にも関わらずそれなりの人が訪れる昭和記念公園。普通の光景がなにより安心。マスク着用もちゃんと理解しているひとならわかるよね。屋外では意味無しって・・・笑。
今日は都知事選挙の日。結果は決まったようなものですけど、自粛もマスクもお金もオリンピックも横文字もいりません!

ただ普通の生活を送りたいだけ・・・

入場ゲート通過の際、係の方から「年パス延長できますよー」って声かけられた。自粛期間中の分を延長とのこと。前回訪れた時はスルーだったんだけどな。
もちろんお言葉に甘えて二ヶ月延長してもらいました。
思ったけど、顔写真付きのパスなのになんでみんなマスクして通過しようとしているんだろ?顔わからないじゃん。


NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/60 F5.6 ISO:200 PC:SD WB:自然光AUTO

マニュアルレンズなのでレンズからの情報は得られませんね。F値はメモを頼りに・・・。
マニュアルレンズの際、便利なのはピーキング表示を使うと便利。
最近のカメラには標準搭載なのかな。なのでこのようなオールドレンズでも最新機種Zでも十分使いこなすことができます。

NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/60 F4 ISO:AUTO(64) PC:SD WB:自然光AUTO

カサブランカ。背丈が大きいのね。ユリっぽいけど・・・上品で絢爛豪華キレイだね。
丸ボケがキラキラっ。。

NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/60 F5.6 ISO(AUTO):500 PC:SD WB:自然光AUTO

?周辺光量落ち?かと思ったら単なるフードのケラレだった。
カシワバアジサイ。

50mm F/1.4S 用に購入したHS-9。径が同じなので35mmにも付けてみたけどケラレが発生。実はオールドレンズに期待したいのは周辺光量落ちなんだよね。人によってはそんなのダメダメじゃん!って言う方もいるようだけど自分はそれが目当てでオールドレンズを探していると言ってもいいくらい。
そもそもレンズって丸いから四角いフィルム(センサー)に合わせるって難技だと思うしね・・・・
そして知人がまさにZ6とニッコールレンズの組み合わせで周辺光量落ちだったんだよ。でもそのレンズが何を使っていたのかがさっぱり思い出せず・・・。室内で使わせてもらい、単焦点、このあたりのモデルだと思ったのだが・・・。

35mmF2S 周辺光量落ちしません・・・涙
え、じゃどのレンズが周辺光量落ちするんだろ。
巷の中古レンズ屋さんに行って聞いてこようかしら。


撮影方法はZ7にそれぞれのレンズを付け替えて撮影。撮って出し。モードはマニュアル。都度都度設定するのは手間ちゃ手間か。
もちろん、編集ソフトで操作するようなことは一切なし。
っていうか、そもそもそんなことする前に

まずはその場でしっかり撮影しろ!やることやれ!

と、よく先生から言われてました。


さて以下比較画像。
言い方ですけど、Z35mmは「Zレンズ」と言い、オールドニッコールの35mmF/2Sは「F2S」と略します。

【比較1:花畑1】
NIKON Z7 35mm 1/60 F5.6 ISO:100 PC:SD WB:AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

あまり大差ないかな。


【比較2:花畑2】
NIKON Z7 35mm 1/100 F8 ISO:200 PC:SD WB:AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

これも甲乙つけがたい。
一応撮影時には同じところにピントを当てているのだが若干ズレはあるね。それと35mmだけどこれも若干画角が違うね。

左上のベンチのリュックは自分のです。


【比較3:ベンチ】
NIKON Z7 35mm 1/100 F8 ISO:640 PC:SD WB:AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

わかるかな。あじさいの葉の緑色。
F2Sのほうが濃いです。それに比べて木々の葉の色はほぼ同じ。
ただ土やベンチの色はZレンズのほうが色味が豊富。ただ実際の見た目はF2Sかもしれない。


【比較4:アジサイ】
NIKON Z7 35mm 1/125 F2.8 ISO:100 PC:SD WB:自然光AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

ほぼ開放値。
やはりZレンズはシャープだね。その他はほぼ違いはないかな。


【比較5:アナベル】
NIKON Z7 35mm 1/200 F8 ISO:400 PC:SD WB:自然光AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

風景撮り。
F2Sのほうが階段など濃いね。Zレンズは浅いって感じなのかな。


【比較6:ヤマアジサイ】
NIKON Z7 35mm 1/640 F2 ISO:200 PC:SD WB:自然光AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

F2Sでの開放。
ZレンズのAFのドピンとシャープさはやはり最新機種同士の組み合わせだなと感じるけど、F2Sもそうピントを外しているわけでもない。
こちらもF2Sのほうが全体的に濃いかな。好きです。


【比較7:カサブランカ】
NIKON Z7 35mm 1/800 F4 ISO:400 PC:SD WB:自然光AUTO
左:Z 35mm F1.8 右:35mm F2S

思ったけど、WBの自然光オートってよくなかったかも。要はWBを機械任せにしたために若干異なってしまっているのかも!?

背景の丸ボケなんかはZレンズに出ているね。ただ肝心なシベのピンなんかはどちらもドピン。

シベを拡大したもの。(Capture NX-D)
F2Sマニュアル操作でもここまでドピンです。恐れ入ります。というか最近のカメラのAF性能も恐るべしなのか・・・。
シベの背景の丸ボケ。ZレンズのF1.8性能なのかね。


NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/100 F2.8 ISO:800 PC:SD WB:自然光AUTO

コケのディテールを出してみた一枚。

NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/125 F4 ISO:250 PC:SD WB:自然光AUTO

この質感、すげーな。

NIKON Z7 + FTZ + 35mmF2 1/125 F2 ISO:250 PC:SD WB:自然光AUTO

楓。丸ボケがキレイに出てるね。


今回はレンズを交換しながらだったので大変だった。
なので被写体の選定もあるし、やたらとシャッター切った後に整理するのも大変だから吟味してシャッターの繰り返し。ある意味で疲れた。
しかもこの日は湿度が高くて汗だく・・・。

F2Sレンズの感想というと、全く現行品と変わらず使えるというのと、質感がシャープ過ぎないところがオールドレンズの良さだね。今回は自然を相手にした風景写真だけど、街撮りやポートレートなんかはまた違うのでしょう。
最近の流行りはとにかくキレキレのシャープ感だから、こうもアナログのレンズを使ってみると懐かしさもあるな。

好みでしょうけど・・キレキレ写真も素晴らしいのだが、目が肥えてきた!?というか見慣れすぎて疲れる!?というか飽きた!?というか。。
なのでフィルムやこういうアナログでマニュアルの写真を見るとある意味で新鮮。

余談になるけど、今コマーシャル(本業のことね)のプロジェクトで古い書類を取り扱うことがあるのだが、その中に昭和20~30年代の写真を見ることがあるのだが、

まったく褪せてないんだよ。

当時撮影した人はAFやらISOやらWBが~PCが~、撮影コマ数が画素数がなんてことは一切考えるようなこともなかったのに・・・。


Z7+Zレンズ・・・最新同士であって楽。楽過ぎる・・・
オールドレンズの良さって、F値もISOもSSもピントもすべてマニュアルだからカメラで撮影しているぞ!ってのが感じるのがいいよね。
フルオートだとどうしてもカメラ任せの部分が多いので、実際にどういう設定になっているかは知っているつもりでしかないのかも。
なので、明るい、暗い、ボケ、シャープなどイチイチ設定をして、結果どうだった!?だからどうする!?みたいのを繰り返すことで本来の写真撮影の技術って習得できるような気がするんだよね。

マニュアルレンズの場合、絞りはレンズだからね。ファインダー越しに表示しないので故障したのかと思う。なのでマニュアルレンズの場合は被写体に合わせてどうしよう?ってなるんだよ。
ただ正解ってないから、んーーーこれくらいかな!?で撮影。

Zレンズのフォルムなんてスッキリしすぎだよね。
カッコつけの外車みたい。

次回がもしあるのなら、50mmでも試してみようかな。
50mmの場合は

AF-S NIKKOR 50mm F1.8G
AI NIKKOR 50mm F1.4S

Z50mmはかつては持っていたんだけどね。最新と旧比較ではなく単なる新旧比較か・・・



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