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待望のNIKKOR Z MC105mm配備。昭和記念公園で初陣を迎えた。

2021年7月11日(日)待望のNIKKOR Z MC105mm配備。昭和記念公園で初陣を迎えた。をマイプロデュースしてみよう。

7月10日(土)NIKKOR Z MC105mmを持って昭和記念公園へやってきた。注文後、約1週間程度で届き自宅で数枚撮影した程度で、実戦配備は今日が初陣となった。

「今年はあまり暑くない!?」って思ってたら、今日の最高気温は31℃とか。いよいよ夏かあ。自宅のエアコンも例年は7月に入ってから稼働するのだが今年は今日が初だった。
ここ昭和記念公園も朝から暑かった。


P330

本日の装備。Z7+MC105mm。FTZを介在しないってのがちょっと新鮮。Zマウントのマイクロレンズだからな。

P330

マウント側の刻印。割とクッキリ書かれているのが印象的。かっこいい。

P330

初のディスプレイ表示付きレンズを所有となったが、F値と焦点距離の表示を切り替えることができる。使う機会ってどんな時なんだろ。測距するような時なのだろうか。今思うけど、この表示をファインダー内に表示されるといいのにって思う。案外リアリティに動作。気持ちが良い。

MC105mmを持った感想はというと、重い。思ったよりも・・・前評判だと軽い!っていうのが先行していたためどれだけ軽いのかと思ったけどFTZ+60mmユーザーからすると80gちょっと重くなっているんだよね。だから旧来の105mmユーザーからすれば100g程度軽くなっているので、そこから軽い!という表現になっているのかと思う。

そして筐体は全体的に大きい。フォーカスリングも太い。かつて200-500mmのズームリングが太くて扱い難いという評価だったけどそれに近いものがあるかも!?
ただ、これは後に思ったが、マニュアルフォーカスで調整するような場合にはこの太さと若干重めのトルクは必要なのかと感じた。


NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/250 F5 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

ユリ。AF性能がキビキビ速い。これも流行りのレンズというか最新機能なんだな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/400 F5 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

先々週以来の来園なのだが西立川口前のユリは見頃だった。まだまだこれから咲いていく感じでちょうど見頃を迎えることになるかと。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/100 F6.3 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

カシワバアジサイ。今回の作例は前回60mmで最後の撮影を・・・というのを思い出しながら撮影してみた。まだこの時点では取り扱いに慣れなくて105mmが近いのか遠いのか迷いながらって感じだった。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/100 F6.3 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

ただ60mmに比べでワーキングディスタンスの広さ、余裕さはあるのはすぐに実感できた。普通に撮影する感覚にクローズアップするようなイメージでマイクロ撮影が可能となる。60mmはそれに加えてかがんだり覗き込むような感じなるから体力的にちょっと・・って感はある。


NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/125 F6.3 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

物撮りしてみた。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/30 F8 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

缶コーヒーの水滴がすごいリアル。これをさらにクロップすると素晴らしい描写力なのがわかる。写真を見て思ったのだが「・・X牛乳100%」のフォントが実はジャギー(ギザギザ)が入っていることに。これは缶を手にしてパッと見ではわからないよな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F7.1 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

遠景は中望遠なので圧縮されてるなーって感じる。風景は35mmとか50mmを多用するので105mmとなるとすでに望遠。60mmならまだ風景もありかと思うけど、105mmで風景はちょっと難しいかな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/100 F4.5 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

先日も撮影したこの花。さらに見頃となって多く咲いていた。水滴が付いていたので狙ってみる。AFでピンを合わせるのだがスムーズ。ただドピンちゃんになってから振れ幅に余裕が無いのがね。息が詰まる・・。そういう場合はMFに切り替えじっくり狙うのもありなんだろうけど、60mmに比べるとこの振れ幅に遊びが無い感じがするかな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F8 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

クローズアップ幅、懐の深さを感じる。
Zの場合、フォーカスポイントをPINからワイドLまでチョイスでき被写体によって変えることができるのだが、ZカメラにZレンズの組合わせだからこそそれらの設定がマッチしているように感じる。ああ、ちゃんと動作できているなあってね。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F8 ISO:AUTO(8000) WB:SUNNY PC:SD CLOP

苔とオオクロアリ。動きのあるアリをAFで簡単に追いかけられることができるのもいい感じ。このクローズアップ感、最新のマイクロレンズってこうもリアルに映るのかと関心させられる。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F8 ISO:AUTO(5000) WB:SUNNY PC:SD

ちょっと見づらいがシャクトリ虫!?のようなのが写っている。ジオラマを撮影しているような感じだがこれはリアル。木々にベターっとくっつかなくても撮影できるのは楽かな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F5.6 ISO:AUTO(4000) WB:SUNNY PC:SD

木の幹に生える芽もキレイに撮影できた。半円ボケも薄っすらはいるのが良い。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/500 F5.6 ISO:AUTO(1600) WB:SUNNY PC:SD

サクラの幹。ISOはAUTOで撮影したものだがリアルだな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/1000 F5.6 ISO:400 WB:SUNNY PC:SD

トンボの湿地で撮影したもの。シオカラトンボなのだがクローズアップしてみるとこんな感じに映る。こちらもうっすらと丸ボケが入っているな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/1000 F5.6 ISO:400 WB:SUNNY PC:SD CLOP

クロップしてみると羽毛!?なのか細部まで表現できていて描写力のスゴさを感じる。



NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/40 F5.6 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

動画撮影用に持ち歩くGOPROなのだが3Dシャープ感あるな。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/100 F5.6 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

この季節の定番、アジサイを撮影してみた。すでに見頃が終わりかけではあるが前回60mm時の時も撮影したので今回も同じように撮影してみた。

NIKON Z7 MC105mm MODE:M 1/125 F5.6 ISO:200 WB:SUNNY PC:SD

キノコ。本当はもっと日陰でひっそりした感じが良いのだが、ここは日差しのスポットライトがちょうどよく当たっている感を撮影してみた。傘の影の部分がいい感じ。そして周囲は暗く、あくまでもキノコのみにスポットが当たっているのが偶然にもよい演出。


MC105mm初陣の感想はというと、あたらしいレンズだなーって当たり前の感想と、やはり60mmユーザーからすれば大きい!重い!って感想かな。そう、フードも筐体の半分くらいの大きさなのも驚くな。あとは思った以上にAF性能は速く、MFのフォーカスリングの大きさとトルク感はマイクロ撮影には適していると思った。
ただ105mmでの風景はちょっと無いかな。どうしても広角域での撮影が得意なので105mmだとすでに望遠域で風景全体ってのは難しいのかと。

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