2025年元旦・飛行機好きの飛行機撮りが飛行機に乗って初日の出撮影。搭乗した飛行機は国際線仕様のビジネストップシートだった。帰路は東北新幹線にてアップグレードしたグリーン車で帰京した。・羽田サンライズチャレンジ番外編・
2025年1月2日(木)新年元旦早々毎年恒例の初日の出撮影を実施。今年も昨年同様、「飛行機からの初日の出撮影」となった。
昨年は羽田から大阪伊丹空港へとなったが、今年は西ではなく北へ向かうことになり、目的地は・・・
青森空港 JAL141便 JA620J B767-346ER 1K J
まあ北へ行くならどこでも良かったんだよね。であれば札幌便が王道ではあるが搭乗する便の確保は問題ではなかったが、K列を確保するのが難関で予約した11月2日の時点での確保は不可だった。それで色々と探してみると青森便が6:40、さらにK席ほか空席に余裕があるので予約となった。
せっかくなのでクラスJを予約。
羽田から北へ向かう便で、日の出の時刻6:51にマッチするのは札幌便の501便か青森便の141便のみ。青森に早朝便があるとはね以外。
ただ141便は定刻6:40発なので日の出時にうまい具合にあがってくれるかは心配かな。みんな大人しくスムーズに搭乗してくれるかな。
羽田に向かう道中、モノレールか京急か迷う。時間差は5分程度京急が早いのだが、モノレールだと始発駅浜松町から座れるのに対し、京急は混雑するケースが多い。モノレールの空港快速に乗ればあっという間だし天気の影響も受けないわけだけど、各駅だと遅い・・・どっちもどっちで朝からギャンブル気分。結局、京急にしたのだが、新年早々超激混みで参った。こんなにも人が多いとはね。人数はさほどでもないが、みんなキャリー引いているから1人が1.5~2人分のスペース。
そういや昨年も京急だったような。次回からはモノレールで快適に向かいたい・・と思うものの。

青森便ーーー。
ちなみに昨年はまだこの時点でGROUP1だったんだよね。昨年春?3月にステイタスが降格となって2となった。短い期間だったけどGROUP1とDPラウンジの利用・・・夢のような時だった。年間57便・FOP獲得頑張った成果・・・
グレードが平民チョイ上止まりのグローバルクラブ会員・3スターの分際だと専用ゲートからの入場はありがたいのだが、DPラウンジの利用は不可。サクララウンジとなるのだが、早朝便で時間が無いのと、人が多すぎてあまり魅力的じゃないんだよね。あのDPラウンジの静けさとかも無いし・・・なんか
その他大勢の平民のみなさーーん・・みたいで笑。
なんだこのヒエラルキーは。
1KはクラスJのトップシート
トップシートは狙っていたわけではなく予約時にクラスJでK席を探していたら存分に空席だったのでその中から確保しただけ。

搭乗したみたら国際線仕様かよ。
1Kへ着席したら、CAさんからご挨拶・・・(多分トップシートだったから?カメラ持っていたから?)
・・・・「こちらの席は初日の出が見られる席で」・・・みたいな感じで
「はい、それを狙って搭乗しましたー」
「あ、そうなんですねえ」
「昨年は大阪便でして・・」
あああわかるのね。なんか初日の出撮影のために搭乗したのがバレバレだったとはね。

767-346ER JA620 初搭乗。
ER・・・Extended Range かーーー(長距離仕様)。席に座るなり国際線仕様とひと目でわかるわけでしかもビジネスクラス仕様か・・・

オーディオ関係のリモコンは右手肘掛け下。まあ使わないけどね。

足元広々。1名独占だからな。

今回の装備品はこんな感じで、動画はINSTA360 GO2 、 静止画はZ50+DX16-50の組み合わせとした。以前までは動画も静止画もZ50だったけど分業。GOPRO HERO5でも良かったのだが、かさばるのと起動時の音がねえ。GOPROあるあるだよ。現行機種もそうなのかな?

スポット16からタクシーしC滑走路へ向かう途中、Gあたりで太陽がでてしまった。まさに6:51。
まあまあ仕方ない。あとは離陸までスムーズに行ってくれれば問題なし。

RW34Rを離陸し右旋回、ちょうど城南島の上空あたりで撮影したもの。左手は令和島。
今日は雲なくキレイな日の出となった・・・羽田周辺で初日の出を撮影する方々もきっと良い写真を撮られることでしょう。

茨城上空あたり。この辺りだと既に北へ向かうので右手に太陽となり絶好のポジション。
何枚も撮っていたのだが、多分・・・これが精一杯。

とはいえ機内の窓がなんとも。笑
じつは1Kのビジネスシート。窓までの距離があって、体制的にかなり大変なんだよ。

7:01 日の出後10分。かなり難しい・・・・


シート右手はこんな感じ。実はこの窓との間の空間がかなり大変で・・・できれば窓にベッタリな席だったら良かったなあ・・・と。
ファインダーを覗きながらというか、もう右手の片手持ちで液晶を確認しながらなのでアバウトなのがね。

冷たいお茶を注文。テーブルは機内食が置けるタイプなのでしっかりしているわね。JALのロゴがお客様側に向かれて置くのは正解です。すばらしい。
搭乗率は8割程度かな。エコのほうはよくわかりません。なにせトップシートですので。ちなみにJは満席。

窓3枚分が1席とはね。実際は2枚だけど空間的には3枚。贅沢で広すぎる。このJA620の運行状況を確認したらここハノイとかシンガポールへも行っているようで、最近は年末年始の国内線需要のためか成田から羽田へフェリーされて国内線を飛んでいるようだ。国際線利用時はこの席がビジネスで使われることは間違いないようで、クラスJで利用できるなんて贅沢だな。
この日のJA620Jは青森を往復した後は出雲往復したようだ。

青森空港へのアプローチは一旦青森空港上空を通過。陸奥湾まで行き、その後東からぐるっと右旋回しRW24へアプローチする。
青森空港へはもう何十年も前の話、視界が悪くて何度か着陸にトライしたけど結局ムリで羽田に引き返した経験がある。多分、霧の影響だったかと思う。その後、空港施設が改良されILS化された!?ILSのカテゴリーが上がったのかな?欠航も今は無いレベルなんだとか。
なので青森へ到着できずに羽田に引き返すか、どこかへダイバードしたとしても上空にさえあがってくれて日の出が撮影できれば良いわけで。

この旅のために急遽、SmallRigのマウントアダプタを購入した。
よく写真でも出てくるATOMOS用のゴツイのはあるのだがさすがにZ50+INSTA360には大げさなので軽量コンパクトのものがあったので購入。コンパクトさはちょうどよくて重宝するな。しっかりしているしね。ATOMOSのような重量物は搭載できないががINSTA360やGOPRO程度の軽いものは最適。

雲を抜け、降下しアプローチ中。
外界は真っ白な雪景色。国際線仕様のビジネスシートに座って雪景色・・・となると、気分はもう北欧だよ。

到着しタクシー中に我ら141便の到着と入れ違いに東京へ飛び立っていった140便。待ちくたびれたか機体には雪が積もっていたけど大丈夫だったのか!?

驚いたのが滑走路も誘導路も雪だったこと。特に誘導路はかなりの積雪で、飛行機のタイヤのように縦線のみのほぼほぼスリックタイヤで雪道って大丈夫なのか!?いやまあ、カーブ曲がれるか心配だったけど余計な心配だったようだ。それにしてももっと除雪ってしないものなのかね。
降機の際、例の1RのCAさんから
「どうでしたか?初日の出はうまく撮れましたか?」と
「んーーーまあまあですかね笑」
「まあまあでしたか・・・笑」
トップシートだったので1番最初に降機。あれもしかしたら1番最初に搭乗はあったけど、降機が1番って初めてかも。


青森空港は思いの外立派だった。キレイ。改装したようだ!?
晴れて天気がよければ展望デッキでも・・・と思ったけどご覧の通りの雪。とてもそんな気分にならずで青森駅行のバスを待つ。
JRバス みずうみ号 青森駅から十和田湖へも走っているようだ。
スイカの利用可能。乗車時と降車時にタッチ。便利。
十和田湖や奥入瀬は青森を代表する有名な観光地。小学生の頃かな家族で訪れたことがあったけど自然豊かキレイな場所。奥入瀬は清流でね。
また機会があればレンタカーでも借りて訪れてみたいな。

青森って雪多いのね。いやまあ雪国なのは知っているけどよく「道路なんて雪ないよ」みたいな、北海道で言うと釧路のような道東のようなのを想像していた。東北でも秋田、山形は雪が多く、奥羽山脈を挟んだ東側はカラっとしていることが多い。特に岩手だと久慈、宮古とか宮城だと仙台、福島の浜通りなんかはそうだよね。
なので、青森はどっちなん!?って思ってたら、圧倒的に日本海寄りの気候みたい!?。

青森駅前。めっちゃ雪だわ。
この日の青森地方の天気 雪・最高気温2℃、最低気温-1℃ 西南西の風3m。ちなみに東京地方 晴れ 最高気温11℃・最低気温5℃ 北北西の風4m。
それなりの防寒対策をしてきたわけだが、基本的に屋外の活動は無いのでそこまで必要では無いのだが東京在住で対応できる冬の装備はしてきたつもり。
この雪って傘をさしたほうがよいのか、帽子で済ませたらいいのか迷うなあ。

足元は贔屓のモンベルのスノートレ「フロストウォーカー」。この類のシューズで靴底がスタッドレスパターンのものは所持しているのだが、このモンベルのスノートレの底はまったく構造が異なり驚く。普通のアウトドアシューズのようなパターンで購入時は不安だったけど、いざ雪上を歩くとまったく平気。特に圧雪とか効果バツグン。滑らない!
2万円ほどしたけど購入して大正解。多分、今季は雪の地方へ行くことが何度かあるので重宝すると思う。足元はしっかりしたもの履かないと痛い目に遭うぞ。

青森駅前で新年1月1日朝・・・開いている店なんて無くて、そりゃーね青森だから市場とかフラ付いて物色できたり、どこか海鮮のお店でも入れればいいのだが、なにせ元旦、しかも特に青森ですることもなく。目的は初日の出撮影できればいいわけで、あとは東京へ帰るのみ。雪が無ければレンタカーでも借りて青森空港周辺で飛行機撮影もいいが、何せ雪道なんて10年以上運転していないからリスクだよ。
バスで青森駅に向かう途中のアーケード街。「青森新町通り」(レシートに記載)を走行中に「あ、ドトール。オープンしているわ」と発見しやってきたのがこの写真。
アップルパイは青森=リンゴというわけではまったく気付かず。あとで気付いたもの。まあ唯一、青森らしい食べ物か。
いやあ、ホットコーヒーMにアップルパイ。いい組み合わせで今思えば青森らしいなあ。
しかもこのドトール、1月1日の朝9時だってのに、かなりの人が居て驚く。しかもこんな雪模様なのに、みんな雪の中わざわざ外出してドトールで茶か・・・。まあ初詣帰りとか初売りに行くような人とかいるだろうからね。近くに座っていた初老の方は社労士のテキスト読んでいたよ。
後で気づくのだが青森の初売りは1月1日らしい。ちなみに東京も1日からのお店はあるけど、だいたい2日とか3日とかだよね!?ヨドバシくらい笑。
ドトールの後、再び青森駅に戻ってくるのだが、行列があって・・なにかと思えば駅ビルの初売りが1月1日10:00ってやつで、入店してみたら普通の営業風景で普通に来店客がいて驚く・・・。ルミネ、アトレ、グランデュオだって1月2日なのに・・・青森って1日から賑わうのか。
いやまあ正月1日くらい、しかもこの雪の中わざわざ・・・

ドトールをあとにして青森駅方面は向かう途中にあった吉野家。
順番的に食事→茶だろうけど、この朝の時間はまだ吉野家が開店しておらずで仕方なくドトールへいった。数年前に羽田周辺で初日の出撮影していた頃、帰路に駅前の吉野家に入ったのだが、そこも24時間じゃなくてそこれそ8時開店とかだったと思うなあ。これで正月朝から牛丼は2回目かな!?。
正月らしく!?並+味噌汁とした。食べながら思うが、どうして朝定食にしなかったんだろうって笑。最近の吉野家は牛丼屋じゃなくなってカレーもあるし定食もあるし鍋もあるし、最近は唐揚げかよ?ファミレスみたいだもんな。
しかもこの吉野家はすき家と松屋とフードコートを合体したような注文・配膳方式で、持ち帰りはタッチパネル。イートインはレジで先注文。注文後、呼び出し機が渡され、ベルがなったら自身で取りにいくスタイル。
さらにソフトドリンクサーバ・お茶や水のサーバ&薬味バーがあって、席に戻る途中に箸やら紅生姜やら七味などをその場でチョイス。食事終了後は返却口へ。なのでテーブルには何も置かれず。センター集中型だから各テーブルメンテも最小限。合理的だ。
吉野家も変わったねえ。いまはどこもタッチパネルだけどまだまだカウンターが主なのに。新スタイル!みたいなポップが掲示されていた。12月中旬にオープんしたばかりだとか。この吉野家も正月早々で9:00開店のようだがそれなりに牛丼をかきこんでいる人がいたよ。
お米がめちゃ美味かった。まさかのまさかの「青天の霹靂」じゃあないと思うけど時間帯にして炊きたてだったから?ただアップルパイ後の並盛はちょっと多くて、ミニでよかったかなあ。お肉少なめだったのは残念。

昨年の元旦の食事はJALの正々堂々たる上級会員だったので大阪伊丹空港のDPラウンジで食事だった。千里川土手での撮影後だったから腹減ってた。

青森を後に新青森から新幹線で帰京する。
どうやら青森から秋田方面へは倒木?雪?の影響で運休になっているようで、10:42秋田行に乗りたかったのだが運休のようで、11:05津軽新城止まりの電車を利用することになった。2両編成。新青森から新幹線の利用者ばかりでみんなスーツケース。かなり混雑していた。
青森も外国人多いのね。

この時間帯になると陽がさしてきて明るくなってきた。朝の雪模様はうそみたい。
はやぶさで帰京。

新函館北斗方面。
北国独特の散水シーン。この水ってどこから持ってきているんだろう。流石に上水ではないと思うが・・・雪とか雨水を浄化して温めているのかと思う。

帰りはグリーン車を利用した。


往路はトップシートだったけど、新幹線は最後尾のグリーン席。後ろ気にしなくていいから楽。
新青森~東京間のこの時期のグリーン車は24,000円(指定席18,000円程度)ほどになるが、今回は貯まりまくったJREポイントを利用して17,000円程度で乗車。JREポイントっていつのまに貯まりまくっているのだが、グレードを上げるのは利用することも条件なので、この際に利用してみた。7000円引きで指定席よりも安価になるとはね。
ちなみに機内販売は無し。自販機も無い。
自分の座席14Aの頭上の網棚にはブランケットが置いてあった。ただ車内は暖かくて快適。先日乗車した東海道新幹線のグリーン車のような肌冷えするような車内ではない。

本当は新青森駅に余裕を持って到着(10:42秋田行に乗れていたら)できていたら、駅構内の立ち食いそばで「ホタテの入ったそば」を食べたかったんだけど、なにせ乗り換え時間10分少々だったので、ニューデイズでドリンクといつも購入しているお気入りのスコーンにした。東京でも普通に買えるわ。笑。
そういや、青森滞在中は現金使わず。すべてスイカで済んでいた。
青森~東京間は新幹線で一本だから、東京のJRの自販機では青森のリンゴジュース(めちゃウマ)が普通に売られているわけで、いつも東京にいながら青森は味わえるわけだからね。

こんな時のために、使い捨てスリッパを持ってきた。
E5系のグリーン車には東海道新幹線のグリーン車のような足置きが無いのでスリッパ持参は正解。使い捨てスリッパだから荷物にもならないし。3時間少々の旅には重宝する。

正月らしくワグナー・タンホイザーでも聴いておくか・・・
八戸を通過し盛岡に到着する頃にはすっかり太平洋側の冬晴れ。その後、仙台、大宮、上野、東京と爆速な「はやぶさ号」。
仙台でかなり乗車してきて満員になったと思う。このグリーン車も満員だったようで、隣には外国人が乗車。
いつも仙台から新幹線を利用する際は仙台始発のほぼ各駅停車の「やまびこ」と決めているので、こうも速い新幹線に乗車するのは久々で新鮮だった。
途中駅(仙台)から乗車したらすでに荷物の置き場が無かった・・・あるあるだよね。盛岡とか秋田とかからほぼ満で網棚がいっぱいで荷物の置き場に困り苦い経験があったから、仙台からは始発電車でまったり帰京することに決めているんだよ。
荷物が少ない時はいいけど、荷物がある時は仙台始発がおすすめ。遅いじゃん!?時間なんて気にしないし・・・それよりも快適性を求める。笑
なので青森からの新幹線も、新函館北斗駅からの列車ではなく新青森駅始発を選択したわけだ。
自宅近くの駅を5時過ぎの始発に乗車。その駅に戻ってきたのが15時過ぎ。新年早々約10時間の小旅行だった・・・・。
昨年は大阪便で初日の出撮影、千里川土手で飛行機撮影、DPラウンジで食事、羽田T1デッキで撮影・・と盛りだくさんだったけど、今年はおとなしめだったかな。まあ雪の地方じゃ屋外撮影は厳しいので仕方ない。ビジネスのトップシートに搭乗できたのと帰路のグリーン車もよかったねえ。
っしかし15時の時点で、「日帰りで青森行ってきました」って人はいないだろう。いやいや2025年のFOP(FLY ON POINT)稼ぎで札幌往復、その後那覇往復します。というツワモノくらい居てもおかしくないか・・・
来年の初日の出撮影はすでに決めたわけで・・、降機してから青森駅へ向かうバス、ドトールでアップルパイを食べながら頭の中では来年の構想ばかり膨らむわけで、ほぼほぼ確定!?した。