月齢19を撮影してみた
2018年5月5日(土)
月齢19を撮影してみたをマイプロデュース。
朝というか夜中に起きて外をみたら月がきれいだったので急遽、月の撮影にチャレンジ。
なんとなくこうやったら月の撮影ってできるんだろうなあって思う程度で実際に撮影したのは初なのかも。
天体が得意なジャンルでも無いのでなんにも興味も無いわけで、真っ暗な部屋とベランダでまさに手探りで撮影してみた。
月齢は19だそうです。って何?
自分が思う天体撮影ってのは・・・
まずは三脚必須で、大口径の超望遠レンズを使って高感度撮影。または長時間露光ってくらいしか思いつかなくて他になにかテクニックやモノが必要なのかは全く未知。
とりあえず滅多に使わない三脚を取り出して、D850と200-500mmを暗闇でセットして・・・・
この三脚ってのがクセもので、アマゾンベーシックなんだよね。
重量物でも耐えられるような謳い文句だったけど、実はヘッポコでして軽いカメラでしかつかないほうが良いと思います。もうね、自由雲台がヨワヨワで決まらない。
決まらないってあり得ないでしょ。最初は自由雲台でアマゾンだから仕方ないなあって思ったけど締め付けてもレンズが重くてズレる・・・ってもうあり得ないです。自由雲台がダメなんだ!?と変な疑いを持ってしまうようになり、先日買った一脚も自由雲台はダメなのかって思ってしまうことも。
まあそれは実際に家電量販店で手にして、ヨワヨワの雲台なんてあり得ないってことがわかってベルボンの一脚でも自由雲台を選んだわけだけどね。
このクセモノの三脚を微妙にセットして月に照準を合わせる。ホント大変なんだわ。重みでズレるのでズレの分だけ相当上に向けてセットしなくちゃ使えないんだもの。
上:MODE A MF 1/30 F5.6 ISO100 500mm DX SPOT
下:MODE A MF 1/1.6 F5.6 ISO100 MF 500mm DX MULTI
最初はよくわからなくてこんな写真になってしまう。
まず、ダメだったのはAF。これはもう焦点が合うようで合わないのでMFにしてピントを合わせます。この微妙な感じがいいね。
そして測光モードを通常はマルチで良いのだが暗闇に光る月ってことで、スポット測光。
これら2点は重要だったわ。
MODE A MF 1/160 F5.6 ISO100 500mm DX SPOT
なんかいい感じ。DXにしているのは500mmとは言えクロップしたかったので。なので750mm換算。※特にクロップしたからFX換算するようなことは面倒なのと別な意味で誤解を招くのであえてしませんのでご注意。
MODE A MF 1/200 F5.6 ISO64 500mm DX SPOT WB:4500K
ISOを64に落としてみたのと、WBをオートから4500Kにしてみた。悪くないけど、んーーー。
MODE A MF 1/125 F5.6 ISO80 500mm DX SPOT 4500K
MODE A MF 1/60 F8 ISO64 500mm DX x1.4 SPOT
x1.4にしてみた。F8と一段落ちたけど、後で調べたらF値は明るければ良いってわけでも無いみたいでF8を使って撮影するケースが多いみたい。状況によるのだろうけど。
MODE M MF 1/1250 F8 ISO AUTO(1800) 500mm x1.4 DX SPOT
MODE M MF 1/40 F8 ISO LO1(ISO32) 500mm x1.4 DX SPOT
最後の2枚はISO感度を調整したもの。AUTOでも1800程度。逆にLO1(ISO32)でもダメでは無いんだな。
図鑑のようにクッキリした写真のものは天体望遠鏡でも使っているのでしょうかね。
月ってそれなりに明るいのに改めて実感。ISOも三脚を使いながらなので100でもそれ以下でも問題なし。ただしAFやマルチ測光の場合はイマイチな判断になるので、月だけにピンポイントでしっかり測光させることと、MFでゆっくりとピントを合わせることが一番のテクニックなのかな。WBやISOは特に気にしなくても!???。ISO100で三脚固定で長時間露光?・・・・月が明るいので露光時間は気にしなくても良いみたい。ISOは低いけど、月の周りによく見るとノイズがあるのが気になるなあ。
まあ専門ジャンルではないので特に追求はしないけど。