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NIKON Z50 初陣は500mmF5.6と「羽田ソラムナードゲート7」だった。

2021年2月7日(日)NIKON Z50 初陣は500mmF5.6と「羽田ソラムナードゲート7」だった。をマイプロデュースしてみよう。

2月6日(土)ニコンZ50がやっとのことで実戦デビュー。もともとやりたかったニッコール500mmF5.6とペアを組んでの初陣。
さて、どこへ向かおうかと色々と思ったのだが本当はこの567さえなければスナップ撮りなハズが自粛の影響で飛行機撮影となった。それでも飛行機撮影なんてどこへ行こうものかとそれこそ迷うわけで・・・

っしかし思えばこの緊急事態宣言も本当は今日までで明日から晴れ晴れ活動開始のハズだったのだが、みんな自粛大好き!緊急事態宣言大賛成!みたいな方々が1ヶ月も延長しやがって3月7日だってさ。なんてこった。
これが毎年恒例の緊急事態宣言とかにならなければいいけど。


P330

Z50+FTZ+500mmF5.6の組み合わせ。カーボン仕様がかっこよすぎ。これがZ50とは思えない。

NIKON Z50 DX 16-50mm F3.5-6.3 16mm 1/1000 F7.1 ISO:200 PC:SD WB:SUNNY

撮影してみた。構えてみると小さいので肩、腕もこじんまりした感じになる。こりゃー絶対に女性ウケするなあ。

自分の場合、ある程度大きさが無いとシックリこないからZ50の小ささには改めて実感した。


NIKON Z50 + FTZ + 500mmF5.6 DX500mm 1/250 F8 ISO:125 PC:SD WB:SUNNY

まあ普通に撮影してみた。コマ11/秒だと十分に飛行機撮影は可能だな。


この時間帯の空港情報 D 0530 RW34L・R HIGHWAY VISUAL APP
風090 4Knot 視程25km 気温12℃

てな具合でなんとも穏やかな天気。最初は寒いかと思って厚めのジャンパーでも着ようかと思ってたけどそこまでしなくても十分暖かった。日差しも強くて気温12℃で風が無いなら体感的には上着無しでもいいくらいだったり。

でも相変わらず飛行機の数は少なくてしばらく待ちの時間は続く。


NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/640 F8 ISO:400 PC:SD WB:SUNNY

多摩川にいた鳥。

NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/250 F11 ISO:AUTO(125) PC:VI WB:AUTO

スタフラ。ちょうど右斜後ろからの順光がいい当たり具合。

NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/2500 F8 ISO:400 PC:SD WB:SUNNY

デルタのこれはA330かな。この時間帯は二機のデルタが飛来する。
まだ慣れていないのかなんとなく甘い気がする。気のせいなのかなあ。たしかに最新最強のⅡ(Z6Ⅱ)に比べちゃだめだし、このような被写体向けのカメラではないでしょうけど・・・

NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/500 F7.1 ISO:400 PC:SD WB:SUNNY

船が通過した後に岩肌が洗われ水鳥たちが目当てのエサをめがけて一気に降り立ってくる。
もう既に水の温度は幾分温かいのかな。


NIKON Z50 DX 16-50mm F3.5-6.3 24mm 1/250 F11 ISO:AUTO(125) PC:VI WB:AUTO

ミニチュア効果。Z50の遊び心。シーンやエフェクトが多くて楽しめる。どういう効果なんだろうね。SSを落としてF11で絞って、ビビット。あとは特殊効果なのかな。
これがヤタらと電池食うわ。

NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/320 F8 ISO:200 PC:SD WB:SUNNY

河原にあった枯れ木。絵になるなあ。
枝ではなくてこのカラッカラになった木っていいな。たまに海岸沿いとかにあるよね。

NIKON Z50 DX16-50mm 30mm 1/1250 F18 ISO:200 PC:SD WB:SUNNY

夕日と船?。まだ15時台だ夕日ではないのだがこの光線?がいい感じ。絞って太陽の光条を出そうと思ったけど明るくないレンズなのでダメだった。ほんと穏やかな日だった。

NIKON Z50 + FTZ + 500mm F5.6 1/320 F5 ISO:200 PC:SD WB:SUNNY

メモ用で大活躍のP330を開放で撮影してみた。悪くないよね。このカメラもほんとよく働いてくれてます。コンパクトボディでほぼ長方形で出っ張りなど無いので取り回しが楽。F1.8のコンデジのくせに当時は画期的だったんだよね。画素数やエンジンはもう既に旧型で力不足だけどお供ににないと不安になります。


さてこのZ50。
使ってみた感想を一言でいうなら、小さい!。持ち歩くには非常にコンパクトで取り回しも楽。コマ11/秒も頼もしいので飛行機撮影のようなものにも向いていると思う。なのでスナップから動きの早い飛行機でも鉄道でも悪くないと思う。ただ弱点をあげるとなるとAFの食いつきがイマイチだったりする。多分これはZ6Ⅱに慣れすぎてしまったせいなのかマッタり感がを感じる時はある。Z7(かつて持っていたZ6)とかこんな感じだったかなあ。

□UI(ユーザーインターフェース:操作性能)としてはやはり親指AFのクセだな。
ファインダーを覗きながらシャッター押します→そのままプレビューします→次の撮影のために親指AF押します、がしかし、このZ50の場合は鍵のマークが付いて写真の消去防止のロックになってしまう。
これは慣れないなあ。なので急遽、シャッター半押しでもAFを機能するように設定し(厳密には設定を戻した)、親指AFでもシャッターボタンの半押しでもAFできるように調整した。

□それとその親指AFなんだけど親指で押しながらファインダーを覗くと頬に親指が当たる。体制的にどうかと。
兄(姉)貴分のZ7やZ6Ⅱの場合でも同様なことはなきにしもあらずだけど、こちらはボディのと社外品のアイピースを装着することで直接、眼球をファインダーに近づけることなくスペーサーとなるため親指AFをしなくても楽な操作ができるわけ。

早速自宅に戻り、そのアイピースを取り付けてみた・・・
なんとZ50のアイセンサーはZ7やZ6Ⅱ(Z6)のファインダー上部にセンサーがあるのと異なり、下部にある。なのでその社外品アイピースを取り付けるとセンサーが隠れてしまい常時ONとなってしまうことが判明。
D500でもD850でも丸形アイピースを着用し、Zでも社外品でもアイピースを常用している自分としてはノーマルな状態でファインダーを覗くのが慣れないな。

アマゾンみたら、Z50用の社外アイピースがあるようなので買い物カゴに入れておいた。これはいいわ。

それと電池。エフェクトやシーンを多用するようなことはないのだが画像処理を常時行うために電池の消費がハンパないなあ。たしかにこの日は満充電して持っていったわけではないのだが、ミニチュアエフェクトなんかをしているとあっという間に電池が赤になっていた。ファインダーを覗いても「ああ画像処理、大変みたい」って感じがヒシヒシとわかる。

まあそれと当然なのだが、エフェクトはRAWデータではないんだよね。画像編集後になるのでJPEG。当然だね。なのでファイルを転送するときRAWのみ転送すると、エフェクトしたデータは漏れてしまうので注意。あくまでもJPEGなので注意。ただJPEGだけでは判断できないのでファイル名でRAWが無いもの=エフェクトとするか、View-NXiなどで判別させるかだね。

ボディがコンパクトなため一部ボタンが省略され液晶のタッチパネルになった。それが不評となっている記事を見たが自分はあまり気にならないかった。とくにタッチするような操作が無いからかな。多分、ファインダーを覗きながらとコマンドダイヤルキーと十字キーだけで操作する分には何ら問題にならないと思う。


Z50・・・総評すると◎!
たしかに普段使いのZ7やZ6Ⅱに比べちゃいけないのだが、初めてニコンのミラーレス一眼を使う。スナップ撮り、ポートレート、街撮り、普段使い程度であれば全く問題無いですよ。この軽快なコンパクトさは使い勝手は十分良いです。16-50キットと買うのとできればFTZも買うとFマウントのレンズラインナップも広がるので揃えておきたいところ。
10万円少々で購入(自分はレンズキットで7万円台(下取りレンズ1万円チョイ))で買えるはお得感かも。

自分も飛行機撮りはちょっとZ6Ⅱのジェラシーを感じるので持ち歩くようなことはないと思うけど、花や虫、風景やスナップなどには主力として持ち歩いてもいいかな。またはZ7のサブ機とか。となるとZ50から所詮「サブ機扱いですか・・・」って聞こえそうだし、Z7からは「もうお役目ゴメンで若い子に引導を渡せってことですか」って聞こえてきそうだしなあ。まあ上手に使い分けします。

Z7は長男、Z6Ⅱは長女で活発な末っ子(かつてのZ6は次男で家を出て独立していった)。Z50は従姉妹のいつの間にか大人になった背伸びいっぱいのお嬢ちゃんみたいな位置付けかな。

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