インプレスフォトスクール「デジタル写真・実践」を受講してきた。その2と3
2019年11月17日(日)インプレスフォトスクール「デジタル写真・実践」を受講してきた。その2と3をマイプロデュースしてみよう。
11月9日(土)・11月16日(土)とインプレスフォトスクール。
第2回目の模様を書き忘れたので第3回目と共に書いてみよう。
まず第2回目はというと、課題として連続で100枚RAW+JPEGで撮影してくるというもの。たしかその第1回目終了後に小石川後楽園へ行って写真を撮ってきたんだっけ。
そしてその100枚連続撮影したままを持ち寄り、いいなーと思うものをジャンル別に選別。そのジャンルからさらに良いなと思うものを選別してひとつをピックアップするという講義。
セレクトはダメなものを外すというよりは、良い(良さそう)ものをピックアップしていく方法を採用する。
そのジャンル分けってのは初めてで新鮮だったな。ひとつの被写体に対して何枚も撮るのでそのなかから結局はどれが良かったんだろうってことを養う。なのでこっちのグループとこっちのグループでどっちか迷う・・・というような場合はそもそもジャンルの選別に誤りがあるってことなんだな。
そしてそのジャンル毎に選定を繰り返し作品発表の候補となる。
最後に2枚くらいになるとどっちも甲乙つけがたいことになるのだが、そうなるともう理由なんてあって無いようなもの。
というのが2回目の講義。
そして3回目の講義は前回同様に課題があり、5~10枚ほどRAW+JPEGで撮影してくる。その写真をメーカー純正以外のRAW現像ソフトでJPEG化してみてどうか。アドビのフォトショを使って様々なモードで現像しプリントしてみるというもの。
メーカー純正の現像ソフトがすべて正しいわけでもなく、フォトショのほうが見栄えが良くなるケースもあるし、純正でもRAWからJPEG現像したら悪くなるような結果も得られた。
同じ写真をRAWのまま、純正でJPEG、フォトショでJPEG現像と様々試してみる。ニコンの場合、純正ではさほど変化は無いものの、フォトショで現像すると鮮やかに見える。が、それが良いか悪いかは撮影者の判断。要はアドビは各メーカーの色再現をあくまでも予想した結果であって、それがニコンユーザの意図する結果であるとは言えない。それでも良いならフォトショのようにサード品を使ったら良いわけだ。
こちらは良い紙と悪い紙の比較。第4回目にこの辺りは集中的に実習するのだが、プリントしてみるとシャドー部分が明確にダメだったのがわかる。
撮影する技術はそれなりのものは身に付くが、作品づくり、人に評価されるような領域に入るためにはセレクト、プリントという技術を身に着けないと向上しないというのがよくわかる講座だった。もしかしたらだけど、春先からずっと受講してきた講座の中で最も勉強になっているかもしれない。
撮影するのはほんの一瞬。その下準備(いつ、どこで、どんな写真を撮りたいか、何をどう準備するか・・)と、撮影後にその準備の時に考えたいたものが撮影できていたかをセレクトし、プリントして評価・・・・。
奥が深い。