インクジェットプリンタ、互換インクと正規インクの差・その3とまだまだ続く・・・かも?

2020年9月19日(土)
インクジェットプリンタ、互換インクと正規インクの差・その3とまだまだ続く・・・かも?をマイプロデュースしてみよう。

このシリーズも第三弾!?
いつまで続ければいいのやら、やってみたら新たな発見があって面白い。
なによりもプリントすることで写真撮影の技術が向上を考えると追求すべき内容なのかもしれない。

え?デジタル写真なのになんでプリントする必要があるのか?
まあ人それぞれの考えなんだろうけど、少なくとも個人的に人に見せる、見せたい写真を撮るならプリントすべきだね。
なぜって?あくまでも自分自身だけが見るレベルならお持ちのPCだのスマホの画面で楽しめばいいけど、他人の目に留まる時点で見る画面が変わるわけで、自分のスマホではキレイだったけど、他人のPCでは実は大したことなく見えるってことが普通。もちろんその逆で持っているタブレットが古くて画質も悪いが、他人が持っているスマホが最新機種で”キレイに見えてしまう風”というケースも当然あるわけだ。

特に最新機種のスマホは「画質がとーってもキレイ!」「みんな誰でも蝿る(映える)写真!」ってのは、なにも撮影者が上手なわけでも、被写体が良いわけでもなくて、カメラの性能がどうでもよい写真をうまく表現しているだけであって、その高性能スマホ以外で見る人にはどうでも良い写真に見えるわけだ。

じゃあ一体なにを基準にすれば?となると、やはり印刷したものを見る。これって共通なこと。雑誌や写真展などはまさにそれで共通なものを見る。なのでプリントして色々な光の元、手に取りどうしよ?あーしよう?こーだ、あーだと悩むといい。

プリントしたもの=反射光
ディスプレイ=透過光

今春にPCのディスプレイを28インチ4Kにしたら高精細でキレイに見える反面、え?こんなハズだったとは・・・と気付かされることもある。ただあくまでも透過光で自分の見た目の世界。
?疑問や不安に思ったら、まずはプリントしてみよう・・・

これの繰り返し・・・


さて前置きが長くなったが、例の企画。
インクジェットプリンタでプリントしたものがどのように劣化していくかの比較実験。前回までは正規品インクと互換インクでこんなに違う!ということを実験してみたが、今回はそれに加えて、正規インクでも

劣化って何が原因なのか?ということに決着を付けたいと思う。

第一弾の実験内容 2020年7月5日掲載
「インクジェットプリンタ、互換インクと正規インクの差」

第一弾では互換インクが正規インクに比べとんでもなく劣化してしまう。
写真、特に人に見せるようなものは正規品に限る。
安かろう悪かろうを買いてみた。

前回の実験内容 2020年8月16日掲載
「インクジェットプリンタ、互換インクと正規インクの差・その2とまだ続く・・・」

前回はその互換インクと正規インクの差のその後と新たな実験結果を買いてみた。


第三弾の今回は
インクの劣化は何が原因なのか?
光?空気?を決着付けたい。
前回の実験結果では思いもよらぬ空気じゃないのか?ってことでもう一度再実験をとなったわけで今回はその結果を・・・

この写真を

方やAをクリアケースに入れ空気をなるべく遮断。ただし日差しには当たる。
此方Bを紙で覆い、日差しの影響は受けないようにしたけど空気には触れる。

というようなもので約一ヶ月放置。
部屋の片隅に並べておいたもの。直射日光には当たらないが窓、カーテン越しで日差しを受けるような一般的な家の執務室というか勉強部屋のような環境。

前回までは結果をデジタルカメラで撮影してみたが、撮影した状況がイマイチ安定せずフェアではないような気がするので、EP-880Aでスキャンを行った。

JPEG,400dpi

どこにでもあるコンシュマー向けの複合インクジェットプリンタだな。


結果はこんな感じ

一目瞭然。
光よりも空気に劣化するってことが判明。

なるほどねー。やっぱりか?
実はピクチャーレールがある部屋には額縁に7つほどの写真をぶら下げているのだが、常に光には当たるが空気には触れず・・・という状況。
劣化していないってこと。


左:昨日、改めてプリントしたもの。26時間後にスキャンしたもの(C)
右:サンプル、A,B



てな感じ・・・
事前予想としては、やっぱり光(紫外線?)の影響じゃないの?って思ったら、空気に触れることで劣化するってことが判明。これで決着だな。

劣化するってのは赤味が出てくるってことみたい。
または青味が薄れていくというか・・。

なのでプリントした作品を長期保存したい場合は
1.しっかり乾燥させる。特に染料インクの場合は最低でも24時間は乾燥したいところ。
2.額装する。または今回のようにクリアケース(フォルダ)などに保存。

という方法が一番。

単にプリントした作品をチェックする場合やまた改めて見るかもしれないような場合はその辺に出しっぱなしだったりします。
デジタルで保存したものを検索なりでヒットさせて表示させるのも悪くないのだが、すぐに手にとってみたい・・・とか、視界に入るところに常にその出しっぱなしの写真があるってことは何かしら意思があってプリントしたことになるので意識はするな。


さてさて前回、終息させた例のSL写真。正規インクと互換インクの差はこうも違う・・・・
では改めてスキャナしたものを比較してみた。
※若干、プリントしたサイズの余白が異なる点を了承されたい。

左:互換インク 2019年12月頃プリント
右:正規インク 2020年 2月頃プリント
※撮影は2019年9月


左:正規インク 2020年2月頃プリント
右:正規インク 2020年8月16日プリント


インクジェットプリンタの比較はこれで決着でしょうかね。
あとは何をする?
用紙の比較も面白いのだが、こればかりは手触り感や細かい部分まで凝視して検証する必要があるからこのようなWebサイトでの表現はちょっと難しいかな。


染料インクと顔料インクの違いもいいけどウチには顔料インクが無いしな。顔料インクと染料インクは得手不得手があって、染料インクは光沢紙が得意。だけどバライタのようなものは不向き(というかダメ)。染料インクは光沢紙はイマイチ(染料インクに比べて劣るけど、悪くはない)。バライタや和紙なんかへのプリントもこなせたり。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください