ニコン使いが他社製品を使ってみた。Vol.0 CAMERA RENT &「FUJI FILM X-T30」

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2022年2月7日(月)ニコン使いが他社製品を使ってみた。Vol.1「FUJI FILM X-T30」をマイプロデュースしてみよう。

ついにスタート!2022年やってみたかったことのひとつ。普段からニコン使いの自分が、はて?他社のカメラを使ってみたらどうなるのかを試してみようという企画。
今回はその第一弾ということで選択したメーカーは富士フィルム。カメラはX-T30・Wズームレンズキットをセレクト。

色々と迷うことはあったが今回はサブスクリプション型、ショップは「CAMERA RENTA」。やはり決して自分のものにならなければ、なにも今持っているニコンのカメラで用は足りるわけでできればそのニコンのカメラ周辺にお金をかけたいところなのだが、ここはあえて・・・・Z9の納期も全く未定である以上、あまりお金をかけることなくレンタルしてみようとなった。
※ちなみに今、Z9を注文すると某家電量販店では11月に納品だそうだ。昨年の11月上旬に予約した我らの場合の納品予定は3末から4上ではないかという情報も得られたのでその隙間をこの企画で埋めてしまおうという狙いもある。

まずは申し込みからカメラが届くまでの経緯を説明しよう。


2022年1月31日(月)有料会員申し込み。
その2週間ほど前の段階で無料会員にはなっていたのだが、いよいよ借りるぞ!となり有料会員へ格上げ。

免許証またはパスポート + 現住所を確認できる書類として 各種請求書または住民票 が必要となる。自分の場合は免許証+住民票とした。クレジットの請求書または電気ガス光熱費の請求書でも良いのだが、あまり知られたくない情報もあるわけなので、ここはオーソドックスに住民票とした。住民票も今はマイナンバーカードさえあればコンビニのマルチコピー機で簡単に入手することができる。便利~。※住民票は本籍地記載のものが必要。

2月1日(火) 本人確認の電話
会員登録に入力した電話番号に電話がかかってきて本人確認が行われる。のだが、自分の場合自宅の紐付き電話で登録したため日中は不在。有料会員を申し込んだ後に気づき、すぐに携帯電話に登録しなおしたものの反映は時間がかかる?のか今回は紐付き宛となって出ることはできなかった。

2月2日(水) 本人確認の電話2
たまたま偶然に直帰で早い時間に帰宅したら紐付き電話が鳴っていて取ることができた。それ以前にも何度か電話をかけていたようで、メールで「繋がりませんがいつだったら都合がよいでしょうか!?」という内容のが届いており、返信しないと・・・と思っていた矢先に電話を取ることが出来たので幸い。
名前、住所、勤務先、借りるカメラ・・・などなどヒアリングされる。
ちなみに毎回レンタルを開始する際は、レンタルする機種の確認のために電話連絡が入るらしい。

2月3日(木) 勤務先の在籍確認
今度は勤務先の在籍確認をするために、名刺または社員証を送ることに。
前日の電話では勤務先に電話をして確認とのことだったが、テレワークやら外出で在席する日が当分無いことを伝えたらこの名刺、または社員証のコピーを送ることとなった。

2月4日(金) 決済
決済はクレジット。スマホで簡単に決済完了。
カメラレンタではランク毎に月額サブスク代が分けられ

ブロンズ:3,500円
シルバー:6,500円
ゴールド:9,500円
プラチナ:12,500円
ダイヤモンド:17,500円
ハイエンド:24,500円
※いずれも税別。

となっている。今回レンタルしたのが富士フィルムのXーT30・Wズームレンズキットでゴールド。

このゴールド以上をレンタルする際は初回に勤務先の在籍が確認が必要になるとのこと。

2月5日(土)到着
前日の15時までに決済完了した場合、その日中に発送手続きが行われることとなるようだ。
土曜の朝、出かける直前にゆうぱっくで送られてきた。

たださ、こう言うと怒られるかもしれないけど1万円のレンタル代の為に、ここまで手間をかけるものかと?。今どき、ローンを組めば本人確認の連絡はあるかと思うが、会社まで在籍確認ってないなあ。かつて昔、PCをローンで買った時は会社に在籍確認とかあったけど、いまなんてネットですべて済んでしまい本人確認さえ連絡が無かったりする。

多分だけど、金融機関で使うような与信システムが使えない?。金融機関は縦横で与信関係は簡単に調べられるわけでクレジットの利用やら過去(現在)に使ったローンの返済状況などは簡単なわけ。さらに言うなら金融系で10万円そこそこのカメラの支払い(今回はあくまでもレンタル)にいちいち本人確認やら在籍確認なんてやってられないって感じなんだと思う。
10万円のカメラを月1万円だとして10回(または10ヶ月)レンタルすればペイできるわけでそんな面倒なことをするなら、もっとスム~ズにできないものかと思う。

今どき、カメラレンタルするのに会社に電話かかってこられてもねー。
「○○さーーん。カメラなんちゃらから電話ですー」なんて言われた日には「カメラ好きなのはわかりますが、会社にまで電話って何かあったんですか?」とか「私用の電話は会社にかけないように」とか「なにか悪いことでもしたんですか」とか色々言われそう。しかも今は個人に1台社給携帯が貸与されるので、外線で本人宛の着信って珍しくなってきているものな。

レンタカー借りるのに住民票はいらないし、会社にも電話はかかってこないし。笑。

まだまだベンチャー系の会社で体力もあまり無いのかもしれないのでこの点はしっかりしておきたいってことなのかな。本人確認証とクレジット決済があればなんとかなりそうな気もするけど。

そういう意味では、レンタカーって何百万円の車を免許証1枚でよくも気軽に貸し出すわけだよね。

そして何よりも気になるのはそれらの情報の管理。きちんと情報管理はされているとは思うけどこれらの情報を提供するわけだから何事もなければよいのだが・・・。まあそう言えばキリ無いけど。


こんな感じの箱で梱包されてくる。この箱は返却時にも利用するので保管しておくこと。ちなみにゆうぱっくだった。

箱を開封するとこんなかんじ。

ちょっと不安だったのは返却方法。てっきりヤマト運輸だけなのかと思ってたらゆうぱっくでもよかった。郵便局が比較的近いところにあるので直接持ち込めるのは楽なのだ。返却時は元払い。


X-T30・Wズームレンズキット。

今回の企画はできるだけキットをレンタルすることにしている。この手のレンタルは前述のランク毎に1製品のみとなるので、

例えば、カメラ本体とレンズの場合、それぞれのランク毎に費用が発生してしまうことになる。
仮にカメラ本体がゴールド、レンズがシルバーの場合はそれぞれの費用が必要になるので、ぶっちゃけ2倍かかるってことになるわけだ。

特に自分のように他社とは縁もゆかりも無いユーザーの場合は本体とレンズをレンタルするのは必然であって、こんな事情なときにあえてバラバラとレンタルする余裕なんて無いわけだ。

なのでこの企画は各社の本体+キットレンズがセットになったものをセレクトとなる。メーカーが製品としてレンズキットというものがそのままレンタルされるようだ。なので製品としてレンズキットが無いものは当然レンタル品としては陳列されない。各社共にどちらかといえば中間から入門機が該当するのかと思う。ニコンで言うならZ7Ⅱにレンズキット製品は無いけど、Z50+16-50キットはあるのと同じだな。

今回のこの富士フィルム X-T30はWズームレンズキットでゴールドプランだったのでお得。
ハイグレード同士を比べてみたいということよりも、純粋に他社のUI(ユーザーインターフェイス)、やOS(オペレーティングシステム・オペレーション)を直感で感じてみたいというのが本心。


X-T30本体。ニコンで言うならばZfcと同等。初めての富士フィルムか・・・厳密に言うとコンデジ時代、多分2000年初めの頃に使っていたのがFinepix4700Z(432万画素)だった。なので富士フィルムはそれ以来。20年振りか。

肩のダイヤル位置なんかはZfcに似ている。Zfcの場合はモードダイヤルになっているが、このX-T30はレリーズモードを変えるダイヤルになっている。どちらかといえば、他社と比較して良し悪しを考えるのではなく、あくまでも写真撮りの直感としてどうか・・ということを操作してみたい。ただ操作感の良し悪しは出てくるだろう。これは致し方ない。当然慣れもあるが、どう考えてもこのオペレーションは慣れないだろう・・みたいな点はメモしておきたい。

APS-C。サイズはニコン系でx1.5。計算が楽~。右下のダイヤルはフォーカスモードだったかなSはシングル、Cはコンティニュアス、Mはマニュアル。こんなところにあるんだ~。

付属品たち。
マニュアルはネットからダウンロードしてPCで閲覧している。充電は充電器ではなく本体装填後のUSB:TYPE-C本体充電。


なぜX-T30をレンタルしたかというと、まずレンタルできる在庫があったこと。そして富士フィルムの気になる点としては、「フィルムシュミレーション」。ニコンで言うと「PC(ピクチャーコントロール)」。写真全体で言うならば、「写真の仕上げ。仕上がり感」。このフィルムシュミレーションではかつてのフィルム、プロビア、ベルビア、アスティア、プロネガ、エテルナ、アクロスなどのフィルムを再現できる・・・・

フィルム時代の頃にはプロビア、ベルビア、スペリア、ネオパンなんかを使っていたわけだが、なにせお金の無い時代で「フィルム代が~」、「現像代が~」、「プリント代が~」 みたいな時で、プロ(すべてじゃないだろうけど)って好きなだけリバーサル使えるんだろうなあとか、現像代気にしないんだろうなあって思ってた。

それから時代が経ち、デジタルカメラで電池とメモリさえあれば、あの「プロビア」が使い放題!ってスゴくない!?。

そんなわけで富士フィルムのX-T30ではこのフィルムシュミレーションを存分に色々と試してみたいと思った。

これから約1ヶ月弱使いこなすわけだが、風景、花、スナップ。長いズームレンズもキットであるので飛行機撮影も挑戦してみたい。電子シャッター30コマらしいので試してみたいところ。

マニュアル読むのも大変。そうこのマニュアルもメーカー独自色があるから「ニコン脳」のままだとだめでここは一旦リセットして初心で手にしないとだめだな。

初陣は2022年2月6日(日)昭和記念公園へ行ってきた。そのネタはまた近日中に公開予定。

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