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「慢性副鼻腔炎」で1週間ほど入院・手術してきたメモ。※治療の状況等しばらく続きます。

「慢性副鼻腔炎」で1週間ほど入院・手術してきたメモをマイプロデュースしてみよう。
始まりをどこから書けばいいのか相当迷ったのだが、過去を知りたい方はここ(旧Webサイト)から読んでもらえるといいかな。

実はこの慢性副鼻腔炎の中でも自分の場合は「好酸球性副鼻腔炎」といって再発率が非常に高い病に該当するようだ。まさに過去に4度の手術を行い、その後成人喘息。なんとなく騙し騙し15~16年が経過し、ここ数年のでは嗅覚が無い時のほうが多くなってしまった。特有の鼻詰まり、濁った鼻水、匂いが無い、鼻茸(ポリープ)が充満し、さらに喘息を併発。と、副鼻腔炎では最強最凶クラスの病なんだと思う。さらに今回は前頭洞嚢胞まで併発しており、片側の前頭葉の1/5が萎縮しちゃっているというMRIでは見るも無残な状況。よくもまあ生きていることと思う。

始まりを書くならば
2021年12月28日(火)。年末休の初日だったか、その鼻の調子が相変わらずよくないので近所の耳鼻咽喉科へ重い腰を上げて行ってみることとなった。
それまでの数年は鼻炎薬やらアレルギー対策スプレーなどを点鼻していたのだが、ほぼほぼ解消されるようなことはなく、嗅覚もたまに風呂あがりにシャンプーやボディーソープの香りが感じられるくらい。鼻詰まりは解消したとしても嗅覚だけはどうしようも無いような感じ。

いつから?と言われれば、もうこの時点で4~5年以上前からこんな状態だったのかと思う。だんだんと時間の経過と共に、匂いを感じにくく、さらに鼻詰まりの症状も悪化していったのかと思う。まあ今思えばその時点で病院に駆け込めばこんなことにならなかったのかも知れないけど、なにせその昔に受けた手術の怖さや辛さ、当時の病院の担当主治医がいなくなったこと、仕事の忙しさ、匂いなんてたまに感じる程度でもそう問題はないか・・などと後まわし後回しにしてきたわけだ。

さすがにこれ以上、売薬のお世話になるのもよくないだろうし一度診てもらおうかと思ったのがこの年末だった。

多分、手術はするだろう・・・入院もするだろう・・・・ 良いは言われないだろう。ということだけは感じていた。

近所の病院の診察から、「相当悪化しており、ここでは対処できません。大きな病院で手術することをおすすめします」とのことで、今回、入院・手術したO総合病院へ行くこととなる。
この町医者の先生は大学の出こそ異なるものの、一時的に医局を某大学の耳鼻科へ所属していたことがあり、その伝手での紹介となった。紹介先はその本丸の某大学病院のほか、電車で20分ほどの場所の大きめの総合病院、電車で2駅先のO総合病院の選択肢があった。
色々と調べてみると、副鼻腔炎ではこの某大学が医局が最先端医療を行っているようでちょっと有名なようだ。ネットでも調べると結構な情報量なので事前情報としては申し分なかった。また所属する方がメディアにも登場しているようなのも心強かった。


なおこの先は経過を記載していくため、降順となる。なので一番したから読んでもらえるとよい。

手術名:内視鏡下・副鼻腔手術V型(拡大副鼻腔手術)・鼻中隔矯正術・下鼻甲介粘膜切除術
病名:慢性副鼻腔炎・指定難病306好酸球性副鼻腔炎(重症)・前頭洞嚢胞


2023年12月13日(水)随分と日が経ち・・
その後ですが2023年7月に執刀した先生が異動となり新たな先生へと。その新たな先生がイマイチな方でして・・・・先生が次回から変わるという時に看護師さんから「次回から先生が代わりますね。合うかどうかは・・・」みたいなことを言われ、????みたいな。実際に受診してみたらわかったよその意味が・・・・以前の先生は治療の過程や薬の説明など丁寧で、今こうなっているのでこの薬でいきましょう・・・これで効かないようでしたらこうしましょう・・・みたいなことを言われたので、ああ悪くなったらあの治療方、投薬なんだ・・・と理解できるのだが、この新しい先生はいままでのカルテに沿っての判断で、最後は「これでいいですかね?」って患者に確認してくるので困る。
「薬は以前出したAとBになりますけどいいですかね?」って、えーーーーー?!!それが「いやダメです!」って言ったらどうなるんだよ!!

2022年秋口から2023年9月頃までは比較的順調で匂いもわかるし鼻詰まりもなくアレルギー薬程度の処方で済んでいたものの、その後の現在までは実はあまり調子がよろしくない。
抗生物質に去痰剤、アレルギー薬に少量のステロイド薬。これらの薬でなんとか持ち直すものの多分薬が切れるのと同時にまた再発しそう。こんな症状のときにコロナに感染してしまう。
発熱発症後2日後の今日には正常な体に戻ったわけだが、その臭覚や味覚が鋭く反応してしまい復活していて驚く・・・・なんなんだろ。怪我の功名ってやつなのか。

そういや2023年から好酸球性副鼻腔炎の高額療養費???の有効期限がまもなく切れてしまう。再申請についてもどうしたら良いのか不明・・・前の先生はもし今の治療がダメだったらデュピクセントするかもしれません・・・と言ってて、その申請をすれば薬代が比較的!?安価に抑えられるものなんだけどそうは言っても1本2万円くらいするようで初月は8万円とか???破産しそう。

ただステロイド薬は効くけど体への負担は良くないので、その点は理解してください・・・とずっと言われててそれよりはデュピクセント・・・という前の先生の判断だった。

ちなみにその高額医療費の医療券の期限は今月末。申請しても3ヶ月くらいかかるので早くても来年3月。そのままデュピクセントの選択肢が新たな先生に無いのであれば無効にするし、必要とあれば期限を切らし、新たに申請をするつもり。好酸球の数なんて2022年の手術時の検査以後計測していないわけで診断書も検査抜きでは書けないだろうしなあ。

んーーー困ったもんだ。直近の診察は12月26日。

そうそう、この新たな先生は次回の予定を決める際の選択肢の猶予も無いんだよね。忙しい先生なのかと思うけどこっちも予定ある社会人なので選択肢をもらいたいわ。


2022年7月13日(水)外来5回目
緊急事態・・・7月7日の事。気づいたら匂いがわからなくなっていた。一大事!!いつのまにかに。って昨日の朝は感じていた。突然匂いが全く感じなくて焦るし不安。
その後、10日(日)に少し感じるけど最も良い頃に比べるとわずか。11日(月)少し復活。お香やデオドラントなどを嗅ごうとすれば分かるくらいだけど遠くから漂う匂いはたまにしか感じない。

13日その事を伝えたら、鼻の中はそう大して悪い状態ではないとのことだった。ただ左側の鼻は濁った鼻水が出だしてきているのと腫れもあるとのことで薬が追加されることに。

点鼻薬:サンペタゾン眼耳鼻科用液0.1%
飲み薬:モンテルカスト錠10mg、ビラノア錠20mg、カルボシステイン錠250mg、クラリスロマイシン錠200mg

去痰剤と抗生物質の再開。そして新たな点鼻薬としてステロイド薬の投入。
この点鼻薬はスプレータイプではなく目薬のようなもので寝て首を傾けて鼻に垂らすというものでとても面倒な薬。どうやら臭覚障害によく用いられる薬のようだ。鼻腔上部にある臭覚神経に作用させるために寝て点鼻するというもの。いやあもっと良い薬あるんじゃないかと思うのだが、簡単にスプレーできるようなものが・・・

診療費:2,250円
薬代:2,270円

7月17日、18日 匂いが幾分復活できたような気がする。最高潮のようではないけど入浴剤やらお香や洗濯した衣類の香りが感じられるようになった。


2022年6月8日(水)外来4回目
外来4回目。もう慣れっこになってきた。
相変わらず調子は悪くない。内視鏡で診察したら、ポリープの前兆のような膨らみがあるけど大して問題にはならないでしょう・・とのことで、良いのやら不安やら。

点鼻薬:エリザス200μg
飲み薬:モンテルカスト錠10mg、ビラノア錠20mg

診療費:2,250円
薬代:2,510円

この点鼻薬ってのが粉を吹きかけるタイプで退院してから使っているのだが噴霧して効いているのかいないのかいまいち不明なんだよね。そしてこの飲み薬2つは寝る前の空腹時に飲むのだが、寝る前ってあまり空腹じゃなかったりする。いいのか悪いのか。


2022年5月11日(水)外来3回目
さて今回3回目は内視鏡で確認するだけでおしまい。最も診察時間が短かった。

次回は1ヶ月後となった。

処方されて効き目の強かったルパフィン錠は事情を説明し変えてもらった。とにかく服用するとすぐに眠気が来て何もできないくらいになってしまい寝る。朝はゾンビのような状態で起きづらい。
ビラノア錠という眠気が起きないアレルギー薬を処方された。効き目はルパフィンとほぼ同等のようだ。

診療費:2,250円
薬代:2,610円


2022年4月19日(火) 外来2回目
退院後2回目の外来訪問。最近の状態としてはすこぶる良い!ただまだ鼻筋や眉間の骨の部分に触れると痛みはあるかな。ただ以前よりはマシで洗顔するときも触れるようになったしタオルで顔も拭けるようになった。以前は痛いので躊躇しちゃうんだけどね。
さて病院。16時近い予約だったので閑散・・・・。

呼ばれてまずは内視鏡で鼻の中の状態を確認。
その後、残骸を取り除く処置を開始。前回ほどではないだろうけど、ソーブサンやらかさぶたなどの残骸をピンセット?等で掻き取られる。
まずは麻酔のキシロカインスプレーを吹きかけられる。即効性が強いので耳鼻科では普通に行われる処置だね。その後、内視鏡を使いながらガリガリと残骸を抜き取られる。
左の鼻からはその塊を取られるのだが、鼻よりも大きいような塊が出てきて驚く・・引く・・・。
右側もカリカリ・ガリガリと何かを剥がすような処置。
最後はズズズーと吸い取られる。

内視鏡で写真を左右2枚ずつ撮影して終了。すでにキレイな状態かと思ったらまだかさぶたのような黒っぽい塊みたいなものがあるようだった。

出血は無し。なので綿球も無し。

その日の晩に例によって鼻うがいをしたら、ソーブサンの残骸なのか赤いスライムがドボっと出てくる。たまに鼻うがいしているとこういうスライムみたいのが出てくるので驚く。
いやまあ、まだ残骸が出てくるとはね。

次回はGW連休明け。

薬を処方されるんだけど、まだ余っていると思う・・・あまり気にされないで処方されるのはどうかと。

診療費:1,050円
薬代:2,360円


2022年4月 9日(土) ルパフィン錠
昨日くらいまで鼻うがいをしたらソーブサンの残骸やら若干の血液など流れ出てきたのだが、今日はほぼ皆無だった。ただまだ右鼻の奥がヒリヒリ&なんとなく腫れぼったいような?気がするのと、鼻筋か眉間にかけての骨の部分、メガネが当たるあたりの上は相変わらず触ると痛いな。

ただ嗅覚は復活しているし、濁った鼻水なども出ないので問題ないのかと思う。

先日、薬局で処方された「ルパフィン錠」について。抗アレルギー薬なんだけど、やや強めだけど眠気もあるとのことで、最近、朝が起きれないとおもったらこの薬の影響だったことが判明したわ。色々と調べてみると、抗アレルギー薬=眠気 という関係は切っても切れないようで、強い=眠気、弱い=眠気なし のような関係だ。

なので夜に1錠飲めってことなんだと。こんなの朝に飲んだらばったりどこでも寝ちゃいそうで怖いな。今回の件で薬については特に影響は無いと思ってたけど、このルパフィンの眠気はちょっとなあ。以前の慢性副鼻腔炎で入院した時は、メイアクト錠の副作用で辛かったんだよね。ダルくて気持ち悪くて・・・やめてほしかったけど「抗生剤なので頑張ってください」とか言われたっけ。

夜は早めに寝ることにしよう。


2022年4月 6日(水) 普通の日
先日、外来で残置されたソーブサンの残骸やらシリコンプレートなど除去され、ほぼほぼ通常の鼻の状態に戻りつつある。
嗅覚も戻って、世の中にこうも匂いのあるものが多いのかと思うとある意味で忙しい。

ただまだ鼻の奥のあたりがヒリヒリするのと、鼻うがいをすると血液が洗い出されるので完全に傷口が閉口したようではないみたい。
また鼻筋と眉間のあたりの骨の部分を触ると痛いしね。なのでメガネが鼻に置く位置がちょうど触れるのですこし気になってしまう。

最近、心療内科で処方されたマイスリーを飲まなくてもガッツリ眠れるなあって思ってたら、今回処方されたアレルギー薬「ルパフィン錠」の副作用として眠気があるとのこと。先日、薬局で薬剤師の方が眠たくなりませんか?と言われて思い出した。よく眠れているわ。


2022年4月 5日(火) 退院後の外来1日目 除去
退院後、初めての外来となった。
調子は相変わらずでなんとなく嗅覚も戻ってきたような気がする程度。これは多分、鼻の中にあるソーブサンやら残骸が嗅覚神経を邪魔しているのかなあと思われる。
なので、今日それらを除去してもらえるとなると期待大。

午後の予約で訪れてみたら、待合の廊下は人沢山。ビックリ。多分O病院へ通って以来初めての混雑振りのようだ。多分、耳鼻咽喉科他の科の人たちも混雑していた感じかな。ちょうど、13:30過ぎだったので午後の診察開始直後だったのもあるしね。

予約していたので割りとスムーズに受診。主治医のM先生。
まずは軽くシューっとキシロカインスプレーを噴霧して表面麻酔をかける。
そして両鼻に装着されたプレート(シリコン?)を除去。手前側にある割と大きいのをピンセットで抜く。多分だけど糸で結ばれているようでそれを解いてピンセットで除去。
その後、奥にあるプレートも除去。この奥にあるのがなかなか抜けなくてちょっと大変。麻酔がかかっているので痛みはないけど、ゴソゴソとされるのはあまり気持ちの良いものではない。

その後は留置したままのソーブサンの残骸を除去。
ズズズーっと吸い取り装置を使ったり、手前にあるようなものはピンセットを使ったりと・・・・
まっすぐなものから斜めになっているものから、最後は90°に曲がったノズルを使って吸い取られます。興味深かったのは菜箸くらい長い内視鏡を使って映し出される液晶ディスプレイを見ながらの処置だった。

もうすぐですからねー。痛くないですか?みたいなことを声をかけられ、時折、キシロカインスプレーを噴霧され、処置時間自体は15分くらいかな。 

終了。

綿球を入れられしばし口呼吸復活。
家に着いたら綿球が血に染まっていて久々に出血。術後レベルだった。

次回は約2週間後。処方は今まで通りで鼻うがいも継続。
喉の気管挿管跡の痛みは昨日くらいから気にならなくなった。痛い=手術した鼻ではなく、気管挿管の喉が痛かったというのもね。今は普通。

お風呂に入ったついでに鼻うがい。いつもより量多めでうがいをしたら、残置されたソーブサンと血液がだらだらと。そのうがいの液体がいつも以上に出て来ないのでどこまで入るんじゃ?って思ったらやっとのことで反対側から出てくるのだが、鼻ポリープがなくなった分、鼻に空洞が広がって水量も多く入ることになったと考えられる。それだけ鼻腔内にはポリープが充満していたとはね。
 さらに洗進めるといちごジャムというか真っ赤なスライムみたいなものが両鼻からびろーーんっと産み出される。まさにホラーだわ。試しに触ったら軟らかいゼリーみたいなものだったけどグロテスク。

なんか今回の鼻うがいでめっちゃスッキリしたのと、やはりソーブサンの残骸を除去した影響で嗅覚復活。入浴剤の香り、ボディーソープやシャンプーの香り、入浴後に飲んだヤクルトの味や香り・・・

わかるんだわ!!!!おおお復活しとるーーーー。

診療費:1,380円
薬代:1,140円


2022年4月 3日(日) 退院4日目 匂い?
昨夜、お風呂へ入っていたときのこと。
体を洗っている時にふとした瞬間にボディーソープの香りが感じられた。

ほんの一瞬だけだけど・・。

もしかしたら少しはまともになってきているのか?その後は相変わらずで嗅覚は無いのでが、少しだけ希望が持てたような気がする。
鼻の中はソーブサンと呼ばれる止血スポンジが大量に入っているようで、鼻うがいでは鼻の通りの部分のみ洗い流されるようなのだが、鼻の上のあたりに溜まった止血剤は鼻うがいでは取り除けないみたい。これは耳鼻科で取り除くのかと思う。

なのでこのソーブサンの残骸が抜き取れれば嗅覚も復活するのかなと期待。
次回の外来は4月5日なので、例の鼻矯正プレートとこのソーブサンの除去してどうか・・かな。


2022年4月 1日(金) 退院2日目 体力が無かった
朝の検温 36.4℃ よく眠れた。
昨夜は少し寝るのが遅くなった分、朝の目覚めも遅め。
なんか21:00消灯 6:00起床の規則正しい生活をしていると、夜遅くまで起きているのが申し訳ない気持ちになってしまう。ほんとはそのまま21時に寝て6時に起きてを続けていれば良いのかなあ。あれは1~2日は慣れないけど、時間の経過と共に普通になってしまう。習慣だな。

入浴は術後1週間ほど開けてから・・・とのことだったので、ちょうど1週間だったのでお風呂に浸かってみた。

全然、持たなかった・・・もうクラクラ。

流石にのぼせて出血とはならないまでもいつもは本を持って長湯なんかしていたのが、今日はムリ。体洗って頭洗ってと結構な労働でキツかった。

その後は本日2回目の鼻うがいをしてみた。
いつもはハナクリーンを2~3回行うのだが、今回はサイナス・リンスにハナクリーンの粉を入れて割りと勢いよく洗ってみた。

鼻から「りんたろうみみず」のような血まみれのスポンジがたら~りとカスで流れ出てくるのは相変わらずホラーだな。

大変なのはその後、顔面内は副鼻腔のような空洞がたくさんあってその空洞に入った水が鼻から出てくるのだが、ちょっと血混じりなんだよ。風呂上がりで体を拭くときに顔を拭くとその血混じりで汚れてしまうわけで、ささーっと洗面所にあるティッシュを大量に鼻に当てて拭き取ることになるのがね。

いつまで続くんだろう。

鼻の通りは良いけど、匂いは感じず・・・。
術前の説明の際にドクターX(執刀医E先生)も、「臭覚検査では反応があるものの、あまり感じられないかもしれません」ってことだった。
まあ、匂いが感じられないのはここ何年も続いたことで残念と言うか仕方ないというか、目も見えるし話せるし・・・

ま、いっか。鼻の中のスポンジがすべて消えたら復活するかも?
少しだけ期待。


2022年3月31日(木) 退院1日目 鼻うがい
朝の検温 36.3℃ よく眠れた。
別にもう家なので検温する必要は無いけど測ってみた。

痛みは相変わらず無し。喉の痛みはまだある。

やっぱり自宅のベットはいいな。ニトリのベットマットだけどお気に入りで人生の1/3は楽しめていることとなる。なんせ病室のベットは固くて腰が痛かったからね。これは多分、角度が変わる部分がちょうど腰に当たって痛かったんだと思う。寝る時は少し頭を上にして寝ていた。
ちなみに入院していたベットがパラマウントベット(医療業界ではナンバー1)で上半身、下半身の角度が電動で変えられるほか、高さも自在だった。
パラマウントベット恐るべし・・なのはこの角度や高さを変える際の音がまったく無いこと。ほんの少しだけ電動の音がするだけで、音もそうだし動きもスムーズ。多分これってとても重要なことなんだと思うなあ。

入浴は術後一週間程度は控えてくださいとのことでシャワーのみとしたが、やはり顔を洗う時に鼻の周辺は気になるな。実は鼻の中の真ん中にプレート?だかが埋め込まれているようでその影響なのか気になってしまいあまり触れたくない。実際には次回の外来で抜き取られるようだ。

さらに鼻の中には止血用のスポンジが入れられているようで自然に溶けおちるとのこと。その溶け落ちるために鼻うがいを行うこととなる。この病院にかかってから鼻うがいを行うよう指導はされていたのだが、当時こそ濁った鼻水を洗い流すことに用いられていたが、今回からはこの止血用のスポンジを洗い流すこととなる。

退院の際に、生理食塩水を持たせられる予定だったのだが、鼻うがい「ハナクリーンS」を購入した際に洗浄剤付きにしてたので、重い生食は不要としてもらった。

使っているやつ。粉を水で溶かすと生理食塩水になるというもの。わざわざ薬局で生理食塩水を購入しなくてもよい。お家で簡単。

以前まではこのタイプのものを使っていた。こちらのほうが容量が大きいのと水流の勢いが強い。

病院指定なのでハナクリーンSを使うのだが、そのシャワーに便乗してぬるま湯で鼻を洗ってみた・・・いやもー

大流血ですわ 笑

流血とゴミ(スポンジの欠片)がダラダラと出てきてビックリ。流血大惨事。
流血というよりは鼻内にこびりついた血液と、スポンジが溶けて血っぽくなっているので厳密に言えば傷口からの出血ではない。

ただ、この鼻からポタポタとでてくる血なまぐさい液体をどう処理しようものか・・・タオルで拭けば鮮血まみれ?だしなあ。結局洗面所に置いてあるティッシュを詰め込んだわけだけど、これがいつまで続くのかと思うと先が気になる。

一体全体、その傷口は塞がっているのかまだ微量でも出血が続いているのかはよくわからない。部位が部位だけに・・・。次回からは洗面所でやろうか。

手鏡を使って鼻の中を見たら、プレート?らしき白いものが見えた。これが鼻を矯正しているものなんだと思うけど、次回外来の際に抜かれるらしい。なので「血まみれになっても(汚れても)よい服装でお越しください」となってた。どうやって抜くんだ?

ある意味で怖い。


2022年3月30日(水) 入院7日目 退院

朝の検温 36.4℃ まあまあ眠れたかな。

昨日入院して今日退院する目の病気の方のいびきが大きくて気になってしまい、多分5時過ぎに目が覚めてしまったと思う。でも普段よりは眠れているように思える。

退院かー。あっという間だったな。

最後のごはん

朝の体温測定後、早々に看護さんが来て体温計を回収。退院なんだ。朝食、検診、会計で退院となります・・・とのことだった。
薬は処方箋ではなくてここを出て行くときに渡されるとのこと。薬局に寄らないだけでも楽だわ。

主治医による朝の診察。「問題無いですね。順調です」とのこと。
その後、着替えて会計が終わるまでベットで過ごす。すでにいびきの方は退院していった。
今日はその他自分の向かいの方も退院し、窓際の方は明日。入れ替わりが激しいなあ。そんなものか。自分が入院したときは先客が3名で自分が4番目だったけど、翌日に1名、その翌日に1名退院して、術後の処置室から帰ってきたら2名加わってて・・・・

10時過ぎ。
看護師さんから退院証明書と診察券が返却され、会計へ向かうよう指示。
いよいよ病棟を出ることになる。足元は軽やか~。パジャマ、サンダル、点滴棒・・・の時と大違い。
会計。94,391円。高額療養費制度を事前申請したので限度額+食費。計算は簡単だった。
事前に100,000円を預けていたので差額がバックされる。

昨日の予想では94,330だったので61円の誤差。

退院証明書

その後、30~40分程度で自宅に到着。
今日はとても暖かい。どこもかしこも桜か。いつのまにか・・・・。

帰ってみるとなんてことない。普段の生活。
ついさっきまで入院していて、つい先日6時間にも渡る手術を行っていて、ふらふらーになっていたのが信じられないくらい。

一体、あの時間はなんだったんだろう と。

テイクアウトした薬

結局、鼻の手術をしたけど最後まで痛かったのは喉。気管挿管跡がまだクッキリ残っている。肝心の鼻については術後から今も全ーーーく痛みなし。メガネの鼻あて部分に若干の違和感や腫れぼったさはあったけどね。ドクターX先生だからなのかな。なので食べ物を飲み込む時が一番大変だった。


2022年3月29日(火) 入院6日目 ごく普通に過ごす

朝の検温。36.4℃

入院して最もよく眠れた。昨夜は9時に消灯して朝6時になるまで一回も起きなかったと思う。

いつも家ではラジオを聴きながら寝るので入院時もラジオを持ってきて聴きながら寝ている。いつも流れるラジオなので心地よく眠れるのはいいかな。
しかも昨夜は思い切って綿球を抜いて鼻の通りをよくして寝てみたら爆睡だった。スースーなので快適。

出血もほぼなかったみたい。マスクはして寝る。

鼻に綿球をつけて寝ると口呼吸になって変ないびきをかきそうで心配になる。迷惑じゃなかったかな。

もう1品なにかほしかった

朝食直後にナースコールが鳴って処置室へ案内される。この朝食直後、人によってはまだ食事中という方もいるんだと思うなあ。ちょうど食べ終わって一息入れた直後だもんなあ落ち着かない。

今日も担当主治医に鼻に詰まった止血剤をズズーと抜かれる処置。

脱脂綿とかガーゼの大きいのが詰まっているのかと思いきや、止血用のスポンジのようなものらしい。

そのズズーっというのはその止血スポンジの欠けらを取り除く処置のようだ。

退院後は鼻うがいでその残骸を流すこととなる。

今日は寒くなるらしいので靴下を履いた。

最初から履いて入ればよかったと思う。病室はコロナの影響により窓が少し空いており外気が入るので寒い。夜は少し閉められているのか?カーテンは完全に閉められる。

ここで入院時に持ってきてよかったものを挙げると

・ACタップ(USB充電付)
・ラジオ
・ウェットティシュ
・アルコール消毒ティシュ
・リップクリーム(特に口呼吸になるため)
・手鏡(綿球の状態など調べるため)
・洗濯洗剤。一週間もいれば1度はするので。ジェルボール。
・手術時のバスタオル。どこで使うのかと思ったら処置室のベットにひかれていた。
・腕時計か小さな時計。時計が無いので時間がわからない。
・髭剃りシェーバー: 安全剃刀が禁止だったので急遽購入した。
・爪切り
・アカスリ:これは必須だね。自分の場合はサンライズに乗る際にも持って行くからな。

便利グッズ

逆に持ってこなくてもよかったもの

・箱ティッシュ1箱でよかった。出血も思ったよりも少ないせいか箱半分程度で済んだ。事前情報では3箱って言われていたけど2箱持ってきても1箱も使わなかった。レンタル品で提供される箱ティッシュは手をつけなかった。

・コップはレンタル品(当然新品)を使った。:歯ブラシと歯磨きは自分のを使った。
・タオルはレンタル品を使った。
・靴下。常に裸足なので履いてきた靴下程度+1足で良い。
・レンタルパジャマを使うなら部屋着のジャージも不要だった。初日しか着なかった。
・こまめに洗濯するなら下着類も2日分でいいかも。

次回があるのなら必須だと思われるもの

・パケット:思いの外使うことになるので自分のように月1~2GBだと容量が足りない。
・映画などはあらかじめダウンロードしておくことをおすすめ。
・本や雑誌。症状にもよるけど自分のように割と回復が早い場合は雑誌などあっという間に読み終えてしまう。

1日583円(税抜き530円)のレンタルキッドが重宝だったな。特にパジャマとタオルが変え放題。ティッシュや歯ブラシも使い放題なのはよい。患者負担が軽減。

1人入院してきた。でも明日退院らしい。どうやら眼科の手術の方のようで今日入院して手術をして明日退院とのこと。胃腸の方も元に戻ってきたようで朝から4回、全て本命だった。

点滴がなくなると小の回数も普通に戻るのはありがたい。点滴はなにかとトイレに近いからね。

点滴棒をガラガラと転がすのも不自由だし。熱々の缶コーヒーを飲んでみた。すぐにトイレに大で駆け込んだ。コーヒーの香りはよくわからないな。
嗅覚が復活するかは微妙らしい。術前説明の際でもあまりよくならないかもしれないとのことだった。

実は術後直後はこの消毒液のような薬品臭を感じていたのだけど、今は鼻の通りこそ改善したものの匂いはよくわからない。試しで缶コーヒーを恐る恐る飲んでみたものの、よくわからなかった。

缶コーヒー

10時試合開始の方が手術室へドナドナされていった。
病室にいると周囲の方がどういう病気で・・みたいなことを詮索して看護師さんとの会話に耳を立ててしまうのだが、手術時間も9時と13時とかそれくらいなのかと思ってたら、この方は10時。2~3時間程度ですよーって言われてた。なので9時に試合開始の自分は最初から大変な手術だったってことがわかる。

ただ思うともし、これが大門未知子だったら9時~17時だから、少しでも時間オーバーだったら「私帰ります~」ってインオペとかされちゃったりしてたんだろうかと・・・。笑 

今日はこれから午後に1名退院で、明日は自分を含め3名退院とのことらしい。お昼は初めての麺類が出された。

稲庭うどん風のきつね。麺類なんて変化球で面白いなあ。

15~16年前に入院した病院ではAかB、フィッシュアンドビーフのように選択できたんだよね。献立表を見ながら選択できるのって楽しみでもあった。退院の説明を受ける。

明日は10時半頃を目安で呼ばれるらしい。

朝を摂って、診察を受けてその時間まで待機。

お会計はどれくらいなんだろ?ちなみに隣人の方が退院にむけて看護師さんに聞いてたところ4万円程度とのことだった。どういう処置で何日間入院していたのかはわからないけどね。

今回は入院手続きの際に「健康保険限度額適用認定証」を健保組合から発行してもらい提出。なので限度額以上(大体9万円弱)は支払いが無い。多分、予想では94,330円かな。

限度額適用認定証

事前に前金を100,000円預けていたので差し引き5670円程度が返金されるかと思われる。ちなみにこのレンタル品セット583円(税込)(x入院日数)は別途、業者から直接請求書が届くとのこと。

梅干しも何回か出てくるが苦手

2022年3月28日(月) 入院5日目 シャワー・退院日決定

ベットが合わないせいか今日も腰が痛い。点滴針もないため動きやすいので寝返りもできるのだがどっちに転んでも腰が痛い。

朝の検温では36.7℃で平熱に戻った。

痛みは相変わらずないが、右の鼻からは若干出血があり。まだ口呼吸で喉の挿管後がヒリヒリして痛い。この口呼吸が辛いな。

痛みがないと言っても触ると痛いけど。

牛乳は割とよく出てくる

8時半頃

診察。今回は初めて担当医の先生だった。この土日はどちらかといえば若手に任せているように思える。担当の先生自体、自分より一回り以上若いと思うんだけどね。

順調に回復しているとのことで退院は30日(水)と予定より1日早くなった。もともとこの予定だったのかも。入院時に渡された予定表では30日だったんだよね。ただ術前検査では31日の予定だった。

処置室の近くが個室があるのだが、処置を並んでいたらその部屋から若い女性が出てきた。自動ドアでソファーも備わっているようで個室で、差額代金14000円プラスっていうからすごいよな。

6人部屋が4人になった段階でプラス5000円。それが2人部屋で10000円とかなので自費で個室ってお金持ちだよな。

まさにドクターXのドラマの世界だわ。

あのドラマの個室はそれこそ1泊4万円くらいの差額なんだと思う。目薬の投薬が始まる。目はとくになんともないけどなあ。処置した部分が目の周りでもあったためらしい。

鼻全体の痛みは相変わらず無いけど、メガネがかかる鼻の上の部分は違和感あるなあ。

今朝食事の際に気づいたけど、鼻の綿球を取ると鼻がスースーしていて驚く。てっきり大きな棉でも入れられているのかと思ってたけど実はそんなことなくて何も入っていないのでは?と思うようになってきた。

処置の際に次回の外来の日程を決める。月火水が先生の都合が良いようで、自分へ月曜の都合が悪いので4月5日(火)午後となった。

10時頃

自習していたら係の方から「シャワー」を勧められたので行ってきた。中3日振のシャワー。特に顔まわりは慎重になってしまうなあ。

点滴の後のガーゼを外したら痛々しい感じだった。

目薬を渡される

レボフロキサシン点眼液1.5% 1日4回 両目

目は平気なんだけどね

朝、昼、夕、寝る前にでも点眼してくださいとのこと。

この病院の良いところと悪いところ

□良いところ
 ・ご飯が暖かくて美味しい。
 ・鼻の処置室というのが病棟と同じフロアに存在する。なのでわざわざ1Fまで行く必要が無い。
 ・比較的清潔
 ・原則、面会禁止。特定の場所のみ。:コロナの影響により自由に面会はできないようになっているが、コロナじゃなくても自由に病室に出入りするのってどうかと思う。コロナ以外でもこの取り組みは続けてほしいなあ。

□改善してほしいところ
 ・トイレが古い。:個室方面のトイレは新しかった。
 ・コインランドリーが古い。: 最新のものにしてほしいなあ。
 ・食事の後の回収がめっちゃ早い。: 自分は食べるのが早いほうだけど、食べ終わって一息ついているとすぐに回収される。
 ・朝の処置時間が朝食時とニアミス: 前述の通りだけど食事を終えた直後にナースコールが鳴って処置室へ呼び出される。
 ・WIFIがあるとよい。:厳密に言うとFREESPOTはあるけどちょっとダークなので使えない。フリーだと10分無料でその後3時間開けないとダメみたい。SNSで登録するとずっと使えるのだが、できれば院内専用のしっかりしたWIFIを整備してほしいなあ。
 ・寒い。コロナ対策の影響から窓が少し空いているようだ。自分は廊下側なのでそうでも無いけど、ひんやりした冷気が足元を通過するため靴下は必須。年寄りによってはダウンを着込んている方もいた。窓際の方は寒いだろうなあ。これはなんとかならないのかな。寒い病室っていいのかな?

12時

昼食時に1名増加。この方もオペを控えていて鼻の手術みたい。会話から木曜日が退院予定みたい。なので自分よりは全然軽いのかな。

かやくご飯だ!

どうやら明日は隣の方が退院するみたい。

13時

洗濯をした。もっと早くに行いたかったのだが先客がいた。
ここずっと動作状況を観察していたのだが、ほぼ使われていないようだったので楽勝で使えるのかと思ったら自分が使おうと思ったところで使われていたという。

ジェルボール

こういうコインランドリーの乾燥機ってどうして乾きにくいんだろうって思う。一応30分100円の200円投入したけど60分ギリだったなあ。ランドリーの脇には他の患者が置いていったものなのか、病院で用意したのか洗剤と柔軟剤が置いてあった。

以前、旅行で使った某ビジネスホテルの最新版は、全自動洗濯機のコインランドリーで斜めドラムで洗剤不要、乾燥も不要。さらに驚くべきなのは部屋のモニターで洗濯機の空き状況まで確認できるという超最先端だった。

今日入院してきた人は、明日鼻の手術で全身麻酔のようだ。看護さんから説明を受けるのだが、T字帯について、術後の処置室のことなどきかされ思いのほか以外だったようで驚いていた。

まあ一番は「ちんちんカテーテル」だよな。自分は当日の朝、手術へ連行される看護師さんから「お小水の管繋がりますので・・・」って当選確実なことを何かの会話の流れから聞かされたのだが、オペが終わって、クタクタのちんちんに触れるまでは半信半疑だったわけだ。

あったら嫌だけど、長時間だからあるよね。無いといいけど、無いわけないか・・ みたいな。

恐る恐る触れたら「管つながってた」って感じで、膀胱直結なので時折ちょろちょろと流れている音が聞こえていた。
その方もそれはびっくりだったようだけど、経験者から言うと「案外平気(かな)」管を抜いてくれた看護師さんが優しかったからね。

そのカテーテルの管って麻酔薬(キシロカインゼリー)を塗られたものが突っ込まれるから薬が効いている最中に抜かれると痛く無いとネットの記事であった。多分、さほど痛くなかったのはこの影響なのかと思う。

挿入時間約20時間・・・このくらいだと平気なのかな。

何日も入れられると大変かもね。

夜の体温測定 35.7℃だった。 

PCにダウンロードしていた資格試験の教材VTRを全て見てしまったので急遽ダウンロード。パケットもなくなり、急遽1GB:500円で追加した。FREESPOTでも悪く無いけどちょっと。

エビグラタンだって

2022年3月27日(日) 入院4日目 点滴卒業 

昨夜もあまり眠れずだった。

腰が痛いけどあまり寝返りもうてずで大変だった。トイレも2回くらい行って、綿球の交換も何度か行った。

まだ出血が少しあるようだがなにせ息苦しいのは困る。

ちょっと殺風景すぎやしないか

9:45診察

ここは看護師さんも処置する先生(昨日と今日)も毎回変わるのは驚き。まだ2~3日なので完全にローテーションを把握したわけではないけど同じ看護師さんが担当することはまだないな。一体何人でローテションやってるんだろ。最近気づいたのだが、ナースステーションに本日担当のメンバーのネームプレートが貼り付けられていた。

診察ではてっきり中のものを抜かれるのかと思ったらそんなことなくてズズーって吸って終わり。

まだ息辛さは続くようだ。

ジャムが美味しい。

お昼ご飯はパンだった。食パンとロールパンにジャム。サラダにスープ、果物、ドリンク・・・これだけでも動いていないから十分。やっぱり甘いモノっていいな。幸せな気分になる~。汁物、お茶、牛乳、果汁って液体多いな。

食後に点滴を打たれるこれが最後みたい。抗生物質も点滴から服用となった。栄養の点滴って長いんだよね。

栄養点滴

アモキシシリンカプセル250mg 朝昼夕 1錠

飲んでいる薬(左の2錠は家からもってきたもの)

この部屋の周囲の人はみんな喉の病気のようだった。なので飲み込むのに大変で食欲もわかないようだ。

鼻は自分一人。

トイレ近くの2人部屋は今朝まで居たのだが、退院していった。枕元のプレートをみたらどちらも21日に入院して今日。7日かあ。

その1人のひとは鼻の病気だったようでもし自分と同じようだったらちょうど1週間か。

16時

そろそろ点滴が終わるのでナースコールしようかと思ったら担当の看護師さんが巡回してくれて針が外され一歩前進して右手も自由になった。いやあ身軽だわ。

点滴跡右腕
点滴跡左腕

思った以上に時間を持て余すので、雑誌や資格試験のVTRを納めたPC(MACBOOK)とテキストを持ってきた。あとは高校野球に大相撲と、とりあえず今日までは大相撲を観覧できる楽しみはあるが、明日からは勉強かな。

以前入院した際は痛み腫れやらでそれどころじゃなかったけど今回は復活する時間が早くてほぼ通常なんだよ。というか術後も痛かったことが無いのが驚き。

今思えば映画でもダウンロードしてくればよかったと思う。

マックブックなのでダウンドロードできる端末ではないのだが、せめてパケットを大盛りにしておくことがよかったかな。

自分の場合は1ヶ月通話込み1GB、翌月1GB繰越で計2GB。700円の激安SIMなのでPCを使うとあっという間になくなってしまう。

パイン旨い

2022年3月26日(土) 入院3日目 術後

待望すぎる朝5時。

時間の感覚が全くないので電車が走り出してからの音から5時頃とわかった。まずはフットマッサージャーが外され、足枷が解かれ自由に。これはほんと楽だったな。

そしてついに「ちんちんカテーテル」が抜かれる・・・

もうイヤらしいとか恥ずかしいとか全然関係なくって、とりあえず早く外してほしいだけ。相当痛いと聞いていたので覚悟していたけど、終わってみるとビビビっって感じで一瞬だった。

「深呼吸して息を吐いたら抜きますからねーー」と言われて、スルン・・・ 「はい抜けました~」って感じ。

 「痛くなかったですか?」

 「ええ、思ってたより痛くなかったです・・・小さいからかな??」 笑

 「笑」

ちなみにイヤらしさはないものの、午前5時の薄暗い病室の中、担当の看護師さんのハニかんだ笑顔はめっちゃ可愛かった。照。良かった~可愛い看護師さんにしてもらえて。
その後、持参してきた薬を返却された際に書かれたサインを見たら、下の名前が特徴的で生まれてはじめて聞いたいい名前の方だった。まるで宝塚女優とか芸名というか源氏名というか、決してキラキラネームではなく素敵な名前の方だった。彼女とは後日、夜勤の際に一度目撃しただけだった。残念ながらその際の担当ではなかったけどね。

もう小さい、大きい関係ないです!!って男ってやつは仕方ない生き物だな。でもみんなそう思ってしまうものなのです!

看護師さんなんてそんなことどうでも良いわけだし、ジロジロ見られるわけじゃないし、実際には呼吸のタイミングを図っての処置だから顔を見られていたわけで。

そうだよな、ちんちんなんてどうでもよいかー。

これで自由の身。

立ち上がる・・・・改めて体中のエラーコードを確認する。

フラーってする。なんとか再起動に成功して人間らしく直立できた。ターミネーターみたい。

このT字帯ともおさらば。パンツ最高!やっぱりパンツはいいね。この瞬間が一番気持ちよかった。着替えてから小便ができるか確認。

処置室はナースステーションの目の前だったことに気づく。

ココだったかー。

チョロチョロと勢いない小便。ヒリヒリするーーーー!! これが2~3日続くことになって、特に座って大きい方をする際は特に管路は滲みるわけで、男子の構造からやはり立ってするのが正解だと感じた。

口を存分にすすぎ少しはまともになってきた。喉に絡む血混じりの痰やらドロドロのツバやらを吐いてキレイにする。

出血は思ったよりはあって時々綿球を入れ替える。時には真っ赤になっていたり、全く出血しなかったりと。以前入院した際はその綿球に点くらいの血痕しかなかったのだが、今回は割と出血は多いと思う。

夜に何度か恐る恐る綿球を交換しては出血の量を確認していたけど。最も大出血の時が、術着から着替えたあと、洗面所から帰ってきて綿球を外した途端に右鼻からタラーっと流血が・・・。動いたせいなのか・・・。早速着替えたばかりのパジャマの裾に鮮血が付いてしまった。

8時になって食事の時間。

術後の朝食

てっきりお粥でも出されるのかと思ったら、普通食だった。それってどういうつもりなんだろ。今回入院して七不思議のひとつだわ。今回はお茶に牛乳に汁物。液体だらけじゃないか。
でもね頑張って食べちゃうんだよ。しかも完食・・・。喉が痛くて、挿管跡の患部に触れるとズキッ!ってするけど食べたわ。しかもあまり口も開かないので行儀の悪いバカ犬みたいな食べ方になってた。咀嚼もあまりできないし・・。

もうね、あまり咀嚼できていないせいでお腹がビックリしてたと思う。ぐてんぐてん・・・。

配膳の際に、「先に診察へ行ってきてください」とのことで同フロアの診察室へ行ってきた。

ここは1Fにある外来の耳鼻科で受診するわけではなく、フロアの端っこに耳鼻科専用の診察室がある。先客は2名でまもなく退院の方のようだった。その後、ぞろぞろと入院患者が診察待ちとなる。

診察は気分を聞かれ喉を見て終わり。
「どうでしたか?」
「いやあまあクタクタです」
「ですよね~ 喉みせてください」 
「はい結構でーす」
※なんとなくの直感だけど、この若手の先生は昨日のオペの際、同席していたんじゃないかな?って思った。ちなみに、自分が手術室へ入った段階で関西弁の麻酔科医1人、助手かな?点滴に眠たくなる薬をシリンジで投与した人、看護師さん3名、執刀のE先生までは確認。担当のM先生となると7名。
多分、ちょっと面倒な手術でドクターX(ちょっと有名なE先生が行う特殊なオペ)が行うってことで他の先生方もいたのかもしれない。


診察終了後に食事。

なによりも口呼吸での食事だからとても食べづらい。お腹が空いているので箸は進むものの、喉の奥が痛いのと口呼吸の影響で食べづらい。口も大きく開かないし。

特に飲み込む際が辛い。

9時半頃に元の病室へ戻る。ベットも使っているものをそのまま持っていくみたい。看護師さん重労働だな。

1人退院していて2人入院していた。病院なんてそんなもんだよね。入れ替わりが早い。

このフロアは耳鼻科・内科と脳外科に分かれているようで、自分と同じように鼻に綿球を詰めているひとも見かける。

この病室のほとんどは喉の病気のようで鼻の人は自分だけ?

あっという間に昼。

この時間になって一気に睡魔が襲ってくる。眠い。しかも口呼吸だから寝にくい。
ガガガーーって変ないびきかいて起きてしまう。これなんとかならないかなー。

お昼はカレーでもでるのかと思ったら朝ごはんみたいな感じで朝に続く魚だった。病院でカレーが出てくるわけがない。

あれ昼も魚か

ただ温かい状態で出てくるのはありがたい。ただこのキウイの果汁が喉に染みるんだわ。やっぱり汁物ほしい。

お昼の体温測定では37.1℃

その後は部屋でまったり。相変わらず痛みは無いものの口呼吸はきついな。

気づいたら2名退院(昨日1人、今朝1人)していて2名入院(昨日1人、今日1人)。必ずしも自分のように手術をするために入院しているひとでもなさそう。

抗生物質の点滴

17時 点滴終了。この抗生物質の点滴は二段階になっているようで、本体の抗生物質は上。そこから一滴二滴と生食?に薄まって流れてくるような構造だった。おもしろい。

針とケーブルは刺さったままだけどコロコロ転がして移動するようなことはないので少しは楽になった。

投薬:
カルボシステイン 250mg 2錠 朝夕2回
プレドニゾロン錠 5mg 1錠 朝1回
ルパフィン錠 10mg  1錠 夕1回

と思ったら、夕方の抗生剤の点滴をしまーすとのことで点滴復活されてしまった。

多分これが終わればまた自由になるはず。

夕食。肉だった。美味しいのだが配膳サイクルが短い。

肉だった。

多分配膳されて15分経たない時間で「もう終わりましたか?」って

喉を治療している方は飲み込むのが大変で1時間近く時間をかけているようだった。自分は喉が痛くて飲み込むのが大変だけど食欲旺盛で食べるのも痛みを我慢してスピーディー。


2022年3月25日(金) 入院2日目 手術

昨夜はたまに服用するマイスリーを半分だけ服用して寝た。半分だけでも十分眠れるのだが、やはり床が変わったせいであまり眠れず。

夜は2回ほど起きてしまった。こういう場合は朝方に一気に眠たくなるのだけどすでに起床時間の6時だったりする。

6時早々に看護師さんが術着を持ってくる。ああいよいよかーーー。

7時までに着替えるとのこと。昨夜は夕食以降は経口補水液で水分を補うのだが6:45残り150ML残して終わり。

その後、点滴を受けることに。

点滴
利き腕の右手に打たれる。

昨夜からの担当の看護師さんが可愛いらしくて優しい方でほっこりする。

点滴も当初は利き腕とは逆の腕、自分の場合は左腕に行う予定だったのだが点滴用の太い針が入る場所がなくて急遽右腕となった。

2日間ほど刺さりっぱなしとのこと。明後日までか。

9時に手術室へ ローテーションされ日勤の看護師さんの案内となる。ゴロゴロと点滴棒を転がしながら3Fの手術室へ行くと、手術担当の看護師さんと麻酔科医に出迎えられる。

そこでも口周り、喉の状態などチェックされ第5手術室へ案内される。

名前とどこを手術するかを聞かれ答える。各種書類もチェックされスリッパに履き替えて手術室へ案内。

執刀医のドクターX大門未知子風のE先生も見えた。PCの画面に向かって確認でもしていたのかな。肝心の主治医のM先生の姿は見られず。

麻酔科医の先生はてっきり術前検査を受けたドクターXに出てくる女医の城之内先生風かと思ったら、コテコテの関西弁のオッチャンだった。

口の中、歯並び、喉の状態などを確認される。

手術台に寝て、心電図、血圧計、フットマッサージャーなど様々な機器を装着されたあとは

口元にドラマで出てくるような酸素吸入マスクを装着され「深呼吸を三回してくれますか・・・」と。

関西弁の麻酔科医が助手?に 「○○を□□ml・・・」と麻酔薬?痛み止め?を点滴管から投与。

「そろそろ麻酔が効いて眠たくなりますのでね・・・」(関西弁)

と言われて、目をパチパチ天井を眺めていたら

ZZZZZZzzz

「木下さーーーん 手術終わりましたよ」と左肩を叩かれる

えーーーうそでしょ。いま眠りに付いたばかりかと思ったら 終わり??。ってどういうこっちゃ?

てっきり実は眠ってはいけなくて一度起きてください!ってことかと思った。

いやあ、せめてもの「城之内先生が患者のバイタル(血圧と心拍数)を大門未知子に「サイナス!」と目で合図して・・・モノポーラ!」みたいなシーンがあるのかと思ったけど、全身麻酔中なので知るよしもないか。

さらに大門未知子が術後に左肩に手を添えるようなシーンもあるのかと思いきや、看護師さんから割と強く肩を叩かれ起こされる・・・

なおこの起きる瞬間だと思うけど、夢を見てて、その夢は「昭和記念公園のチューリップ畑を散策」するとてもメルヘンなシーンだった。全身麻酔中は通常以上に深い深い眠りのようで、麻酔を止められ浅い眠りになってきた時に偶然にも夢をみたんだと思う。

その後ストレッチャーに乗せられ・・・?

「左を向いてくださいーーい」とどのベットに乗せ換えらたのかはよく覚えていないけど、「はいそーです」と言われ、朦朧の中、半身をズラしたことは間違いないみたい。

多分、まず手術台から、移動用のストレッチャーに乗せられ、処置室まで運ばれベットにゴロンとなったよう。

持参したバスタオルは処置室のベットに引かれていてので、多分だけどストレッチャーからベットに移動する際に使われたのかと思う。

その後最終的にはナースステーション脇の処置室へ入れられたのだが、手術室を出たこと、エレベーターに乗ったこと、廊下を運ばれたことなどさっぱり覚えていない。ただガタガタと感じる振動とカーブの揺れなどは分かっててその揺れに吐き気を催す感じでクラクラ。目も開けられずでほんと何も覚えていない。当然、手術中の痛みや感覚も一切なし。

全身麻酔の影響としては、気管挿管の管が喉に当たりっぱなしで出来た喉の腫れ、ストレッチャーで運ばれている際の揺れの影響で吐き気・・・これくらいだったかな。

看護師さんが多分最初は30分置きに(後に1時間、2時間おき)体温、血圧、酸素飽和度、排尿量など計測されていたのだが、なにせ最初の1時間はほんと朦朧としてよく覚えていない。

何回目(多分2回目)だったか覚えていないのだが、「今何時ですか?」と頑張って声を振り絞って聞いたら

「今は16時です。もうここにきて1時間ですよ。ですので手術が終わったのが15時です」って

「えーーーーー」 もうびっくり!!
「てっきりお昼頃かと思ってましたー」

なんと手術は予定の4~5時間ではなく6時間もやっていたとはね。驚き。そこからが長かった・・・・苦痛の始まり。今回で一番キツい時間が始まるのだ。

ちなみに術後の2時間~3時間は酸素マスクが付けられていた。

少しずつ意識が回復し体から発せられたエラーコードをひとつひとつデバックとなる。

右腕には点滴、1~2つの薬品が流される。多分ブドウ糖と抗生物質。寝返りが打てないため、血栓防止のためのフットマッサージャーが両足ふくらはぎ。20秒毎に左右をマッサージ。喉はカラカラで口の中はドロドロで気持ち悪い。眉間から鼻筋のあたりが一番腫れぼったくて触ると痛い。熱もあるようだ。

そしてちんちんにはカテーテルが入れらている。

おそるおそる自由の利く左手で今や何の役に立つことさえないクタクタのちんちんに触れたら管が繋がっていて、太ももあたりから太い管となってテープで貼り付けられていた。左向きね。
あーーこんな姿になってしまってたとはね。我ながら気の毒だ。

最初こそムズムズと尿意のものを感じていたのだが、その後は違和感も特に感じず。いやムズムズ感は少なからずあったかな。ただじっとしてたのでそこまで辛かったことはない。

膀胱直結でベット左手の排尿容器につながっており、たまにチョロチョロと音が聞こえる。

あー、ちんちんヤラれたか。

まあそりゃー6時間もオペしていたら出るものもあるから管は当然かあ。

フットマッサージャーも最初は気持ちよかったのだが、だんだん鬱陶しくなる。もう少しランダム感があったりきつくなったりしてもよいのだが、単調感がつまらないものになってしまい、そのうち膝を立てたり曲げたりしているうちにずれてきて、当たりどころも悪く、そしてそのタイミングも嫌なように覚えてしまい眠れない原因でもあった。

ちんちんカテーテルの影響もあり寝返りできなくて気になってきたし。なにせ気になるのはなにかの拍子でカテーテルが抜けて小便を撒き散らさないか?とか気になってしまう。

熱は37度台。痛みはないけど口呼吸。人工呼吸器の影響なのか喉が痛いのと、口呼吸でカラカラ・ドロドロ。

そして寝返りが打てず眠れず・・・。あと何時間だろ?

近くの駅に停車する電車の音が途切れてから走り出すまでの間が実に長いこと。

多分終電から始発までの間って4時間あるかないかなんだと思うけど、担当看護師さんから

「朝5時になったら色々と外していきますからね(フットマッサージャーとちんちんカテーテルが外されるのが朝5時頃)」

とのことなので、早くこの不自由な時間をなんとかしてほしくてたまらなかった。

朝5時に外されるのはわかるのだが、じゃあ今は何時なんだろう?・・・・電車が動いていないようなので少なくとも1時過ぎ?だとしたらあと4時間も耐えることに?いや2時過ぎであと3時間の辛抱なのか・・・

ほんとこの夜明けまでが一番苦痛だった。

熱もあるようで暑かったり寒かったりと体温調整が大変。

ちなみにこの処置室はあくまでも術後の方が一時的に滞在する2人部屋のようで、隣にはすでに先客がいて自立して歩き回っている姿がカーテンの隙間から見えた。てっきり年寄りと一緒にされていて、その世話を男性看護師さんがなにかやっているのかとおもってた。この方は寝るときに空気が送られる装置?を口元に装着されていたようで、後で同室になったのだが喉の病気らしい。

ここは場所的にどこなんだろ?看護師が出て左手に行くとナースステーションがあるようだけど・・・

まだ滞在二日目でよくフロアの場所を把握していない。

この大きな引き戸からシャワールームの前の部屋かと思ってた。だとしたら出て右手にナースステーションがあるはずだしなあ。

どこの部屋いるんだろ?

途中、何時だかわからないけど、氷嚢を持って着てもらう。頭の高さがいまいちだったのでこの氷嚢分の高さはありがたい。なんか頭が低く感じてしまってたのでこの氷嚢分の高さはなんとかまともになった。後で気付かされるのだが、少しだけベットの頭の部分が高くなっていたんだよね。

ただ最初こそ冷たくて気持ちよかったのだが、だんだんと溶けてきて最後は単なる枕となってしまった。もう一回持ってきてもらおうかとも思ったけど、もう朝だろう・・もう夜明けは近いし・・と思ってぬるい枕に頭を乗せていた。


2022年3月24日(木) 入院1日目 検査と入院

今日から入院となった。いやだなー不安ばかり。特にここ1週間はずっと気になってしまい眠れない時もあった。そんな時は診療内科で処方された入眠剤を飲んで寝たりしてた。

二日前から荷造りをしたけど、持っていくものが案外多くて驚く。

院内で履くサンダルに洗面用具、大小タオルに着替え、パソコンに充電器などなど予定では7日間の入院になるのでそれなりの量。

ティッシュも2~3箱は持ってきてくださいとのこと。荷物だわ。普通に旅行へいくならまだしも入院となると大変。入院のための書類関係も多い。ローンを組むより多いのではないかと思われる書類とサインの量。

朝一番でまずはPCR検査を受けに病院へ向かう。耳鼻科の案内でCTやらPCR検査やら。

鼻の奥に綿棒を入れられるのはわかるけど、わざわざCTスキャンまで必要なのかね。てっきりレントゲンかと思った。

検査後、一旦帰宅する。

検査結果が陰性の場合に改めて連絡があり入院となる。検査結果が出るまでの時間は約2時間半ほど。お昼は入院後出るので食べてこなくて良いとのこと。耳鼻科よりお昼前に連絡があり、陰性とのことで荷物を持って入院となった。

キャリーバックに軽めのバックパック。小旅行並みの装備。これがこのまま旅にでも出られたらどんなに幸せなのか。日差しも暖かく風も穏やかで絶好の行楽日和。

13時前に入院となった。耳鼻科へ訪問後、入院窓口へ案内され諸々の書類を提出。前金もこの段階で納める。入院する部屋によって前金の額が異なるようで相場は3万円から10万円とのこと。多く納金すれば退院時に差し引きされ返金。少ない金額の場合は差し引きで追加で支払うこととなる。

入院したら入院したで色々と説明を受けるがたくさんありすぎて大変。

初ご飯。着いた日の昼は用意されていた。13時過ぎくらいだったけど温かった。保温される器なんだよね。味は思ったよりも美味しかった。1食460円でやりくりって結構大変だと思うなあ。自分は700円くらいでいいのでもっと豪華にしてもらってもいいと思うけど。結局、入院していると寝て過ごすことが多いのであまりお腹が空かないんだよね。

この病院独特なのか、会う人訪れる科ごとに

 症状やらアレルギーやらを繰り返し聞かれるのはうんざりするなあ。

横の連携はどうなっているんだろと思う。だから紙1枚にまとめてその度に配布することになるのだが。

「どうして入院したんですか?」とか・・・ そんなのカルテみたらわかるだろ・・・

術前検査で○○科を訪れていると「今日はどうされましたか?」とか・・・ いやいや検査で行けって言われたから来たんです・・・・

入院して驚いたのは日額583円ほどでタオルやらパジャマやら歯磨きセット(歯ブラシ、歯磨き粉、コップ)に入れ歯クリーナー、シャンプー、ボディソープなどがある。推奨されたので申し込んだのだが、いつどのタイミングでレンタルできるのか疑問に思っていた。

1日1枚なのか、借り放題なのかなど。説明を受けて知ったのだが、廊下に専用の棚があって、これらは借り放題ってこと知る。

タオルも使い放題、パジャマも着放題・・・・

さらにすでにベットに着く時点では歯磨きセットにティッシュまで用意されていた。一応ジャージやらTシャツ、タオルに洗面用具を持ってきたのだが、不要だったか・・・。

最初こそジャージで過ごすものの、翌日以降はパジャマとなる。

住処1
住処2
住処3

担当看護師さんやら手術室の看護師さんやら代わる代わる訪れ説明やらヒアリングを受ける。ここでも例のごとく同じような質問ばかり受けることとなる。いやもー。この担当看護さんがめっちゃタメ口でマウントポジションなんだよね。もっと丁寧にものを言えないものかと思う。

いつから?どうして?なんで?何歳で?どこの病院で? そこは耳鼻科?耳鼻咽喉科?ってどうでもいいじゃない。もう散々言ってきているのに。

どこかに電子カルテが無い・・と書いたのだが、厳密に言えば電子カルテはある。ただカルテそのものは手書きのようで、それ以外は電子化されているようだ。喘息で通っている御茶ノ水の病院はすべて電子カルテでカルテはキーボード入力だし、患者を呼び出す際はポケベルを持たせられているので名前さえ呼ばれない。

なので患者情報ってのはひとつに集約して横の連携をスム~ズにすべきだと思う。これは企業でもそうだよな。ひとつの顧客情報を個人や部署でそれぞれで持ち合うわけではなく情報を集約し一元管理。ひとつを確認すればすべてが済む。

病院ももっとこういうのを当たり前として取り組んでもらわないと、ある意味で患者負担だと思う。

もっとこうだったらいいのにーって思うことは多い。

日程

こういう入院から退院までの日程感がわかるのはいいね。

ちなみにPC(MacBookAir)を持ってきたのだが院内WIFIはなし。

そういう設備は今時必須だと思う。テレビはテレビカードを購入。1000円で約12時間だそうで、余りは返金できるとのこと。

今夜は19時以降は水分補給以外は絶食。OS1を飲むことになる。

最後の晩餐

ここは米が美味しくて食が進む。O病院七不思議じゃないけど、お茶が出るのはありがたいがせめて汁物付けてほしかった。

19時以降は明日の7時までOS1となる。

明日は6時起床で9時から手術。

夕食時に感じたこと。この部屋は6人部屋を4人で利用中。食事が運ばれると、どこかかしこからスマホの「シャッター音」。

みんな食べた食事の写真を撮影してSNSにでも投稿するのだろうか。


2022年2月28日(月)術前検査
今日は術前検査の日。朝から晩までかかるとのこと。まずは9時に耳鼻科で受付。
まつこと10分少々で看護師さんから検査の書類を渡され、科へ行く順番などの指示をもらう。
1.血液検査と検尿
2.内科受診・肺活量検査
3.心電図
4.レントゲン
5.麻酔科
6.耳鼻科
実際にはこの順番どおりには行けなくて、たしか心電図、血液検査・検尿、レントゲン、内科受診だったかと思った。
ここまで9時半頃にスタートして前半こそいいペースでこの分だとお昼前に終わるのかと思ったら内科が戦時中の病院のような混み具合。予約していたものの1時間半遅れで、この時点で1時半近かったと思う。終わってげっそり疲れてしまう。
次の麻酔科は16時頃なので一旦帰宅。遅めの昼食を摂ってから再度病院へ向かう。
乗車時間10分弱でトータル頑張れば30分以内で到着できる距離にあるのは幸い。
麻酔科では今までの検査結果を見ながら全身麻酔の説明を受ける。特段問題は無いのだが喘息持ちの場合は注意が必要とのこと。内科の受診で喘息もうまくコントロールできていることと症状が無いとのことで一応GOサインは出ている。
全身麻酔は初めての経験でちょっと怖い。深い眠りに付いて、人工呼吸器で呼吸を行う。肺に管を通され・・・気管とかどうなっちゃうんだろ?麻酔から復活出来なかったらどうするんだろなどなど考えてしまう。
17時近くになって耳鼻科にて担当主治医から検査結果の確認とオペについての説明。
やっぱり怖いな。
普通の副鼻腔炎だとさほど時間がかからないとのことだけど、なにせ脳に近いエリアまでとなると何時間もかかる・・・心配。
科へ受診する待ち時間に看護師さんから入院についての説明を受けるのだが、あれやこれやと書類が多くてうんざり。ローンでお金を借りる時より確認事項やサインが多いような気がする。
帰りはすっかり暗くなっていて自身もげっそり。一日疲れた。すでにある意味で病気になったわ。

こういうパンフを渡される

2022年2月18日(金)今後の治療について

MRIやCT,血液検査などの結果から症状の説明を受ける。
最初に訪問した診察室5番。
先生はE先生、どうやらこの先生が主治医といか諸々のジャッジを行うような先生みたい。手術は3月25日で執刀はこのE先生とM先生。
M先生は太田総合病院の常勤の先生で、医局は某大学。
どうやらE先生の部下というか後輩みたい。あくまでもメインはM先生で、補佐と指示でE先生みたいな感じ。
E先生は女医で後で気づいたけどちょっと名のある先生のようで待合室の掲示板に雑誌の掲載記事があったり、YoutubeだったりNHKの番組にも出演しているような方でビックリだった。
まさにドクターXみたいな。流石に足を組んでいないし白衣の前も開けられていない。でも多分、手術は好きそう・・・?
非常勤で某大学の博士で講師を行っているとかで、この先生を目当てに受診されるような方もいるとのこと。後で知った。

手術のみでは一時的には解決するものの、術後は定期的に観察が必要。
好酸球性副鼻腔炎+MRIの結果より、前頭洞嚢胞。
前頭葉の脳にも影響があるとのことで、このMRIの映像をみたらショックだった。
手術時間は4~5時間。全身麻酔。入院期間は7日。
執刀は2名。

一通り説明を受け、今後は術前検査ということで
持病のある喘息の呼吸器科、全身麻酔ということで麻酔科の診察を2月28日に受ける。
朝から夕方まで丸一日かかるとのこと。

35日分の処方をもらうのだが、今回から鼻うがいを行うとのことで生理食塩水を処方された。2Lとか持って帰れないわ。最初は6Lくらい出しておきましょうか?って言われたけど持ち歩けないですね。ってことで2Lにしてもらった。
あとは粉を水で溶かして使う予定。


2022年2月5日(土)MRI

今日は耳鼻科受付後にMRIへ直行。
金属類の着用は当然不可のほか、ヒートテックも不可なんだって。
暑くなるみたい。
Tシャツパンツに浴衣みたいなのをきてMRI開始。
以外だったのはヘッドホンが装着され音楽がずっと流れているのはビックリ。
これも金属じゃないの?このヘッドホンは写らないのか?と・・・。

特に耳鼻科の診察はなし。
6200円くらい。


2022年1月29日(土) CTの結果

先日のCT画像を見て判断。
先生はU先生という方で今後の治療方針などをジャッジするような方?
ただCTでは判断つかないとのことで次回MRIとなった。
2月5日(土)MRI
3月25日(金)手術。多分前日から入院なんだと思う。
約1週間程度入院するようだ。~3月31日頃まで。


2022年1月7日(金) O総合病院へ

昨年、近所の耳鼻咽喉科へ行った際にもらった紹介状を持ってO総合病院へ行ってみた。
よく知る駅のこんな場所に病院があったとはね。

行ってみたら驚いた。昭和風の病院だった・・・
びっくり。割と大きな病院なのだが、仕組みやら設備やら流れなど、かつてあった昭和の病院なんだよね。驚き・・・

電子カルテじゃなかったし、患者を名前で呼んだり、支払いも普通に窓口払い。
驚いたのはコロナ対策とかで普通は入り口で厳重に体温測定と消毒、注意事項等
確認されるのだが、割とザルだった・・・・

電子カルテじゃないので科の書棚には山のようなカルテ棚があったりね。
今どき、これくらいの規模で電子カルテじゃないって珍しいのでは?
なので、復数受診などの人は人海戦術で、終わったら来ますー みたいな。
電子カルテなどあると、誰がどこでどういう受診をしているかを把握できるので
順番なども簡単にできるんだよね。

受付を終わらせ20分ほど待って診察。
女医さんでどうやら非常勤の方。診察室には他に看護師1名と、先輩医師?がいて
内視鏡で覗かれて一緒に判断しているような感じ。

ちょっと不思議だったのは今、処方されている薬などについて聞かれなかったこと。
一応、既往歴は書いて提出はしたのだが大丈夫なのかな?

その後CTスキャン撮影


2021年12月28日(火) 近所の耳鼻咽喉科

もう我慢ならなかったので耳鼻咽喉科へ行ってきた。鼻詰まり、鼻水、匂いが感じないなどの症状が何年も続き売薬やらスプレーやら試してみたものの一向に改善されず
思い切って久々に病院へ行ってみた。
なんとなく予想は付いていたのだが慢性副鼻腔炎で投薬治療では無理とのこと。
要はポリープの存在と炎症がひどく想像以上に悪化しているとのこと。

オペができる専門病院への紹介を受けることになり、主治医の出身大学の系列であるO総合病院の耳鼻咽喉科へ紹介されることとなった。

ここ数年で開業した医院なのだが設備は充実してあり個人医なのにCTスキャンまで完備しているとか。ただ今回は紹介先でも必ずCTスキャンは行うのでここでは実施せず。

抗生物質と痰切り薬、アレルギー薬、鼻炎スプレーを処方。
抗生物質が効いたのかアレルギー薬が優秀なのか鼻の調子は良好。

医療費 3760円
医薬品代 2680円

ジェニナック錠200mg
クラリスロマイシン錠200mg
カルボシステイン錠250mg
デザレックス錠5mg
アラミスト点鼻液

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