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ニコン使いが他社製品を使ってみた。Vol.5 「FUJI FILM X-T30」_総括してみた。昭和記念公園にて。

2022年2月24日(木)ニコン使いが他社製品を使ってみた。Vol.5 「FUJI FILM X-T30」_総括してみた。昭和記念公園にて。をマイプロデュースしてみよう。

2月23日(水)ニコン使い・・・シリーズの第1弾。富士フィルムX-T30使ってみた・・・。いよいよ総括してみたいと思う。良い点、悪い点などもろもろ書いてみる。

■順不同。動画でお伝えした内容に少しだけ追記。

・モードダイヤルが無い。 ▲
 P、A、S、M などが無いので戸惑う。概念というか考え方が違うので一概にダメとは言わないがやはり使いにくかった。とくにマニュアル慣れしている自分としてはなおさら。

・ビューアーソフトの使い勝手 XXX
 X RAW STUDIO が重すぎて使い物にならない。写真を選択しただけでクルクルになってしまうのはソフトのチューニング不足。Win11にアップデートしたらソフトは起動するが写真が読み込めなくなり再インストールとなった。その後は特に動作が改善されるわけでもなく、相変わらず重すぎて使えない。まして現像処理やトリミングなど編集なんてできたものではない。
EXIF情報の表示方法ももっと見やすくしてほしい。
富士フィルムのデジカメで最も悪い点なのかもしれない。

・フロントコマンドダイヤル(人差し指)▲
 操作性能が甘い。ダイヤルを回すつもりがクリックしてしまう。動作が大きいと誤動作になってしまう。なおクリックするとF値とISOが切り替わる機構。

・充電器がない ▲
 そうたくさん撮影するようなカメラじゃないので予備バッテリーを持つようなことはないのかと思うけど、本体充電のみというのはやや心配かな。

・右手親指のQボタンの位置 XX
 これは位置が悪すぎ。どうしてもQボタンを押してしまう。
 手袋をつけていると自然に押してしまうのでこれは設計ミスなんじゃないかな。

・カメラ内RAW現像 ○
 今はあまり無いのかもしれないがカメラ内RAW現像があるのは重宝するので良い。
 このレベルのカメラでもあるのはいいね。

・EVFのみやすさ ○○○
 ドット表示も明るくて見やすい。余計な機能が視界を妨げないのとOVFと変わらないみやすさ。

・フォーカスレバー X
 小さすぎて扱い難い。スティックタイプではなくで面タイプにしてほしい。

・親指AFボタン ▲
 フォーカスロックなどは親指AFを使うのだが位置が悪いな。結局シャッターボタンでレリーズすることになった。

・露出補正ダイヤル ▲
 ニコンのP7700を使っていた時にも装備されていたけど、使わないなあ。
 
・SSが刻めない ▲
 これはカメラの仕様、目的が違うせいなんだろうと思うけどダイヤル式のSSの場合、小刻みなSSが使えないのはね。飛行機撮りがまずは標準1/1600が設定できないのはちょっと痛い。

・フィルムシュミレーション ○○○
 想像通りのフィルムシュミレーション。特にVELVIAの色合いがビビットなのにあまりしつこくなく自然体かつ鮮やかなのはよい。ETERNAの落ち着いた雰囲気。やや粒子っぽいモノクロのACROSなどフィルム時代の良さを彷彿するようなのもよい。

・暗所に強い ○○
 思った以上に暗所撮影に強い。これは数値性能での現れというかエンジンなんだろうなあ。
 普通に撮影していてもISOを上げてもノイズ低減機能が自然と働いて違和感なく撮影できた。

・AF性能 ○
 食いつきのAF性能はレベルの割にはそれなりに撮影できた。動態認識機能は無いのかと思うので試していないが飛行機撮影などターゲットにピンを当てて撮るようなスタイルの場合、十分かと思う。

・軽い、コンパクト ○
 軽くてコンパクトで持ち運びは便利。

・動画に強い ○○
 動画使いではないので本当の良し悪しはわからないけど、4Kもキレイに簡単に撮影できた。動画素人でも楽しかった。多分、動画好きな方でも十分使える機能かと思う。

・バッテリー ▲
 スタミナバッテリーとまではいかないまでももう少し余裕があるといいかな。
多分、予備バッテリーを持ち歩くようなカメラじゃないのでなおさら。

・充電のインジケーター ▲
 充電中は緑点灯のようなのだが、てっきり満充電に思えてしまう。せめて点滅とかにしてほしい。


というような感じで評価してみた。一言で言うなら・・・

フィルムシミュレーションは楽しすぎる!絵作りとしては最高だな。
ビューアーソフトは最悪だな。

てな感じ。

ただ今回は富士フィルムでも入門機に近いカメラなので上位機種になればもっと違う評価だったかも。でもビューアーソフトは変わらないから最悪なのか!?笑。せっかくフィルムシミュレーションで絵作り出来たとしても肝心な純正ソフトが使えないから色表現とかできる場面が無いに等しい。
みんな大好きLightRoom? いやいやいや・・・サードパーティはあくまでも「似せた表現」しかできないから・・・勘違いしないでほしい。


X-T30最後の写真は以下。昭和記念公園にて。EXIFは省略。

よかった~。まだまだ冬景色が見れて。先日の雨模様で泥濘んだところに寒気が吹き込み霜柱となった。まさに自然の芸術だな。

本日の装備品。X-T30 + 15-45mm。コンパクトで軽くて持ち歩くにはいい。

梅園には多くの人が訪れていた。この色づくりがいいな。キレイ。思い切りビビット(VELVIA)を使ってみたくなる。

まだまだこれからなので楽しめる。みんな長めのレンズばかりだったな。

ちょっと緩いけどまあいいか。

ほぼ満開に近い梅もある。

これもビビットで撮影したもの。小川の底の色合いも表現できている。ちょっと夏っぽい景色になったけどね。

最後だから色鮮やかな写真を撮ってみたかった。冬場はどうしても色が少ない季節だからな。

日本庭園。

色が無い!?そういうときはとりあえずハーブ園へ。可愛らしい花が咲いていた。

クリスマスローズ。ちょうど見頃。下向きに咲く花なのでスーパーローアングルで撮影。
なぜ春なのにクリスマスなんだろ?

三種類くらいのクリスマスローズが咲いているみたい。チルト液晶は便利だな。日差しを浴びた液晶でも見にくくはなかった。

道端の脇に出迎えるように咲いている。春なんだな~。きれいやねー。

いいね~。小路って。もうすこし見頃は続くかな。

西立川口が工事中で自動改札?にでもなるのかな。それに合わせて券売機も入れ替わっていた。どうやらIC対応になるみたい。磁気付きの軟券でも発券されるのだろうか。
年パス利用者にはあまり関係しないかな。


これでニコン使い・・・シリーズ。第1弾富士フィルムX-T30の回はおしまい。次回は何をレンタルするかは未定。OMとかパナソニックあたりにでもしようか。シリーズは一通りのメーカーを使ってみたいのでしばらくは続くことでしょう。

多分・・・

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