秋の紅葉巡り・久々の鎌倉を散策してきた。
2021年12月19日(日)秋の紅葉巡り・久々の鎌倉を散策してきたをマイプロデュースしてみよう。
2021年12月12日(日)鎌倉へ行ってきた。そっか紅葉巡りも鎌倉という場所があったなあ。てな感じ。ただ12月も12日。すでにどこも紅葉は終わっているのかと思い期待は薄。鎌倉は中学の修学旅行の際に初訪問しその後は社会人になるまでは訪れたことがなく、社会人になって2~3回ほど。つい最近は辿ると2013年2月7日(木)仕事で鶴岡八幡宮へ仕事で訪れたことがあった以来だった。実に8年10ヶ月振り。多分、それ以前はさらに10年近く前になるのではないだろうか。
JR北鎌倉で下車し鎌倉駅までの道中を散策した記憶があったものの、どこに何があるかはほとんど忘れている。鶴岡八幡宮、大仏、江ノ電、鳩サブレーくらいしか思いつかないのだが、事前に地図サイトで予習を行いある程度の想定を付けておく。
本日の装備品。NIKON Z7 + Z24-70mm
Z7はこの日が最後の運用となった。現在はすでにZ9のための下取りに行き無事に査定された。2年8ヶ月の運用だったけどいいカメラだったな。一度も故障しなかったしすべての期待に応えてくれたようなカメラだった。次に配備されるZ9は予定どおり12月24日に発売され早々に入手可能なようなのだがこちらはネット通販、土日を挟むとなると金融機関の営業時間の関係から早くても28日とか29日、年末までに入手できればいいかな。厳しいかも!?
JR北鎌倉下車後、まずは最寄りにある円覚寺へ訪問。臨済宗の大本山とのことで多くの人で賑わっていた。まあかと言って、臨済宗なのでぜひ!という人はあまり多くないと思うが・・・。
北鎌倉を散策スタートとした場合はほぼ定番に訪れる場所なのだろう。
山門。この日の天気は晴れだけど雲が多い。時折晴れ間。気温は風が無い分過ごしやすい。寒くもないけど暑くもない。けど動くと暑いかな。
紅葉はご覧の通りでまだまだ見頃。参道には落ち葉くらいあるはずなのだが、お寺の方によってキレイに掃かれたのかと思う。
妙香池。なにせ大本山。境内が広くて色々な建物が多すぎる。○○殿、○○庵、○○院などなど。すべてを拝観できるわけではないのだが、どこになにがどう・・というのは一度来たくらいではよくわからない。
散策を終え総門へ戻ってくるころには日が差してきた。人は多いような普通の休日なのだろうか。
途中、横須賀線とすれ違う。横須賀線もいつの間にか山手線と同じE235になっていたから驚き。てっきり顔だけ入れ替えたのかと思った。近くには撮り鉄の方がカメラ構えていた。珍しい電車でも来るのだろうか。
■明月院
本命の明月院。ここはあじさい寺で有名な寺院なのだが、紅葉の季節でもきっと楽しめるだろうと期待。そして円窓が見てみたい!
お庭がゴージャスなところは絵になるから撮りがいもあるんだよね。
総門をくぐったら早々に現れるのが桂橋。それを覆うように紅葉が見事。いやあここもまだまだ見頃だった。あと10日くらいはもつんじゃないかと思うほど。昭和記念公園のように内陸に比べ、鎌倉は海側で暖かいせいなのか。
そして待望の円窓。多分、ここにたどり着く参道には本来、あじさいが咲き誇っていたのかと思うが秋だとあじさいの草しかないわけで普通に通りすぎてしまう。
待ちは約12~13組程度。写真を撮るくらいなので1組数十秒ほどなのでさほど待つこともなく順番が回ってくる。
てっきり室内に上がり、畳敷きを膝をついて撮影するのかと思ってた。普通に屋外から本堂を突き抜けるようなかたちで拝観することができる。
24-70mmでも良いがこれはDXで撮影したので105mm相当。問題ではないが、120mmくらいあると余裕なのかもしれない。
壁が赤っぽくなっているのは床に敷いている赤布影響。とくにWBは指定しなくても紅葉ぽくなっているのが良い。ここ明月院意外にもこの円窓をもつ寺院は日本各地にあるようでそれぞれの景色が楽しめるようだ。これを作った昔のひとは遊び心のひとつ・・・だったのかどうかはわからないが何百年後の現代でも人の目を楽しませてくれるのには違いない。きっと未来も・・。
本堂脇にあったお地蔵さんたち。軽く合掌・・・これだけ大勢の人が訪れ手を合わされ、写真を撮られ・・・さぞお忙しいことかと。表情はどこか微笑ましくも見える。お供えの花もキレイだな。毎日お供えしているんだろうなあ。
本堂後庭園は別料金。季節限定公開のよう。秋限定なのか、それともあじさいの季節も公開されるのか?
本堂真裏の紅葉風景。ちょうど左から日が差しいい感じだった。右手がさきほどの円窓のあった本堂。
数歩先を歩いたときに獣が出現。なんとリス(タイワンリス)がいた。山の上のほうから降りてきて木を伝って本堂の屋根に渡っていった。尻尾を入れると子猫くらいのサイズだったかな。慌ててシャッターを切ったので写りはよくない。この後、この一匹を追いかけるようにもう一匹降りてきた。目と目があってしまい一瞬躊躇していたようだがすぐに木を登り上のほうから伝って行った。
二匹目の尻尾だけ。タイワンリス、紅葉にまぎれ、頭隠して尻尾隠さず・・・・ここ鎌倉では珍しくない光景のようで、鶴岡八幡宮の境内では普通に見られるとのこと。
野生のリスといえば北海道は雨竜町の雨竜沼湿原を散策中に登山道の左右からピョンピョンとエゾリスが現れたのを目撃した以来だな。
うわーーキレイ。ちょうど日差しが入ると透過光でいい色に。立派な紅葉で絵になる。後庭園は別料金とのことであまり人は来ないのだが、割と広く紅葉は見頃真っ盛り。
いい庭だなあ。これは日本人の心をくすぐられるわ。
青いお地蔵さん
赤いお地蔵さん
左右に紅葉。きっと日の当たり方によって右側の木もキレイに見える時間があるのかと思う。立派だ。
もっと広角レンズで撮影すればダイナミックな絵が撮れたのかもしれないなあ。
さらに鎌倉方面に歩くと建長寺が見える。こちらも立派な寺院だな。さきほどの円覚寺も臨済宗なのだがこちらもほうが歴史的に30年ほど古いようだ。1253年建立。
どこも拝観料は500円だったと思う。
できればスイカが使えると便利なんだけどなあ。あとは券売機とか・・・。
仏殿。多分、当時のままなんだと思う。地蔵菩薩坐像・・・もともとは芝にある増上寺にあったものをこちらに運んできたとのこと。
法堂(はっとう)。千手観音菩薩。
天井には雲龍。もっと広角で撮れるとよかった。窮屈感。
方丈(龍王殿)の裏。
宝冠釈如来が祀られている。※未撮影・・・
靴を脱いで拝観できる。
つるがおかはちまんぐう と言う。つるおか と言いそうだが。
北鎌倉駅方面から来ると西側の丸山稲荷の辺りを登ってくることになるのだが、着いて驚くのはこの人の多さ。あまりにも人が多くて身動き取れない・・・なのでサッサと参拝して退散。
そして振り返って撮影した。
これがZ7最後の1枚となった。
JR鎌倉駅を目指すのだが、小町通りに入ってしまったら最後。ここは原宿かい?ってくらいの賑わいで身動き取りづらい。こんなに人がいて良いものかと思うくらい。
まぐろ、しらす、かまぼこ、甘味などなど食べるところも多いんだねえ。多分、小町通りを歩くのは初めてかも。
鎌倉駅に到着したげっそりしてしまいその後はまっすぐ家路に・・・・
久々すぎる鎌倉。いいなあ。来年は季節の節目に訪れてみよう。なるべく平日に・・・次回は14-30mmのレンズを持っていってみよう。