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映画

映画 孤狼の血

2018年5月12日(土)

映画 孤狼の血をマイプロデュース!

今週も映画。?先週は映画に行ったんだっけ?
映画 孤狼の血。期待していた珍しく邦画。

魂ふるわす圧巻の警察小説 原作 柚月裕子氏

はい。しっかり原作を読みました。宣伝では北野武氏作品の「アウトレイジ」に対抗する作品として、東映の答え「孤狼の血」ってことのようだけど、あまり比較にできるような作品でもないような!??
監督は白石和彌氏 凶悪や日本で一番悪い奴らなどこの手のアウトロー作品が得意で今までにない作品作りを手がける監督で気にして毎作見てます。

昭和63年、暴対法施工前の呉原(広島呉)を舞台に2大暴力団の抗争とマル暴刑事のお話・・・

警察小説って本屋にたくさん出てくるけど実はあまり得意ではない。ああこの作家また出した・・・って思ってもあまりすんなり入らないものが多くてね。過去に読んだ作品でおもしろい!って思ったのは黒崎視音氏の六機の特殊くらいかな。あとはどうしでもフィクションに付きものの、缶詰臭さ、レトルトぽさが残るようなどこか「ああそれはいくら小説でも作りすぎだろ」ってな要素が多くてムリなんだな。

今回のこの孤狼の血はそれなりに厚めのストーリーなんだけどあっという間に読み切った本で面白い。孤狼の血がシリーズ化しないだけ次回映画作品に期待はできないのが残念だけど他の小説作品も読んでみたくなったなあ。

さて、いつもの109シネマズ川崎。いつもは早い時間の上映会だけど今回は夕方18:50の部。ラゾーナで買い物帰り風の方とかいてそれなりに人は入っていたのかな?残念なことに隣のエグゼは空席だったけど。
小説が長めなので映画ではどれだけ収められるかが気になるところ。
出だしは日岡(松坂桃李)が着任し、大上(役所広司)の元に・・・ってなるけどその辺りは割愛。パチンコ屋でケンカ売るシーンは日岡がもっと空手やっている要素が出ても良かったような。まあ来まいかいことを言えばキリが無いので・・・・

大上ってもっとチンピラ風でドスが聞いた呉弁を話すのかと思ったら実はそうでもないし、もっと日岡を怒鳴りつけるような場面があっても良かったし・・・でも昭和63年っぽさは存分に出ていてよかったわ。電話ボックスにポケベルにマークⅡ、黒電話にビールの自販機に
なによりもえーって思ったのは、真木よう子がママ役で勤務するお店が、原作本では小料理屋「志乃」なんだけど、映画ではゴージャスなスナックで「梨子」になっていた。あまりにも広いお店だったのでこれには驚きだね。

うん よくできてて面白い作品でした。

 

 

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