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羽田空港新運用・京浜島つばさ公園へ行ってきた。

2020年8月9日(日)19ヶ月振りに訪れた、京浜島つばさ公園は楽しいよ。をマイプロデュースしてみよう。

8月8日(土)今日から三連休。山の日か。すっかり山登りはしていないな。今年は特にコロナの影響で遠出はしにくい状況だからな。まあ出来ないことはないだろうけど行ってはみたものの(観光地とか)、本来営業している店舗等が自粛していたり休業していたりとあまり楽しめなかったりするようだ。
もともとコロナ・・だからなに?みたいな感じなのでマスクもウィルスを云々よりは単なるパフォーマンスだし、消毒もそこまでする必要ってどうなのかと疑問。そんな感じです。

午前中に近くのスーパーへ行ったらコロナ脳の方がショッピングカートを家から持ってきたと思われる消毒スプレーと雑巾?で徹底的に拭く人をみて気を失う。商品を取るのにビニール袋を使って手にしているのを見て血の気が引く。

それよりもっとやることあるはずなのだが・・・

コロナのことを言い出したら止まらないのでこのあたりで。


さてタイトルにもあるとおり、京浜島つばさ公園へ久々に行ってきた。記録をたどると2019年1月以来だった。実に1年7ヶ月振り。
羽田周辺にある撮影スポットも行けなくなってしまったところもあれば、新たなスポットも出来ているようだ。撮影スポットなんて大きな声で言えないけど結局は自分の足で稼ぐのみ・・・。
足で稼げないひとは空港の展望デッキで十分だろう。
この京浜島つばさ公園もかつては飛行機好きのメッカのような場所だったけど最近は閑散としていた。

まずB滑走路が今より海側(空港の中心部)へ移転したため遠くなってしまったこと。
さらにRW22を着陸する南風運用が夏場に限ること、特に冬場は閑散。さらに冬場の風物詩であるA滑走路RW34Lからの早朝離陸、ハミングバードが運用終了となり真正面からの離陸機狙いができなくなったことでますます京浜島つばさ公園の魅力が薄れてしまったわけだ。

そこに今春3月から羽田空港の運用が変わり、RW16L・Rの着陸、RW22からの離陸が加わった。もともとRW16Lへの着陸は過去にあったのだが運用中止。今回の新運用は世間を騒がせた都心上空からのアプローチとなるもので、京浜島つばさ公園のまさに上空をアンダージェットでRW16Rへ降り立つルートとなったわけだ。RW16Lのアンダージェットは対岸の城南島をアンダージェットとなる。

運用は南風がある15時以降・・・
15時半頃に到着するとシューターがいるね。わんさかと。
その数、ざっと30~40名。単なる近くを通りかかった人らを含めるともっと大勢いたのではないだろうか。

さてレンズチョイス。
この場からRW22着陸機(今回からは離陸機も含む)狙い。またRW16Rからの離陸機狙いとなると割と長めのレンズが必要なのだが、今回はそんなのターゲットにせず。

まさに着陸寸前のアンダージェット狙いなわけでグッと短いレンズを選択することになるが下心。もしかしたら飛行機=長いもの。
まあ新運用初参戦なので、

Z6+Z24-70mm +増槽
Z6なんて久々すぎる・・・飛行機撮影では2月以来の登場。

全然飛行機撮影の装備じゃないじゃん!と言われそうなのだが、アンダージェット狙い。何度も言うがその先のRW16Rの滑走路端まで600mほど。着陸接地点標識まで約1000mという距離ってことはコックピット内では接地までのコールアウトが鳴り響いているような状態の真下なわけだ。

結果から言うと、24-70mm大正解。
このアンダージェット狙いで長いものってまさに不要の長物。
まあここから接地帯の瞬間を狙うなら長いものでも良いが、メインはアンダージェットだからね。
撮りようによってはフィッシュアイでも面白いかも。
ハミングバード狙いの際は1000mm級で構えて真正面を狙うことはよくあった。羽田空港にて真正面から飛び立つ飛行機を狙える場所ってここしか無かったんだよね。

こんなシーンが撮影できた時代もあったんだけどね。


つばさ公園から羽田空港全景

エプロンには待機の航空機が駐機中。本当はこの夏休み・三連休。帰省や旅行で大忙しのハズなのに。働けない飛行機=ロスだろうなあ。航空会社も相当な赤字のようで・・・
月刊エアラインなんか読むと、機内サービスなんてCAさんもマスクに手袋にシールド装備。お茶も紙コップホルダーで一杯一杯注ぐ。ではなくてパックのドリンクを配布するようなところもあるみたい。
なんかこういうシーンを見てしまうとかえって利用しずらいよなあ。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 45mm MODE:M 1/1000 F8 ISO:AUTO(125) PC:SD WB:DAY

今回はつばさ公園の南端角に陣取ってまさにRW16Rへの着陸機狙いとなった。着いて早々に轟音・・・

飛行機モノでこれ以上大きな絵にしたいとなる。50mm程度で挑戦したいけどもしハミ出た場合を考えるとチキンレースだよね。
飛行機撮影あるある・・・だと思う。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 46mm MODE:M 1/1600 F8 ISO:100 PC:SD WB:DAY

フルサイズ46mmでこの画角。
ただ、これじゃねーー。初参戦ながらいろいろと考えます。
持ってきたカメラとレンズの性能を活かし。
飛行機写真、乗り物系って図鑑や証拠写真になってはダメっていつも思うこと。


NIKON Z6 + Z24-70mm F4 41mm MODE:M 1/1600 F8 ISO:AUTO(250) PC:SD WB:DAY

進入角度3.45°なのでこの撮影場所から上空の航空機までの高度は変わらないハズ。なのでスッポリ収めるアンダージェットの焦点距離は自ずと決まってくる。30mm~50mm程度なのかな。

ちなみに世間を騒がせたこの3.5°の進入角度。通常は一般的に3°なのだが、この新運用は3.45°。これがキケン!という話が飛び交ったわけだが、実際のところどうなのか・・・

全く問題にならない話なのである。

そもそも外野が問題にしているだけであって、様々な方面から時間をかけて検討した結果3.45°となったわけ。パイロットが慣れていないからキケンだ。
外国人パイロットは滅多に来ないし慣れないからキケン。とか言うらしいがそもそも3.45°を飛べない場合は乗務出来ない。人に言わせるとパイロット達の技量ってのは並大抵では無いってこと。
「もし出来なかったら・・」はありえない。もし何かあってもこなすことができるのがプロフェッショナル。
今回もエアバンドを聞きながらだけど、管制官がもしエマージェンシーが起きた場合、対処が出来なかった場合どうなるのか?

「こなせない人間は管制官になれない」
私じゃムリなので代わってください・・・はありえないのである。

今日も流暢な羽田のエアバンドを聞きながらシューティング。


NIKON Z6 + Z24-70mm F4 24mm MODE:M 1/1600 F8 ISO:360 PC:SD WB:DAY

後ろ。この先にローカライザーが見えるね。滑走路端。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 62mm MODE:M 1/1600 F8 ISO:320 PC:SD WB:DAY

DELTAのお腹かっこいい!見るものを楽しませるね。
少しずつ感覚を覚えてきて絵になってきた。。。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 44mm MODE:M 1/1600 F8 ISO:320 PC:SD WB:DAY

着陸地点は一点(着陸帯(通称:トーフ))を目指すのだが、そこまでのアプローチは便によって微妙に異なる。風の影響でクラブだったりデクラブだったりするのだが、下からこのアングルで構えていると

ジェットの音は聞こえるがどこから出てくるんだ!? と
こっちか!あっちか! なんだよそっちかー みたいな。

インスタにスマホで動画撮影したのをアップしてみた。かっこいい!


NIKON Z6 + Z24-70mm F8 26.5mm MODE:M 1/1250 F8 ISO:AUTO(450) PC:C20 WB:DAY

PCをカーボン(C20)で撮影してみた。おおおかっこいい!


NIKON Z6 + Z24-70mm F4 45mm MODE:M 1/1000 F16 ISO:AUTO(125) PC:C20 WB:DAY

この日のナイスショット。もう少し下で中央だと満点かな。とりあえず初参戦で手応えはありかな。
本当はこれだけ絞ったので太陽の光条がもっと出てくると良かったのだが。
実はこの写真の一番下あたりにギャラリーがいるのだがC20だと分からない。カモフラージュだ。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 47mm MODE:M 1/1250 F8 ISO:100 PC:SD WB:DAY

空港とは反対側の陸側。
これで47mmだからね。もっと寄れるといいけど、寄りすぎるとそれこそ図鑑になってしまうので難しいところ。
このクレーンが無かったら面白くない。

NIKON Z6 + Z24-70mm F4 29mm MODE:M 1/1250 F8 ISO:400 PC:C20 WB:DAY

これこそもっと十分に寄れるよね。50mmくらいでも良いかも。
道路はもっと真正面でもいい。建物群を抜ける飛行機!
新しい羽田のシーンだ。


羽田空港新運用、初参戦。
感想を言うと、アンダージェットって面白いよね。
羽田周辺だとここだけだものね。城南島は厳密に言うとアンダージェットのようでちょっと違う。
いつもは横浜から船を利用していたわけだけどこう身近な場所にあるといいねえ。ただ飛行機って撮りようによっては図鑑や証拠写真になりがちなので工夫は必要。

24-70mmで十分ってことはキットレンズでも十分撮影可能。何も長くて高価なレンズを揃えることも無く誰でも気軽に撮影できるのは良い。

次回は、そうだなあ
14-30mmとか8-15mmあたりを使ってみるのも面白いし、あとは京浜島内の工場や事務所の建物の隙間から狙って見るのも面白そう。
野鳥公園からつばさ公園の周辺から狙うのも絵になりそうだしね。

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