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【写真機材】NIKON NIKKOR Z 100-400mm F/4.5-5.6 配備完了。

2022年12月31日(土)NIKON NIKKOR Z 100-400mm F/4.5-5.6 配備完了。をマイプロデュースしよう。

ついに待望の100-400が届いた。というか随分と前のネタになるのだが、持っていた80-400を下取りにだして購入したわけなのだが、納品までにZ9並に時間はかかったな。

6月27日 注文
9月13日 納品

というような感じで3ヶ月弱。たしかこのレンズは人気が高くて12月1日にニコンからのプレスリリースで2日以降の受注停止が発表された。あまりにも注文が多くて受注停止・増産検討ということのようだ。それだけ人気が高いレンズなわけで、そりゃ3ヶ月近くもかかるわけだ。
そもそもレンズの製造ってほぼほぼ手組みの工程が多く、フルオートメーションと違って簡単に増産とはなかなかできないもの。かと言って人手を介しての生産になるから安々と人をクビにすることもできずで大変なんだよね。
レンズ設計も使い勝手や性能の良さを求めるのはもちろんのこと、この製造工程をいかに簡単、確実に組み上げられるかも考慮しなければならないようだし、もし万が一の際の修理の際も分解しまた組み上げられることができなければ意味が無いわけで非常に手間がかかった物なんだな。

9月13日に納品されたものの、実際に箱から出したのはそれから1~2週間後?実際に試写したのはさらに数日後、そして本格的に撮影したのが今回紹介する11月27日と・・・納品されてから随分と時間が経過したものだ。注文してから5ヶ月も経ったか。

Z9に装着するとこんな感じ。このフォルムは割りとまあまあかっこいいけど、ズームが出てくるとあまりかっこよくない。もっと追求してほしかった。

希望小売価格:385,000円
市場価格:314,820円

NIKKOR AF-S 80-400mm を下取りに出したら 94,290円

購入価格:220,530円
ポイント利用:530円
支払価格:220,000円

値段はこんな感じ。80-400が9万円以上もするとは驚き。2013年発売でまもなく10年経過するというのに、まだまだFマウントユーザーの需要もあるってことなんだな。まあ全体的にニコンのカメラとレンズは中古価格も高いので、このような下取り価格も他社に比べて高くなる傾向にあるようだ。要は需要も供給もバランスが良い具合にあると中古でも価格は安定しさらに長い時間使い続けられる物ほど値崩れがしないというわけだ。ニコンに関して言うならば20年、30年以上も前のレンズでも普通に需要があって、まだまだ使いたいユーザーも多いというから驚き。自分も昔のオールドレンズを試して購入することもあるもの。いい味が出ていいんだよね。昨今のシャープなキレキレの表現に慣れてしまうと、レトロというか昔のレンズの柔らかさには温かみを感じるもの。

80-400mmに比べて重さは約150gほど軽減、大きさも胴体まわりは若干スリムになった気がする。フィルタ径は同じ77mm。80-400はFマウントなのでマウント径は小さくレンズが大きくなるのに対し、100-400はZマウントなので元々口径が大きく、胴体径もそのまま大きいのでスマートには見えるかな。

NIKON Z9+Z100-400mm 300mm MODE:M 1/500 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

初陣は昭和記念公園にて野鳥や風景撮影をしてみた。
野鳥とはいえ、普段から見られる鳥ばかりなのだが・・・カルガモ。

NIKON Z9+Z100-400mm 100mm MODE:M 1/200 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

紅葉。まだまだ紅葉シーズン。イチョウ並木は散っていたようだが、他はまだまだ見頃だった。このような場所の風景写真の場合はやはり広角で撮影したいところ。この写真がワイド端。もっと広いといいけどね。

NIKON Z9+Z100-400mm 100mm MODE:M 1/320 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

寄ったイメージだとこんな感じ。もう一歩、二歩後退して撮影したい気持ち。

NIKON Z9+Z100-400mm 400mm MODE:M 1/400 F6.3 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

カマキリ。もう寒い季節なのにな。日向ぼっこしにやってきたようだ。表情が横をみているようでいい。近づくと逃げるわけなのでここはズーム400mmで撮影してみた。まあZ9の性能が良すぎるので楽に撮影できてしまうのはある。

NIKON Z9+Z100-400mm 100mm MODE:M 1/500 F7.1 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

日本庭園前の紅葉。多くの人が写真撮影をしていた。ここも本当は人と木々の全体を入れて撮影できると良いのだが100mmだとこんな感じ。

NIKON Z9+Z100-400mm 400mm DX MODE:M 1/2000 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

テレ端側+DXで600mm相当で富士山を撮影してみた。

NIKON Z9+Z100-400mm 330mm MODE:M 1/640 F8 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

鳥屋さんじゃないので勝手がよくわからないがとりあえず撮ってみた。こういう小さい被写体撮影って周りの木々にもピントが当たるので難しいよなあ。暗いし。

NIKON Z9+Z100-400mm DX 400mm MODE:M 1/160 F8 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

なんていう鳥かはよく分からないけどたくさん群れていた。これも周囲の木々に当たるので鳥だけにピンというのは難易度高いような気がする。

NIKON Z9+Z100-400mm 310mm MODE:M 1/400 F8 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

カルガモ。


昭和記念公園を後にし向かった先は羽田空港。やっぱりこの100-400が活躍できる場所は飛行機撮影ではないかと思い、本当の意味での初陣はやはり飛行機写真。

NIKON Z9+Z100-400mm 300mm MODE:M 1/2000 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

T2デッキから狙える定番の絵。
もうこれしか無い!って感じのド定番ショット。T2デッキにきたらこれを撮影する以外なにがある!?って感じだよ。もうちょっとズームしてもよかった。

NIKON Z9+Z100-400mm 330mm MODE:M 1/640 F8 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

この写真を見た時に思ったこと・・たしかにここは紛れもなく東京なのだが、なぜかこのアメリカン航空がスカイツリーバックを背景になると「マンハッタン」になってしまうのが面白い。全然違和感ないし。
このスカイツリーバックでも330mm。テレ端マックスを使わなくてもこの構図。

NIKON Z9+Z100-400mm 400mm MODE:M 1/1000 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

C滑走路を撮影したもの。こちらはテレ端で撮影したのだが、A320でこの画角。となるともっと大きい飛行機になるとワイドになるわけだ。

NIKON Z9+Z100-400mm 290mm MODE:M 1/1600 F8 ISO200 WB:SUNNY PC:C20

縦で撮影するとこんな感じ。デッキの目の前のスポットを撮影すると300mm程度になる。やはりこういう写真も撮りたくなるわけなのでズームレンズは重宝する。

NIKON Z9+Z100-400mm 350mm MODE:M 1/200 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

マーシャラーがPB後にオールクリアのサインを出す。コックピットからはサムアップのサイン。PB後になるのでややスポットからは遠くなるものの350mmで撮影できた。

NIKON Z9+Z100-400mm 320mm MODE:M 1/2000 F7.1 ISO400 WB:SUNNY PC:SD

イタ。このイタも11月に羽田就航となった。この航空会社も前身から色々と紆余曲折はあったけどね。白地に緑のロゴかっこいいじゃない。欧州線はロシア上空を飛行せずにアラスカ経由の北回りになるためか燃料はいつもより多め?なのかローリングにも時間と距離を要して低空のローテションとなった。

NIKON Z9+Z100-400mm 400mm MODE:M 1/2000 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

スカイマークが良い位置に飛んでくれた。空、スカイツリー、ビル、海と良いバランスの中に飛行機。

NIKON Z9+Z100-400mm 200mm MODE:M 1/800 F7.1 ISO200 WB:SUNNY PC:SD

沖止めを撮影。これは200mm。

NIKON Z9+Z100-400mm 400mm MODE:M 1/1600 F8 ISO250 WB:SUNNY PC:SD

我らのA359で7番機。もうちょっと上を飛んでくれたらベストだったんだけどね。
ちなみに飛行機を撮影しているのだが、テクニックとしては飛行機はあまり意識していない。それよりもこのスカイツリーと海岸線のバーチカルとレベルをしっかり押さえることに意識を集中して、視界の中にいずれ入ってくるであろう飛行機が飛び込んできたらシャッターを押すという撮影方法なのだ。ただそうは言っても撮影するメインは飛行機なのでファインダーエリアはスカイツリーの右横に置く。
どうしても飛行機を追いたくなるのだが追ってはいけないんだよね。


この日のT2デッキはご覧の通り大盛況でレンズを構える隙間さえ無い状態。人の数で言えば数千人?シューターの数はざっと200組ほど。ちなみにこの後にT1へも行ったのだが同様な混雑振り。珍しい飛行機が来るわけでもないと思うのでなぜこんなに混雑したかはよくわからない。休日だから?

ちょっと空いたすきに陣取らせてもらった。

反対側(東)にはルーク・オザワさんがいて写真教室!?を開催していたようだ。この写真教室も2~3教室開催していたみたい。飛行機撮影楽しいものね。

さて100-400mmの初陣。昭和記念公園と羽田空港。フィーリングとしては80-400と比べて幾分軽くなったのと、ズームリングの動きとして新品だともっと硬い印象があるのだが優しくスムーズ。使いやすい。また80から100になった分もあるがリングの動きがショートになったのもの使いやすい。
描写力としては全域で違和感はなく、今どきのZレンズという感じ。Zユーザーだと操作性も視認性も違和感なくすぐに使いこなせる1本だと思う。
Zユーザーにはおすすめ!

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