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ラーニング近況

R6年度「宅地建物取引士」・受験してみた。

2024年10月20日(日)R6年度「宅地建物取引士」・受験してみた。をマイプロデュースしてみよう。

初の宅建士受験。行政書士の試験科目の民法が被るので今春頃には両立させる!ようなことを宣言していたのだが、結論から言うとほぼほぼノータッチ・ノースタディ状態・・笑。
そもそも行政書士と並列学習なんて都合がいいわけないよな。ホント勢いって恐ろしい・・・

二兎追うものは一兎をも得ず・・・

当初は◯◯曜日は宅建の日!とかで回せばなんとかなるのか・・・と計画建てしたものの、そんなウマくいくわけがない。まあそりゃ無職で時間が有り余っているようであれば都合がつくだろうけど、フルタイムで働いてその日の学習時間の確保さえ確実じゃない日々を送っている人が「金曜日はカレーだろ」みたいな考えで宅建の勉強なんてできるわけがないんだよね。
そもそも行政書士の出題範囲が広すぎるのと、学習してもしてもエンドレスなわけで、それに加えて宅建士なんてよっぽどの人なんだと思う。

並行学習が難しいなあって思ったのは勝手を知らないから。それを軌道に乗せるまでの方法を模索するのに手間取ることになるのがねえ・・・。
行政書士はすでに複数年目なので学習方法の「勝手知ったる・・」なわけだけど、宅建士はなにせ初。それの学習方法を考えて軌道に乗せることを考えるとなると敵を知ることなく時間ばかり経過することになると思え、いつのまにか気持ちも向かなくなったんだよね。難易度もそれなりなので適当な学習もできないわけだから。
しばらくは右往左往するわけでしょうけど、その時間がもったいないわけで・・

ヤルならドっぷりとことん向かい合う気持ちじゃないとダメなんだよね。でもその変な勢いのまま試験を申し込んでしまうんだから・・・笑。

さて、近所に受験会場があったので徒歩でテクテクと。11時45分から開場のようなので11時50分過ぎに自宅をでたら12時前に到着してしまった。しかも徒歩でこっち方面(受験票の案内の最寄り駅方面からじゃない)から向かう人はまずいないわけで。地元の近所の高校・・・沿線なのでよく高校生たちを見かけるのだが初訪問・・

ここかー・へーーー みたいな。

教室で受験なのだが約30年振りの高校。いやーーいいわー。懐かしい・・・。
こんなに教室って狭かったっけ?机ってこんなにコンパクト!?まだ黒板なんだ。などなど当時を感慨深く思い出す。廊下の先の窓から自宅からも見えるビルがあって・・なるほどなるほど・・・。

座席は40席ほど。いつもは賑やかなんだろうなあ。黒板には「10月21日、化、mol小テスト」って書いてあった。molの計算か・・・全然覚えていないけど。
受験番号は32番号分だったと思う。窓際でちょうど前後中間くらいに着席してみる。最終的には25~26人が受験。6~7人は放棄だったみたい。
12時30分から説明となるので、到着後の30分は時間を持て余す。みんな持ち込んで教材に目を通し最終確認。がしかし、自分はとりあえずiPadを持っていったので待ち時間を行政書士の受験勉強。戸籍法とか住民基本台帳法のドリルを行う。
今思えば、宅建士は民法が被るので民法の勉強をしておけばよかったのだが・・・笑

12時30分から試験の事前説明が開始。

机にはこんな袋が用意されてあって、スマホや携帯、タブレットなどを格納するらしい。行政書士もあったっけ?
気づけばこの日はあまりの近所だったためスマホは持ってきておらずで、タブレットをしまう。スマホなんか用が無いときは特に持ち歩かないので今朝も近所を徘徊!?していたときから持ち歩いていなかった。家でも見ないので家にあるのかも不明!?爆。

封筒に入れたものはイスの下に置く。

問題と解答用紙が配布される。驚くのは解答用紙には事前に受験番号と名前(カナ)が印刷済!!マジかよ。
自ら漢字を記入することにはなるが、あらかじめ印刷してあるってスゴいよ。しかも受験番号のマークまで印字されてある。すごすぎ。
ってなんでこんなことまでするんだろ?どこかで必ずミスするポンコツ連中がいるからそれの防止ってことなのかな?今まで数ある資格試験を受験してきたけど、最初から印字されていたケースは初かも。
受験番号、名前、マークを記入することが問0問目でそれが正確に解答できないヤツは当然不合格で上等なわけだと思いますがね。

問題は50問、四肢択一のみ。2時間。問題冊子はやや薄め。

説明を受けていてまたまた驚くのは「途中退出が無い・・・」マジか・・。
みんな2時間1本勝負なんだ・・・


13時になったら、ベルが鳴らされ試合開始。ベルも市場のセリとかで使うようなものを廊下でならしているような感じ。おもしろい・・・。

なにせなんら準備をしていないので戦法なんかなく問1から順番に解答。たしか宅建士の民法は「権利関係」というジャンル。てっきり3割15問ほど出題されるかと思ってたら、民法は問1から問10までの10問しかないんだね。その後はよくわからず問題が続くのだが、最後の3問、問48~50は一般知識みたいな感じ。

民法10問のうち7問くらい当てられればいいかなーって感じ。行政書士の民法と同じ民法ではあるが、やはり出題の仕方に慣れず・・だね。
出題は、委任、共有、履行遅滞、地上権、占有、賃貸借、契約不適合、債務引受・・・かな。

まあ全く知らないものは無いのだがどれも迷わせるね。これは慣れなんだと思う。行政書士の出題方法と宅建士の出題方法の違いみたいな。
なので宅建士の過去問をひたすら勉強している人にとってはなんてことないのだろうね。
逆に宅建士の民法を学習された方が行政書士の民法となるとこれまた見慣れない感じになるのかと。

その10問の中でも最後まで迷わせたのは問10の契約不適合責任・・・・どこかで記憶が新しいとおもいきや、なんと昨年度の行政書士の記述に出題されたよこれ!?

追完請求、損害賠償、契約解除、減額請求・・が書ければよいのだが、今回の問のポイントは「双方の責めに帰すこができない理由」でかつ買主が「行使することができない権利」のみ選べ・・・・って難解じゃないです?

買主が行使できない権利ってなに!?みたいな。
追完請求=買主の権利、代金減額請求=買主の権利、となると損害賠償なの?いやいや損害賠償・契約解除って買主の権利になるから、いったいどれ?
そもそも契約不適合責任は売り主の不適合なわけで、それを双方責めに帰すことができない・・・って悩ませるよね。また買主側に問題があった場合は該当しない旨も条文なのだが・・・

試験開始後1時間!?顔写真と受験番号の照合が行われた。事前に顔写真申請は行政書士と同じ。顔、受験番号、名前などなど監督員がひとりずつメモしていた。


問1から問50までを70分(14:10)くらいで解答、その後再び問1~10を重点的に見直し、最後にマークを終えて、ペンを置いたのは14:40頃。早い人だとこのくらいには終えているようで、最後までアセアセしている人はいなかったと見えた。多分、50問2時間はひたすら過去問解いていれば解答情報処理能力が身につくのでかなり余裕のあるレベルまでは達成できると思う。
行政書士みたいに択一(五肢だし)、多肢選択、記述と別れておらず、すべて択一だからね。
いつもの五肢が四肢問題ってのは新鮮。選択肢がひとつ無くなるだけでこうもスピーディーかつ頭が軽い笑。ただ正しい(誤っている)ものはいくつか?という数当てが4問もあったよ。イヤだな。こういうの。

えーーーー「この四(肢)つから選んでいいんだー?!」って頭が楽だよ。

っしかし問11以降はなにを言っているのかサッパリで理解よりも、言葉の良し悪し、文法、デス・マス調、一般常識的に考えて解答するしかないわけで・・・土地区画整理法とか国道利用計画法とか農地法、都市計画法などなど、サッパリだわ。っていうかそもそも不動産取引に「クーリングオフ」なんてあるのか・・・知らなかったよ。本試験の今日学んだわ。※ちなみにクーリングオフ=まずは頭を冷やせという意味なんだよ。
宅建士も◯◯法というだけあって条文問題が多いんだね。逆に判例問題は無いみたい。ってことはひたすら条文読み込みが近道なのかな。とはいえ、その条文のうち1問程度しか出題しないらしいのでかなり大変だよね。

15時になったらまたベルが鳴らされセリ(試験)終了。監督員が解答用紙を回収。問題冊子には机に貼られた受験番号シールを貼って退場。あれ?この所作は行政書士の試験終了と同じような?


早々に購入した入門編のようなテキスト。読んでいないからキレイ。

一応、勢い余って購入していたテキスト(カバーは外して利用している)と過去問題集。これをひたすら学習すれば合格できるのだろう。
権利関係を10問程度解いたくらい・・・。あとはほぼまったく開かず。今気がついたけど、3の法令上の制限?の問題集は買っていなかったようだ。多分それを買う気にはすでに無かったってこと。

合格発表は11月26日だそう。合格基準は無く、おおよそ例年35点~37点以上が例年の合格ラインらしい?!。そういや受験開場の高校から出て、前を歩いていた人が誰かと「今年は多分33くらいだと思うのでダメだわー」っと電話をしている人がいた。あと2~3問ってところなのかな。

まあこちらは全く合格を狙っているわけではないので全10点くらい獲得できればよいかな。
今思えばこの日はLECの行政書士模試の最終回の日でもあったんだよね。水道橋校へ行くべきか迷ったのだがココは宅建士を経験受験ということで・・・。模試を受験したとしてその復習をする時間を今この時点で設けたくない・・という気持ちもある。要は出来なかった問を追求し身につける時間って今さら設けていいものかと。

宅建士の受験って優しいと思う。問題が優しいとかじゃなくて・・本屋に行ったら平積み&縦積みで各社がこれだけ多くの書籍が陳列されてあった種類が豊富すぎる。受験予備校のカリキュラムが多い、ネットの情報が多い・・・。テキストにルビが振られている!?笑。(ってか漢字くらい読めよ。それも勉強だろ。)解答用紙に受験番号と名前があらかじめ印字されている・・受験料もあまり高くない・・・などなど優しいなあって思うよ。
それだけ受験者数が多いってことだよね。行政書士とは比較にならん。

明日からは11月10日の行政書士本試験へ向けて頑張ろう。
もし行政書士に合格したらこれらのテキストを再利用してガチで宅建士を目指します。

思い出した。試験前の説明で「電卓は利用できません。また計算は解答用紙に記入せず問題用紙を使ってください」って計算問題ってありました?

今日はいい経験したわ。

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