インプレス・フォトスクール「デジタル写真必修」受講その2日目(露出)
2019年4月8日(月)
4月6日(土)朝から江東区門前仲町の大横川、清澄白河の清澄庭園と桜を撮影し、本日のメインはインプレス社にてフォトスクールの第二日目。
インプレス社があるのは神保町。その周辺には神保町のほか、竹橋、御茶ノ水、小川町などアクセスが多い。清澄白河から門前仲町に戻り東西線にて竹橋下車で少々歩こうかと思ったけど、清澄白河から半蔵門線にて神保町直結が最速便利だろうと思ったのだが、駅構内を歩く歩く・・・遠い。
待ち合わせ時間をちょっと過ぎて到着。余裕を持って行動したい派としては嫌な行程だったな。次回からは素直にJR御茶ノ水から歩いたほうが無難だな。
今日は1名増加で6名。後で知ったけど、6回構成の講座でもし欠席した場合は他の開催のその講義を受講できるらしい。なので第2回目を欠席した場合は他の開催の第二回目に参加できるらしい!?。今日参加された方は少なくとも自分たちが受講した前の開催に参加されていて欠席され今回の講義に振り替えたということみたい。
今日のテーマは「露出」
印象的だったのは、岡嶋先生曰く「露出」が一番重要で作品づくりで最も迷うことが多い部分。その日良いと思った作品でも次の日に考えが変わるケースもあるのですぐに決めないこと。またパソコンの画面と印刷したもの。午前と午後、夜で光が異なるためよく考えること。
それと、この講義で衝撃的というと大げさだけど、撮影モードだよ。第1回目の実習から「プログラムオートで撮影を・・・」と言われたわけで、通常は露出優先モード(MODE:A)。飛行機のような早い動きのものはマニュアル(MODE:M)が定番で普通に使っていたのだが、プログラムモードって・・
何もプロのようなベテランは露出優先なりシャッタースピード優先モード、マニュアルで撮影してもよいだろうけど、そもそも今回の講義を受講するような写真撮影ド素人ですというレベルの人たちが、何をもって「露出優先モード」なんだよってことなんだな。
岡嶋先生曰く 「露出優先モードでF8で撮影しました」となった場合、そのF8の根拠ってなんなんさ!?、F11の根拠は?F2.8の根拠はなに?って問われた場合、ちゃんとその考えがあるのと無いのとじゃ雲泥の差。
だから最初はプログラム優先モードで撮影し、その撮影結果を見て良いのか悪いのか、明るいのやら暗いのやらを考え、だったら露出はこうだった。という光を読み取ることを理解するってことなんだよ。
いやーーーービックリ。納得。
たしかに、えーーーとF8かな。んーーーーF4で。F2.8でいいっか。てな感じ。そりゃー自分もそれなりに撮影することは人より多い(ハズ)ので、それなりに理解している(つもり)のだけどね。
約1時間の講義の後は実習。各々ビル周辺へ散らばって撮影します。
前回とほぼ同様、竹橋方面へ向かう。NComのビルの花畑は定番なのでここでたくさん撮影。その後は国立近代美術館周辺で桜を撮影。
さて今回の実習テーマは露出。プログラムモードで撮影。それに加え露出の値を+0.3、+0.7,+1.0。または-0.3,-0.7,-1.0で撮影比をする。
最近のデジカメは優秀なのでオートでもプログラムモードでも大抵ほぼ間違いない値で撮影してくれるのだが、コンピュータの目と人間の目、撮影した人の感じ方や意図、テーマなどから+だったりーで調整することは普通のこと。
なのでカメラまかせで撮影した1枚に加え何枚も撮影することになるわけだ。作品によっては明るめ?暗め?はあるからね。
花畑の写真。太陽が真正面から直射で当たっているため、オートよりも若干暗めがいいかな。カメラの設定では0.3単位となるため、もし微妙な設定が必要な場合は現像ツールにて微調整すると良い。
構図的に右下の花は余計。これはノーマルの状態が一番よかったかな。ただこれもパソコンの液晶画面で見る場合と、プリントする場合とじゃ違うのでなんとも。ただ白い花に直射日光なので白が明るくなりすぎることを防ぐためにも少し落としたほうがよいかもね。
このお花畑は明るい印象が強いのだが、これは周囲の白っぽい葉っぱが影響しているもの。それがカメラの明るさではないことは明確なので明るくても特に問題ではない。
これは4段階撮影したもの。これで良いと思ったさらに一段階調整してみようとのことだったので、マイナス調整したもののさらに一段落としてみてどうかと。まあさすがに-1.0だと暗いのでここは-0.7よりちょい明るいくらいがよかったのかな。
露出の調整ってこれで良いとは思わずにプラス、マイナス調整し、パソコンでみたり印刷したりで変化することを予め考えておくことなんだな。カメラやレンズの特性もあるしね。
次回は二週間後。第三回となります。